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これがすべて

競馬(他のギャンブルや物事にも当てはまる)で勝つ、勝ち続ける人の特徴は
概ねある一部に収束することが改めて判明した。
今回はこれについて記す。

回収率>的中率

これは周知のとおりであろう。仮に90%の的中率でも、
結局回収率が100%を超えなければ、負けである。
では具体的にどうすれば回収率を高めることができるか?

回収率を重視するということは、期待値の高い馬券を買うことを意味していると捉えてよい。
競馬において、期待値とは以下の等式で表せる。

期待値=的中する確率×オッズ

なので、期待値の高い馬券というのは、的中する確率、オッズ、どちらか(理想はどちらも)高ければならない。
人気サイドでは、的中確率は上がるが、オッズは低く購入対象としてみなしづらい。
人気薄サイドでは、オッズは高いが、的中確率が低い。これまで自分は、専ら回収率至上主義の考え方をしていたが、的中率をないがしろにし過ぎるのも良くないと結論づけた。それは人間の防衛本能からではなく、合理的な裏付けによるものである。
理想はやはりいいとこどりである。どちらも高ければ購入対象になりえる。


むしろこれ以外の馬券は買うべきではない。
読者(各言う筆者もそうなのだが)の方で、トリガミや当たったけど、とても安い払い戻しであった経験はあると思う。
様々な競馬で勝つ法則や思考を研究していると、どうやらこの馬券は不必要であることが改めてわかった。
つまり、トリガミや払い戻しが安くなるのであれば、その買い目を買わなければ良い。ただそれだけの話。
もちろん的中率はガタ落ち、せっかく予想は当たっているのに外れることなど、ザラかもしれない。
だが着目すべきはそこではない。そんな小銭を手に入れるための馬券を買ってては、これまで通り負け組である。
一番重要な部分は、購入資金を圧倒的に減らせる部分である。
また、高配当の買い目しか買ってないので、当たれば万馬券は間違いない(個々人のリスク許容度によるが)。
✖✖✖✖✖✖✖✖✖✖〇✖✖✖✖✖✖✖✖
極端な例になったかもしれないが、
これで良いのである。
長期的に回収率100%を超えている人はこのような買い方をしているひとが多い。これは紛れもない事実である
だが、多くのひとはこれをやらない。
なぜなら、人間の元来から持つ防衛本能によるものが多い。
詳しい説明はプロスペクト理論に任せるが、
人間は損をすること・外すことを極度に嫌う。
これが原因。
上の買い方をすれば、一目瞭然、ほとんど外れる。
だからみんなこの買い方をやらない。
(多分大丈夫だと思うが、長期的と自分は書いた。短期的には、偶然性に依存する割合が大きいからだ。例えば、ダービーだけ100万賭け当てる、それっきり競馬をやらない、もしくはその他のレースは100円で賭けるなど。この場合、回収率100%を超えてくるだろう。だが、その100万賭けが外れたら……。ね。)

話を脱線したが、
いいとこどりの話に戻る。
このいいとこどりをするためには、
オッズが高いのに、的中する確率が高い馬を
pickupしなければならない。
ここが予想家としての腕の見せ処である。
これが俗にいう期待値の高い馬ということになる。
読者のみなさんは、こういう背景を理解していただろうか?
恥ずかしながら、かく言う筆者は明確に理解できていなかった。

まとめる

期待値の高い馬を見つけ、
買い方としては、
一定のオッズ以上の買い目のみを買う。

(※一定のオッズ、この線引きは個々人のリスク許容度や資金量に依存する)
それ以下の馬券を買わないようにすれば、
ガミや低配当がなくなり、購入金額も減るので、資金効率は間違いなく上がる。


予想◎〇▲などを選定
期待値の高い馬のチョイス。
   ここが個々人で差がでるポイント
   闇雲にオッズだけ高いのを買うのでは、極端に的中率が下がり、パフォ     ーマンスに影響がでる
決めた線引きで買い目を絞る
低配当を排除
   線引きの数字も大事だが、
 極端な数字でなければ、それほど重要ではない。

この2段階。

余談

この研究をしている中で、人気投票
→(人気で馬券を買う方法)について学ぶ場面があった。
例えば、
3連単フォーメーション
1列目:123番人気
2列目:1234番人気
3列目:12345番人気

メリット
・考える時間があまりなく、シンプルなので、初心者向け。
・ハマるときはすごい
デメリット
・直前まで人気が定まらない場合も十分ある
・期待値の部分で話したように
 闇雲に人気ないから買うというのは、
 大幅な的中率の減少につながるおそれがある。
・買い方にもよるが、点数が増えがち
・そもそも人気と的中する確率が比例していないことを
 理解しているのかどうか
 →(重視するなら、人気ではなく、オッズ)
 
結論かなり否定的であります。

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