vol.002　【レポート】大阪国際会議場 × graf　中之島ミーティングポイントvol.1 「都市イメージの情報発信とデザイン」

配信日時：2021年2月7日（日）14:00〜15:30
収録場所：大阪府立国際会議場
登壇者：野口里佳（写真家）、松尾浩伸（株式会社大阪国際会議場営業部企画課）、服部滋樹（graf代表）

2月7日（日）に大阪府立国際会議場にて、写真家の野口里佳氏、graf代表の服部滋樹氏と大阪国際会議場営業部企画課の松尾浩伸が「都市イメージの情報発信とデザイン」をテーマにトークイベントを行いました。
今回は緊急事態宣言発令中のためオンライン配信のみとなりました。

まず、写真家の野口氏が中之島を実際に歩き回り撮影した写真が紹介され、朝夕の眩い光が降り注ぐ日常の景色や、早朝からの清掃員の方々の日々の仕事によって美観が維持されていることが、写真を通じて新しい気付きとなりました。また新しい視点が中之島のブランディングに寄与する可能性について議論しました。

次に大阪国際会議場の現状の概況について株式会社大阪国際会議場の松尾から説明があり、昨年4月のリニューアルにより、2階や1階のロビー空間では電源コンセントやWi-Fiが使用でき、コロナ禍においてテレワークなどに活用が可能であることが紹介されました。

続いて、全国各地でブランディング事業に取り組むクリエイティブディレクターの服部滋樹氏から、“ものがたり”という観点から都市のブランディングについてお話しいただきました。さらに、中之島エリアの新たな活用についても、服部氏独自のアイデアが話され、とても興味深い内容でした。

最後に野口氏から、個の視点に基づく情報が発信され、共有されることが社会を動かす原動力になることに触れられました。

大阪府立国際会議場では会議室のみならずロビー空間を含めた場所で人々がリアルに交流し、情報の受発信が行われるという、まさにMICE施設の果たすべき機能が再認識され、ウィズコロナ、アフターコロナ時代に向け、期待が膨らむ時間となりました。

レポート執筆：松尾浩伸（株式会社大阪国際会議場営業部企画課）

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（2021.2.16現在）
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