2019facebookいいね!ランキング2位『ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由』
ちょうど母の介護を考えるタイミングだったので、手に取りました。
よく子育てと介護は比べられます。
しかし、筆者はまったく違うと言います。
一般的に、子育ては、妊娠期間中に、少しだとは言え準備期間があります。
一方の介護は、まったく準備期間が無いのケースがあるのです。
ですので、ある日、急にやらないといけないこと、決めないといけないことが押し寄せてくるのです。
また、一般的に、子育ては時間がたつに従って負担が減ってきます。
一方の介護は、全くの逆です。時間が長くなるに従って、負担が増えてくるのです。
期間も子育てよりも介護の方が長いことが多いのです。
そして、介護をするために仕事を会社を辞める人がいます。
半数前後の人が会社に何も相談せずに辞めます。
※相談したら、何かの制度があったかもしれません。
会社を辞めて、再就職する際も、給与が6かけくらいになります。
つまり、親の介護で会社を辞めます。
収入が減って、生活に困ります。
介護サービスを使うことができなくなります。
自分のパワーで何とかしようと考えます。
しかも同居家族がいると、介護サービスは保険では受けられません。
身体も心も疲れます。
そして、このサイクル化からぬけらません。
抜けるには生活保護を受けるしかありません
この原因は、全部私が1人でやろうって思い過ぎることです。
冒頭にある言葉が良いです
自律とは、だれにも頼ることなく生きる状態の事ではない。
これが人間を不幸にする決定的な誤解です。
真の自律とは、その人が依存する先が複数に分散されていて、ただ1つの依存先に奴隷化している状態から自由であることです。
介護も私だけがやらなければ!を
辞めれば良いのです。
皆に分散すれば良いです。
介護はだれにでも起こる事象です。
早めに読んでおいても良いかもしれません。
#隠れ介護1300万人
#KAIGOLAB編集長
#企業の取締役をしながら20年以上母の介護
#NAKAOSBOOKREVIEW
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