見出し画像

2019年 20冊目『知識ゼロからわかる物流の基本』

物流関連の仕事をする可能性があるので基礎知識です。
物流の機能は「運ぶ」だけではなく、6大機能に分類できます。

・輸配送:大拠点間の輸送、個宅などへの配送
・荷役:少し動かす
・保管:置く
・流通加工:手を加える
・梱包・配送:守る
・情報管理:数える

保管、荷役、流通加工、梱包・包装の4つで倉庫業務と呼ぶことも

登場人物はたくさん

製造業、流通業(倉庫から店舗、個宅まで)、物流業(全部)

農業、鉱業、飲食・サービス業などなど

製造業内にも流通機能は存在

・部品工場:調達、生産、販売
・組立工場:調達、生産、販売
・卸→小売り物流センター→店舗→消費者
何・誰・どこが運んでいるの?

・トンキロベース
 トラック:50%、船舶45%、鉄道5%、航空1%以下

・従業員数
 トラック91%、船舶5%、鉄道1%、航空3%

・アウトソーシング
 専業者70%、物流子会社15%、自社15%

・構成比
 輸送56%、保管16%、荷役15%、物流管理6%、包装6%

・売上・従業員
 全体24兆円、170万人
 トラック運送 14兆、144万人
 外航海運   4兆、7000人
 倉庫     2兆 10万人
 港湾運送   1兆 5万人
 内航海運   1兆 2万人
 航空運送   5千億 1万5000人など

・トラック運送業の規模 事業所数
 10台以下 56%
 20台以下 21%
 30台以下 9%

 営業用7割弱、自家用3割強
 500台以上 0.2% 

・物流コストの内訳
 輸送費56%、保管費16%≒7割がこの2つ

・売上高物流コスト
 アメリカ8-9%、日本4-5%

 国土の大きさの違いはあるが、日本は安すぎる

・空きトラックと荷物をマッチング 
Uber Freight

物流:言われた仕事をする 
ロジスティックス:SCM、つまり全体最適を運営する

新しいトレンド 
・ドローン、AI(ボット)、物流ロボット、宅配ボックス


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?