僕がリクルートを辞めて、"スポーツビジネス"で起業する理由
ソーサル の中島です。
先月8月末で新卒から3年半勤めたリクルートを卒業いたしました。
元々入社から3年で卒業させていただく予定だったので、当初の予定通りです。
そして、現在ではソーサル とは別に、
新しいフットサルのwebサービスを開発しており、そちらで起業します。
僕がリクルートに入った理由
僕は新卒で、リクルートホールディングスに入社させていただき、web採用としてリクルートの門を叩きました。
僕の場合、web採用とは言っても入社の頃にはwebの知識は0。
web採用と呼ぶにはお粗末な状態でした。
そんな僕をとってくれるリクルートの懐の深さには感謝をしています。
僕がリクルートに入った理由は大きく2つ
⑴大企業での働き方を体験する(良くも悪くも)
⑵webの知識を実務を通して学ぶ
でした。
その意味で今の僕はリクルートで思い残すことはありません。
リクルートに入社してからは、
⑴SUUMOのプロダクト改善・商品企画
⑵新規事業のプロダクト改善
を大きく任せてもらい、社会人として、ビジネスマンとしての基礎を学ばせてもらいました。
僕がスポーツビジネスで起業する理由
そんな僕がスポーツビジネスで起業する理由は大きく3つです。
⑴スポーツのとんでもないポテンシャルに気づいてしまったから
⑵僕にしかできないことがあると思ったから
⑶仲間とワクワクする働き方がしたかったから
以下説明していきます。
理由⑴スポーツのとんでもないポテンシャルに気づいてしまったから
僕はリクルートに新卒で入社しましたが、
入社する直前に『ソーサル 』というフットサルのwebサービスを3年間運営しています。(ソーサルについてJFAの記事をご参照ください。)
このサービスに関しては元々僕が大のフットサル好きで毎週のようにフットサルを楽しみたい!そう思った時に、主催者側が大変な想いをすることが多く、そこを解決したいという気持ちで開発したサービスになります。
そして今では会員登録数は1万名を超え、
フットサルをしたい人がフットサルを気軽に楽しめる環境を作るきっかけが少しだけできているのではないかという肌感を持っています。
そして、その活動の中で感じたことは"スポーツのチカラのスゴさ"です。
ソーサル には本当に老若男女さまざまなフットサルを楽しみたい方が、参加していますが最年長は61歳の方、最年少は小中学生までと非常に幅広いのが特徴です。
そして、フットサルというスポーツはそんな人たちを自然と交流させるチカラがあります。
考えてみてください。
61歳の方が小中学生と交流する機会なんて普通ないですし、ましてやそこでゴールが決まったらハイタッチする。
そんな体験を、繋がりを作れるのがスポーツの素晴らしさだと、感じています。
僕は全国さまざまな土地に行っては現地の人たちとボールを通して交流するという活動をしてきて、すでに行った都道府県は30を超えました。
そして、その繋がりはまさに宝物です。
だからこそ、僕はこのスポーツという価値を最大化したい。
そう思っています。
理由⑵僕にしかできないことがあると思ったから
しかし、このスポーツには大きな課題があります。
それは"スポーツがビジネスとして成立していないこと"です。
それを考えるきっかけになったのは、
Jリーグを母体とするビジネススクール『SHC』に通って学んでからです。
例えばJリーグでいうと端的に言うと、
Jリーグ(特にクラブ側)はビジネスとして成立していないのが現状です。
J1でさえ、基本的に売上は平均30億程度。
しかも、その売上は全てコントロールできない要素に支配されています。
⑴チケット代
→ex.雨が降れば売上半分。
⑵グッズ代
→ex.順位が悪ければ売上悪化。
⑶スポンサー代
→ex.スポンサーの業績が悪ければ削減対象。
といったJリーグの現状を目の当たりにしました。
いくつかJクラブからお誘いはいただきましたが、Jクラブの中から変えていくのには時間もお金もかかりすぎるし、今の僕のいるべき場所ではない。そう判断しました。
Jリーグの現状についてはこのブログ内に記述してある通りですので、よければご参照ください。
だからこそ、
僕は"外"からスポーツビジネスをより持続可能な産業にしていくチャレンジをしたいと思い、今回の起業という選択になりました。
そして、それはリクルートでビジネスの基礎を学び、フットサルというマーケットでチャレンジし、スポーツを変えていきたいという想いの強い僕にしかできないことだと思いました。
⑶仲間とワクワクする働き方がしたかったから
最後は起業すること自体への理由です。
リクルートは実に恵まれた環境でした。
*やりたいと思えばできる環境がある
*たくさんの事業をもってる
*待遇も悪くない
そんな中であえてこの決断をした理由は、
27歳での働き方ではないと思ったからです。
たしかにリクルートにいれば、いい給与がもらえます。
ただ、そんな自分に"ワクワクしない"自分がいました。
27歳から30歳までの3年間を考えた時に、
3年後の30歳の僕ならどっちと仕事をしたいか考えました。
⑴リクルートで6年間働き続ける僕
⑵リクルートで3年間働き、3年間起業してチャレンジした僕
こう考えた時に、
⑵の自分は仮に失敗したとしても、
経験の総量も、その時の得るものもとんでもなく差ができているんだろうなと思っている僕がいました。
なぜなら⑵の選択は、自分で会社を切り盛りしないといけないし、営業、マーケティング、経理までありとあらゆることを良くも悪くもしなければなりません。
そして僕はそれをチャンスだと思いました。
そして、
そのような環境にとてつもないワクワク感を感じました。
そしてなにより僕にはソーサル にかかわる中で非常にたくさんの仲間に恵まれ、彼らと一緒になってワクワクすることをしていきたい。
極端な話ですが、
明日死ぬかもわからないこの世界で、
自分がワクワクできないことに時間を使っている時間はない。そう思いました。
大学時代公務員を志望していた僕がまさか起業という選択を取ることになるとは人生って面白いなぁとほんと思います笑
【スポーツビジネスを持続可能な産業にする】
これが僕の直近2、3年のチャレンジです。
短期的には
フットサルをしたい人がフットサルをしやすい環境を作りにいきます。
そして、フットサル施設、フットサルプレイヤーがよりイキイキしていける世界を作ります。
どうぞご期待ください。
ただ何一つ僕だけでできることはないので、ぜひお力お貸しいただけると嬉しいですmm
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ソーサル 中島
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