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第7回 マーケティングトレース×初心者会

こんにちは。
去年の秋ごろから毎回お邪魔している、マーケティングトレースミートアップのレポート第七回を行います。

今回は、「初心者向け」のイベントになります。

このレポートは
いままでマーケティングトレースをやったことがない…という方に
”初心者に最適な” マーケティングトレースのやり方をお伝えできればと思います。

さっそく、
今回のイベント内容についてお伝えしていきましょう。

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目次
14:00- 自己紹介(3卓)
14:20- マーケティングトレースとは、大切な考え方
14:35- 二瓶さんによるトレース方法伝授
14:45- もくもくタイム
15:45- 実際のフィードバック

以上の内容でお送りします。


14:00- 自己紹介

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まずは自己紹介タイムから始まりました(全3卓、1卓5人ほど)。

みなさん比較的、
ご自身の役職や仕事内容、最近読んで面白かったマーケ本など、
マーケティングの側面で切り取ったご紹介をされていました。

また、
なぜマーケティングに興味を持ったのか、
本イベントに参加した理由(日々の課題)
などを話されていました。

そこでみなさんの課題として挙げられたのが、
マーケティングトレースをnoteやtwitterで見てやりたいと思うが、
・いまいちやり方がわからない
・実際に集中してやる時間が取れない
・フィードバックしてもらえる環境がない

というものでした。

その想いを持った参加者のみなさんが、
どのような体験をしていったのかをレポートしていきます。


14:20- マーケティングトレースとは、大切な考え方

「ふだんからツールやバズワードだけに固執せず、根本的な戦略から考えられる脳トレをしよう!」
というのが、この会のテーマです(だと思っています)。

そして、その上流の仕事に関わる能力を付けるための、
マーケティングトレースとは、
「企業分析+自分がCMOだったときの戦略・戦術立案」のことだと考えています。

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そのため、
自分がCMOだったら?と考える訓練を次のモクモク作業中に行っていきます。(マーケティングトレースについての詳しい説明等は、黒澤さんの固定noteをご覧ください。)

14:35- 二瓶さんによるトレース方法伝授

ここから、実際のマーケティングトレースの方法に入っていきます。

講師をしてくださるのは、
毎週マーケティングトレース記事をPick upした「今週のマーケティングトレース記事5選(略)」を作成していらっしゃる二瓶さんによるトレース講座です。

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今回は、二瓶さんが以前トレースした「愛知ドビー株式会社」についてのお話しを伺いました。

15:45- もくもく会

さて、
お二人からやり方を教わった後は、分析したい企業について1時間ひたすら調べていきます。

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この1時間がかなり短いんです…。
本気で焦ります。本気で焦ります。

情報がどこにあるか探せず…
調べようと思えばいくらでも情報がでてきて埋もれ…
検索するにつれ自分がどこまでしらべればよいかわからなくなる…

などなど迷路になる要因はたくさん。

ただ・・・・このトレースタイムで必ずやることとしては、”自分がCMOだったら?” という仮説をたてて終えることです。 


このマーケティングトレースで身に着けたいスキルは、”上層の戦略・戦術まで、自分で思考し、実行する”ことです。

そのためには、
自分の目からみたときに、『この企業がもっと売り上げを伸ばすためには、どう手を打てるか?』について仮説を立てる筋トレを行うことが大切です。

なので、
”自分がCMOだったら?” という仮説をたててトレースを終えることを第一目標として、まずは一周トレースしてみましょう!


15:45- 実際のフィードバック会

始まる前に主催の黒澤さんから

みなさんいつも終わってらっしゃらないので、、笑
・こういう仮説が見えてきました
・気になったところはここです
というご意見を仰っていただいた上で、

・自分がCMOだったら 
という仮説を伝えていただければと思います。

という言葉を頂きました。
(そうだよね…終わらないよね!!)


ちなみに、
さらに脳に汗をかきたい方は他のかたのトレース発表を聞く際に

・初見で分析結果をみたときに自分がこの企業のCMOだったらどう対応するか?
・発表者が立てた仮説をより良くするためにはどうしたら良いか

を考えてさらなる筋トレをするとよいと思います。
是非身近な方とのトレースをする際はお試しください。

以下は、発表の一部になります。

シュプリーム
・スケーター全盛期に設立
・ブランドとのコラボ以外にも スポーツ選手、レディガガで手を出したくなるアーティストとのコラボ (ノースフェースやルイヴィトンなどのハイブランド中心ではあるが、幅広い)
・日本にも直営店有
・アメリカはインフルエンサーからブランドに入る
・スケーターはごちゃごちゃしているイメージ→高級感、清潔感→他のファッション系の人もおはいりやすい
・大量生産がおおい時代(ユニクロ、H&M)に高級志向
・プロモーション
NY中にまずロゴを張りまくる(ゲリラ的なPR)
・簡単なロゴが最高のPRだった
・歴史上の人物Tシャツにスプリームロゴ→パクリというタブーをやっているが、パクられた方が逆にコラボしたいという流れになった
・投資ファンドとの提携が強い つながりが強い
・自分がCMO なら
①ブランドをファッション外にも広げる 
不動産投資、インテリア、香水、デバイスカバー、飲食店、音楽フェスやファッションショー、スケボー新競技、とコラボ
②シュプリームの専門ECサイトでシュプリームロゴを見過ぎて逆にダサいと思っている人たちに向けてロゴを弱めにしたグッズや、姉妹ブランドを作りサブカル系の人向けてブランドを抑えた販売する

質問
・ブームに乗っかったのなら、ブームがいきなり終わることはない?→そのための別の業界にいくことを考えてみる。ファッションは移り変わり激しいので飽きられやすい。理念的にゲリラ的PRができるのであれば、他業種に参入する心理的ハードルは少ないのではないか?
・ネットフリックスの番組でシュプリーム特集をやってた。たしかに、数量限定の煽り、プレミア感・ロゴが書きやすいのに手に入らない感じがあった。日本でも数量限定グッズ販売時には行列ができていた。 
・コピー商品に対しどう対応するのか?なぜ放置しているのか?→自分たちがオマージュ商品を出していた。炎上マーケに近い、顧客間ではお前は偽物だけど俺は本物だからというコミュニケーションがあり、盛り上がるのではないか?
・何代目などあるのか?毎年あたらしいリュック出しているが、プレミア感を設けているのか?
(対象企業:シュプリーム)


いかがでしたでしょうか?
相変わらず会場閉鎖時間ぎりぎりまでみなさん盛り上がっていらっしゃいました。。笑

最後に、
主催の黒澤さんから、発信についてのコツを教わりました。

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継続的にやらねば…と思いつつ発信が出来ないのですが、なる程、頑張れる文字数で発信すればいいのかと…。

自分の中で型をもって習慣化することが、マーケティングトレースの大切な筋トレ方法なので、是非真似したいと思います(140字から)。

発信についてはまた違うnoteで書ければなぁと思っています。

次回の3月のマーケティングトレース会も参加します!
お読みいただき、ありがとうございました!

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