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#10 災害時だからわかる地方公務員のチカラ

はじめに


 皆さん、おはようございます。こんにちは。こんばんわ。
複業社労士地方公務員のNAKASHIMAです。今回は、災害時だからみる地方公務員のチカラについてわたくしの偏見ありきの記事です。

 2024年1月1日、能登半島地震が発生しました。私自身も大きな被害はないものの一時避難所に避難するくらいの被災した地域に住んでいます。 

 このたびの石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。また、被災者の救済と被災地の復興支援のために尽力されている方々に深く敬意を表します。
 また、この震災に最前線で対応していただいているすべての皆さま、その中でも地方公務員の皆さま、心からお疲れ様です。

 震災に関するテーマは、いろいろと意見はあるかと思いますが、今回の件で私が感じたことを記事にしていきたいと思います。

©NAKASHIMA

私の地方公務員適正

 初めに言っておきますが、私は地方公務員の適正は全くないです。なぜなら私自身が被災した際にそう感じたからです。被災地の地方公務員の方は、自分自身も大なり小なり被災しながらも、仕事とはいえ住民のために休日返上で避難所運営などの災害対応をされています。これは、私自身被災してみて、本当に大変なことだと実感しました。

 私は、避難所要員など災害時に業務時従事する担当に該当していなかったため今回の震災では、災害対応業務に従事することはありませんでしたが、もし、被災中に、避難所業務に従事しなければならないとしたら「絶対に無理だ」と思ってしまいました。

「絶対に無理だ」といっても多くく分けて2種類があるかと思います。

  • ① 自分優先で無理

  • ② 家族優先で無理

 です。つまり①「自分が大変なめにあってんのに、無理だ」②「自分はともかく小さい子供や高齢の親がいるから無理だ」の2パターン
 私の場合は②で「小さい子供がいるのに子供を置いて避難所なんか言ってらんねーよ。」と心の底から思っていました。

もし、自分に小さい子供がいなければ、もしかしたら「住民が大変な目にあっている避難所で少しでも住民のために何かしよう」なんて思ったかというとそう思わなかったと思います。

結局は、小さい子供がいるから災害対応は無理だ。なのではなく、こんなひどい目にあってんのに人のことなんか考えてられねぇ。という自己分析です。

なので、自分は地方公務員には向いてないと実感したのです。

©NAKASHIMA

 私とは逆に、自分が大変な目にあってなお、困っている住民のために「何かしないといけない」と思って、かつ、行動に移すことがことができる方は同じ地方公務員として本当に尊敬します。誇りに思います。そんな人が一人や二人でなくたくさんの方が地方公務員として災害現場、現場だけでなくいろいろな場面で業務遂行している世界。素晴らしい人材の揃った世界だと思います。

地方公務員のチカラの源泉

 なぜ多くの地方公務員の皆さんが、自分が大変な目にあってなお、困っている住民のために行動することができるのか?

 これは私の独断と偏見ですが、それはまじめさ。誠実さ。実直さ。これらの素養を兼ねそろえた方が地方公務員には多いのではないからではと私は思います。

 真面目であるが故にしなければならない通常業務をきちんとこなしつつ
 誠実であるが故に、困った人がいたら放っておけない
 実直
であるが故に、助ける

 すいません、私の語彙力が乏しすぎて、とても軽い言葉になってしまいましたが、「公務員の人って面白味がない」「真面目過ぎ」なんてことを言われる傾向があるかと思いますが、いざ災害対応面ではとてつもない武器になっています。

©NAKASHIMA

終わりに

 最後までお読みいただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか?災害時だからこそ感じたこと。自己分析できたことを書いてみました。改めて地方公務員の強みというのがわかっていただけたらと思います。
 最後になりますが、この度の能登半島地震で被害を受けた方にお見舞い申し上げるとともに、災害対応されているすべての方に敬意と感謝を表します。
 ありがとうございます。

©NAKASHIMA

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