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『じーじ、65歳で保育士になったよ』

この記事では、「ひとづくり、じぶんづくり」というテーマに関心のある方におススメの書籍をご紹介します。

元IBMの高田さんという方が65歳で保育士になられた話です。
日本IBMも元社長の北城さんが推薦されています。
知らなかったことがたくさんあります。

一番驚いたのは、保育士の資格取得がとても難しい事です。

失礼な表現になりますが、ここまで難しいのかと思いました。
保育士試験を受験する人はざっくり4万人強。
そのうち合格する人は1万人なのです。

合格率2割くらいです。
まじですか!!!!!

もちろん、これ以外に学校を卒業することで取得できる人が数千人から1万人います。
しかし、学校を卒業するには数百万円単位の投資と時間が必要なのです。
保育士さんが足りない中で、どうしたら良いのかと思いました。
勉強する対象が多岐に渡るのです。
筆記の対象は以下になります。

保育原理
教育原理
社会的擁護
児童家庭福祉
社会福祉
保育の心理学
子供の保健
子供の食と栄養
保育実習理論
これに加えて実技があります

造形表現
言語表現
音楽表現
のうちの2つを選択します。

造形表現
言語表現
音楽表現
のうちの2つを選択します。

著者は、保育園不足の記事などを読んで一念発起して保育士を目指します。
学校に通う時間とコストを下げるためにも通信教育で挑みます。
結果合格し、しかも自宅から近くの設立準備中の保育園に就職できます。
かなりラッキーな例だそうです。

園児からじーじ先生と呼ばれて慕われているようです。
本の中身は、テスト勉強の仕方から、対策
保育園で起きる事、対応の仕方
運営の仕方など多岐に渡ります
実際に高齢で保育士を目指す方にとっては、素晴らしいガイドブックになると思います。

最後の様々な提言も、さすが元ビジネスマンという感じで読み応えがありました。

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