FCNAKAIから考察する、今のFリーグに必要なのは「強いこと」?
ここについて僕なりの意見を。
僕の知人に中井健介というFリーガーの選手がいまして、
彼がFC NAKAIという日本一のフットサルチームを目指すチームを立ち上げました。
僕としてはシンプルに応援!
その一択なのですが、
いくつか否定的な意見も散見されるようで、
僕なりの意見をまとめてみます。
今のFリーグに必要なのは、「強いこと」なのか?
中井さんの立ち上げたFCNAKAIは
ここ数年Fリーグが注力して行ってきた施策への再考の良いきっかけになるんじゃないかと思っているのですが、要は「強ければ、集客に繋がる」というよくスポーツ業界で言われる仮説です。
Fリーグはここ数年
「強いこと=集客に繋がる」をモットーに施策を実施してきました。
そこに対する結果は以下の通りです。
みてわかる通り、着実に観客数は減ってきています。
ここ2年間は1,000人を切ってしまいました。
(高野さんのnoteから画像は引用しています)
つまり、
「強くなること」にFリーグとしては注力してきたわけですし、
実際にFリーグのレベルは世界的に見ても非常に高いものがあります。
(誤解なきようにいうと、「チームが強くなる」というのも集客を強化するという要素のうちのあくまで1つでしかない)
実際に、名古屋オーシャンズというチームは、
世界的に見ても最強です。
https://f-sal.com/watch/11959/
その一方で、前述の通り、観客数は減り続けています。
これがまず事実です。
一方、FCNAKAIはフットサルに興味ない人を惹きつけている
その一方で、
FCNAKAIは「フットサルに興味ない人を、フットサルに巻き込んでいる」
これもまた事実です。
事実と、事実を比較しないと、
空中戦になるのでまず事実を押さえるのが重要かなと思います。
僕にも何人か、
「FCNAKAIはバラエティーだからスポーツじゃない」というご意見をいただいたのですが、どちらが価値があるか?と言われた時に、前述の事実と事実を比べた時に、僕はFCNAKAIの方が可能性を感じるわけです。
スポーツの価値は人が”求める人の数”
これは武井壮さんの話の中で出てくる言葉なのですが、
これは本当にそうだと思ってます。
つまり、
基本的には求める人の数が多い方が正解だと思うわけです。
その意味で、FCNAKAIはすごく価値があると思います。
なぜなら、上手い下手は抜きにして、彼らの挑戦するというストーリー自体が、多くの観客を惹きつけ、結果としてフットサル、Fリーグへの関心に繋がっている。
Fリーグ側も、リソースがない。忙しい。
そういう事情はもちろんあると思いますが、そう言ってても現状は変わらないので、何かしらアクションして欲しいなと思います。
僕にできることなら本当に手伝うので、声かけてください。
Fリーグが少しでも、そしてその結果としてフットサルというスポーツがより豊かで、より良い環境に繋がると嬉しいなと思っています。
そして、僕自身もまだ公表はできないものの、その環境実現に向けて、動いてますのでまたおって公表させてください。
FCNAKAIには引き続き、頂き目指して頑張って欲しいですね!
中井さん、選手の皆さん頑張れ!
スポーツビジネスを一歩でも前に進められるように頑張ります! サポートいただいたお金は僕の仕事のカフェ代にさせていただきます!