【通年9位】【下半期3位】「なぜ大手の自動車メーカは失敗し、田舎の車販売店がサブスクで成功できたのか?」2021facebookいいね!ランキング

「なぜ大手の自動車メーカは失敗し、田舎の車販売店がサブスクで成功できたのか?」読みました。
単純に面白かったし、痛快でした。

書いていることはロジカルだし再現性ありそうです。

サブスクって流行っていますが、うまくいってない会社も多いですよね。
自動車だけでもキャディラックは撤退。フォードやBMWの他トヨタもKINTOという名称でやっていますが、うまくいっているという話は聞こえてきません。


この会社は2012年から今でいうサブスクモデルを始めていて現在までに1万台以上の契約を獲得しているのです。

サービス展開する拠点は青森から九州。

月々4980円(ボーナス時3万円)で中古軽自動車が載れるのです。

地方は車が必需品なので、1人1台は当たり前。複数保有もあるのです。
なるべく車にお金をかけたくないってのが本音です。

毎月5000円以下って、スマホより安いですよね。

これを実現できているのが凄すぎますよね。

この方はもともと中古車販売をしていました。
客引き目的もあり0円中古車(諸経費で何とか儲ける)をしていたこともあります。

その後、0円の車は安いが程度が悪いので、修理代などがかかる。
程度が良い39.8万円車なども販売して、手広くビジネスをしていました。

しかし、車には車検や諸経費、修理も必要です。

車の価格に入っていない、これらの価格も含めてサブスクできないか検討しだしたわけです。

モノではなくコトを提供しようとしたのです。
程度の良い車を仕入れて、何とか1万円以下でサブスクできないか。

必死に考えたのですが、どうしてもできません。

それは車の残価の問題です。
5年落ちの車で再度5年乗った車は価値が無いので残価がつかないのです。

しかし、この方はもともと中古車を販売していました。
軽自動車であれば価値がつくことをしっていたのです。

粘り強く交渉した結果、リース会社の中古軽自動車の責任者が
「軽は残価ありますよ」という一言で、リース会社の態度が変わったのです。
その結果、冒頭の価格でサブスクできる体系が出来上がったのです。

集客の工夫もイケています。
安いではなく、社長の思いを載せた広告を作ると、どんどん問い合わせが増えてきたのです。

顧客のことを思ったサービスをを作ったという理念共感なんです。

そして、サブスクが終わった車は、価値が残っているので、それを販売にも使えるのです。

顧客のニーズに対してぶれずに、自分の知識・経験を総動員してビジネスにしたわけです。

素晴らしいストーリだと思いました。

勇気出ますね。

#月々5000円以下で中古の軽自動車のサブスク
#まさにサブスクビジネスの教科書のような成功談
#NAKAOBOOKREVIE
#NAKAOSBOOKREVIEW

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