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読書ができない

秋花粉から順調に寒暖差アレルギーへと移行し、ティッシュと薬がこの世でもっとも頼もしく思える嫌な季節、ご機嫌如何でしょうか。私は最悪です。

ここ数年、あんまり読書に集中できなくなった。ちょっと読んだら気が散ったり眠くなったりする。図書館で借りた本を読まずに返すことも増えた。本屋さんで働いている友達にその話をした。

ほんならその子が、

「本を読むって最後まで読み終わることじゃなくて、触って開いて文字を見るだけでもええんちゃう?読み終わることを目標にするんじゃなくて読んでる今を楽しめたら…。自分も読み終わらへん時よくあるんよね。でもいいねん。」

って言ってた。

その子の話を聞いて、自分が読書だけじゃなく、何においても終わりを意識してしまっていることに気づいた。仕事し終わる、課題を終える、食べ終わる、全てのことがらを終わりから逆算してる。でも予定通りにいかないことも多くて挫折感を味わう。その疲れが溜まっているのかもしれない。

自分にとって何かを最後まできっちりやり終えることは得意ではなく大変なことで、ちゃんとやりてえとかやり切りてえとか、デカいこと成し遂げてえとか、目標やったり理想やったりはあるけどなかなかその通りにはならんくて、そら疲れも溜まるわな。理想はあってもアプローチのプロセスが遠回りなんかな。もしかしたら終わりはないのかもしれない。何事も今の積み重ねなんやなと思った。

軽やかにカッコよく生きたいな。でも泥臭く人間らしく生きたいな。

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