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【不妊治療】流産後、夫がかけてくれた言葉
今日は、流産後に腹痛がひどくなった時のお話です。
自然流産後、通常であれば腹痛は収まるはずなのですが、むしろ流産前より、どんどん下腹部が痛くなってきてしまって…。
自然排出しきれなかったため、痛みを起こしているのかな?と考えていたのですが、病院で診てもらったところ、そうではなく。
子宮腺筋症が原因で痛みが出ているようでした。
子宮腺筋症とは、
子宮内膜組織が子宮筋層の中に出来てしまう病気です。
それ以外の場所に、子宮内膜組織ができてしまうのが子宮内膜症です。
1年前に婦人科で見てもらった時に、子宮内膜症と併せて子宮腺筋症も発症していると言われて、初めてその病気を知りました。
軽症みたいだったので、子宮内膜症よりも気にしていなかったのですが、その子宮腺筋症が痛みの根源だったようで…。
具体的には、
流産して一気に子宮が縮んだことで、その子宮筋層が対応しきれず、血が巡らなくなったり、収縮してしまうことで痛くなっているとのこと。
徐々に良くなっていくけど、しばらくは痛いから今は痛みを薬で抑えるしかない。
ということで、数日は薬で痛みを抑えていました。
2,3日は薬を飲みましたが、その後は痛みはなくなっていきました。
人間の体の回復力ってすごい!
流産後や、痛みが強かったときは、
ずっと子宮内膜症の治療をしてきたのに、ちゃんと向き合ってきたのに何でこんなことに…。
食生活や睡眠にも気を付けているのに何で上手くいかないの?
何がいけなかったの?何が足りないの?
と、自分ではどうしようもないことや、過去を責めることばかりしてしまっていました。
でも、夫から
過去を責めても、過去が戻ってくるわけではない。
病気は自分ではどうしようもないこと。責めても治るわけではない。
だったら今あるものに目を向けて、良くしていこう。
と言われて、少しずつ前向きになっていきました。
病気はあるものの、体はしっかりと回復してくれたし、心も元気になってきた。
夫や家族も元気でいてくれる。
不妊治療ができる環境がある。
好きなことができる時間や環境がある。
仲良くしてくれる友人がいる。
もっと言うと、
住む家があって、毎日温かいご飯が食べられて、温かい布団で寝られているだけで幸せなんですよね。
今あるものだけでも十分幸せ。
流産は悲しい出来事ではありましたが、そんなことに気付けた貴重な経験でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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