2021下半期facebookいいね!ランキング6位【プロセスエコノミー】
「プロセスエコノミー」読みました。
ヒット作を沢山出してる
尾原 和啓さんの最新作です。
レストランをしている息子がクラウドファンディングしたことがあります。
まさに先日友人が大人の遊び場を作るとクラウドファンディングしました。
大好きなGianzaHAREも通販&デリバリーを全国にするクラウドファンディングしました。
私自身は、9冊目の本を仲間にサポートしてもらい本にしました。
中国の小米はカスタマと一緒にスマホのデザインなどを決めています。
そういえば、アジャイル開発って顧客と一緒にシステム開発しています。
なんか顧客と一緒にサービスを作っている人が増えているなと言う漠とした気づきだけありました。
それを更に一歩進めて、この一緒に作っているプロセスが価値なので、対価も貰おうという動きが出てきています。
それを「プロセスエコノミー」というコンセプトで奇麗に切り取って分かりやすく説明してくれている本です。
なるほどって切り取り方です。
※言葉の元は、帯に推薦文を書いているけんすうさん(古川健介さん)が作った言葉だそうです。
この本実際に売り出す前に既に増版がかかり、しかも関与している人たちがこの本が売れるように応援しています。
まさにプロセスエコノミーをリアルタイムで実現中なのです。
従来の出来上がったアウトプット、製品が価値のすべてであり、そこに対価を貰うというエコノミー(経済)から
制作過程(プロセス)を開示し、それも価値であり、そこでも対価を貰う。
しかも、そのプロセスに顧客も巻き込み、更に良いものを作るエコノミー(経済)。
後者の方が誰でも参加できそうで、楽しく感じる人が増えていきますよね
キンコンの西野さんは、メインで作っているクリエイターと、それをサポートしている周囲の人たちのことをセカンドクリエイターと呼んでいるそうです。
まさに、ある時はメインクリエイターで、ある時はセカンドクリエイターに入れ替わる。
そんな変幻自在の関係性ができそうでワクワクします。
しかも新しいプロセスエコノミーというコンセプトを
読みたくなるキーワードで説明してくれています。
なんかやれそうな気がします。
例えば
・信者ビジネスの正体
・世界の若者のおたく化
・コトラーのマーケティング4.0
・6Dでアウトプットは全て無料になる
・エクスポネンシャル思考
・人のためにという欲望
・ハイネケンの最高過ぎるCM
・正解主義から修正主義へ
・オーケストラ型からジャズ型へ
・しくじりが共感を呼ぶ
・シンパシー、コンパッションという2つの応援
・メルカリでは野菜を売れ
・BTSが世界市場で突き抜けた理由
・予測不能なプロセスこそが一番の果実
・広告宣伝費がゼロになる企業
これ読みたくないですか?
言葉を知っていたりすると更に読みたくなりますよね。
一方で、リスクに関しても言及してくれているのです。
これかなり真摯な姿勢だと思うのです。
・常にWhyに立ち返る
・SNSがもたらすプロセスの肥大化
・現実を視よ
・Will,Can,Mustの順番を間違えない
・調整のレバーを間違えてはいけない
・大切なのは他人ではなく自分のものさし
これらも読みたいですよね
かなり濃密な内容を180ページという考えられない少ないページで本にしています。
これで、読める人の間口が一気に広がっているように感じます。
なんか、すげーって本です。
手に取って損は無いと思います!
お薦めです!
#プロセスエコノミー
#この本自身がプロセスエコノミーを体現
#けんすうさんが作った言葉
#尾原さん凄い本作ったな
#NAKAOSBOOKREVIEW
#NAKAOBOOKREVIEW