僕の描く、『スポーツビジネス』の目指すべき未来
こんにちは!ソーサルの中島です!
僕についてはこちらの記事に詳しく書いてますので、よければご覧ください!
世の中一般に見ると、スポーツのマーケットって小さいと言われています。特にフットサルといったマイナースポーツなら尚のこと。
僕も会社をやっていることもあり、もちろん資金調達も検討しており、エクイティーファイナンス(=株式で資金調達を実施すること)をするために投資家に話に行きます。
そこでまず言われるのは「スポーツ」かあ。ってことw 聞き飽きるくらい聞くことができて、逆に気持ちいいです(違
まあそんなことはどうでもよくて、これが社会のビジネスとしてのスポーツに対する現状の価値観だということです。
つまり、「スポーツ = 儲からない」この方程式が成り立っているのです。
スポーツは儲からないのか?
この問いに対する現状の解は明らかに「YES」。
これはいうまでもないと思います。なので世の投資家の評価は実に妥当だと言えます。
代表的なのがJリーグ。例えば先日Jリーグの2017年度の決算資料が公開されました。これを見ると、J1リーグでさえ、J1平均の当期純利益は「3600万円」です。これ結構衝撃的ですよね。
しかもその3600万も実力で稼げたのか?というとそんなこともない可能性が高いです。(今までの関係値の中で稼げたなど)
これがスポーツビジネスのまぎれもない”今”です。
なぜスポーツは儲からないといけないのか?
まず大前提として皆さんに理解してほしいことが、「スポーツは儲かっちゃダメなんだ」という謎の幻想…
これがスポーツ領域では非常に大きいように感じます。
僕はここは大きな間違いだと思っています。
「ビジネス = 悪」という方程式がスポーツの領域ではなぜか強調されがちですが、そんなことはないはずです。僕はSHCというJリーグのスポーツビジネススクールに通わせていただき、Jリーグの今を知りました。
Jの中のスタッフは年収200、300万は珍しくなく、そのままずっと年収は変わらないため、スタッフとして働きたくても働けない環境が今あります。
これを起こしている原因は「スポーツがビジネスとして成立していない」ことに起因します。
「ボランティアは継続しない」これがまさにスポーツに言えます。腰を据えてガッツリ未来を作りに行くにはスポーツはビジネスとして成立させていく必要があります。
どうやったら、スポーツは儲かるようになるのか?
ここがまさに肝です。
スポーツが儲かる産業になるためのキーワードは「労働集約モデル」からの脱却です。つまりは「チャリンチャリン」ビジネスを作れるのか?というのが大事なテーマです。
まずこれを作れない限りスポーツは儲かりません。
わかりやすい図があったので、引用させてもらうと以下です。
例えば、今のJクラブの収支構造は以下で構成されています。
⑴チケット収入
⑵グッズ収入
⑶スポンサー収入
この事業特徴は「やればやるだけ儲かるモデル」(労働集約型)です。
試合を開催すればするほど、1試合あたりの利益が出る場合、利益は増える構造にありますがそれと同時にコストも増えます。結果として、開催数分だけ利益が積み上がる構造です。
しかし、試合数は仮に毎日開催しても年間で365回しか開催できないですし、まずそんなにしたらスタッフが疲弊してしまうわけです。
基本的に今のスポーツビジネスの根幹は全て「労働集約モデル」で構成されているわけです。
これを「チャリンチャリンモデル」に切り替えていくこと。これが僕のスポーツ領域におけるチャレンジです。つまり、コストはある程度一定で、利益が積み上がる構造を作ることです。
下の図で言えば右の図で、初期コストを払えばあとは利益として積み上がる構造です。これをスポーツは作らなければいつまで経っても儲からない領域としてお金も集まらない構造に陥ります。
スポーツ領域はイベント事業などが参入コストが低く、やりがちですがこれは労働集約モデルの典型例なのでビジネスとしてやっていくことは難しいのではないかと思う次第です。
まだ僕らが作っている新規事業の詳細は伝えられませんが、またおって発表させてください!スポーツビジネスを変えて行きますよ!
僕らと一緒にスポーツビジネスを変えていくことをやって行きたい!そんな人はお気軽にお声がけください!
スポーツビジネスを一歩でも前に進められるように頑張ります! サポートいただいたお金は僕の仕事のカフェ代にさせていただきます!