こころの病気とひきこもり 私の場合〈強迫症のこと③〉
20代の頃のこと
強迫症による体調の悪さから、大学の授業にほとんど出られない状態になっていた私は留年をした。
実家での居心地がよくなかったため退学して帰省することも苦しく感じた私は両親にお願いをし学費を出してもらった。
苦しい日々の中でありがたかったことは、私のゼミの担当になってくださった先生が、若い頃に精神の病気になった経験のある先生だったことから、理解されにくい自分のこころの状態をすんなりわかってもらえたことだった。
卒論指導の時間は、卒論の話はせずに私の体調の話ばか