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週刊中野非公式ニュース

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ツイッターやブログやまとめでお伝えしている東京都中野区政情報のダイジェスト。中野サンプラザなどJR中野駅周辺再開発、平和の森公園など樹木伐採や公園の問題、旧中野刑務所正門の現地保… もっと読む
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#公共工事

vol. 93(2021/8/9)(PR)冊子『桃園橋の歴史』リリース/歴史教科書採択替えせず/区内も入院困難に/死亡事故相次ぎ工事安全管理徹底求める/中野区歴史写真3000箱/パブコメ7件

▽(PR)冊子『桃園橋の歴史』リリース 撤去工事が始まった、桃園川暗渠に架かる中野通りの桃園橋の歴史を小冊子にまとめました。『桃園橋の歴史』猫人研究所雑誌 創刊号(2021年8月)、図版多数66ページ400円。下の通販サイトから送料198円でお届けします。地元の人に読んでほしいので、お客さんが読める場所に置いてくださる中野区内の飲食店などには1冊進呈しています。 ▽歴史教科書採択替えせず 東京都中野区教育委員会は8月6日の定例会で2022年度の教科書を議決した。中学校歴史の

vol. 92(2021/8/4)中野区構造改革から図書館削減数値目標なくなる/区発注工事でまた死亡事故/平和の森公園発泡スチロール訴訟/囲町西地区再開発/広町みらい水遊び場/児相/ナカノさん性別

▽中野区構造改革から図書館削減数値目標なくなる 中野区は7月30日、中野区構造改革実行プログラム(修正案)への意見募集を開始した。8月13日まで。  5月に公表された「案」にあった10-20年後に図書館を3-5館に減らすという数字が「修正案」では削除された。中野区は公的文書に記載したら「決まったことですから」と強行することがままあるから削除されてよかったが、油断させておいて最終決定で図書館削減を復活させかねない気もするので、「案」に意見を送った人は念のため「修正案」にも送った

vol. 81(2021/4/12)平和の森公園発泡スチロール訴訟で地裁が損賠棄却、監査委員の不作為は認める/基本計画と区有施設整備計画の意見交換会

▽平和の森公園発泡スチロール訴訟で地裁が損賠棄却、監査委員の不作為は認める 中野区民が酒井区長に対し、広域避難場所の平和の森公園に埋設された指定可燃物の発泡スチロール代金1億180万5,030円を区に賠償するよう求めた住民訴訟で、東京地裁は2021年4月9日、賠償請求を棄却した。訴訟に先立つ住民監査請求については、中野区監査委員の不作為を認めた。  訴訟の争点と判決の概要は下記記事参照。  提訴から判決までの経過は下記まとめ参照。  平和の森公園と中野区立総合体育館のブロ

vol. 78(2021/3/23)平和の森小移転用地(旧中野刑務所正門がある)の価格算定根拠各文書概略/桜山公園事故状況/中野五丁目も再開発/基本計画素案と区有施設整備計画素案公表/学校、幼稚園、児童館施設の方針も公表/児童館は5年後11館/公園再整備計画/打越公園

▽平和の森小用地(旧中野刑務所正門がある)の価格算定根拠各文書概略 中野区は、敷地内に旧中野刑務所正門がある法務省矯正研修所跡地(東京都中野区新井3)を「平和の森小学校移転用地及び道路用地」として財務省から購入した。2月18日に契約し、3月8日に支払った。15,584.53㎡を101億7358万円で購入。約65万2800円/m²。  この土地の購入限度額約113億6000万円の算定根拠を区民が中野区に情報公開請求した。開示された計約1500ページの各文書の概要を下記記事にま

vol. 75(2021/2/22)矯正研修所跡地の地価算定根拠/中野区教育長と教育委員の後任人事/保健所体制拡充へ/公共事業で区内業者さらに優遇/公園工事で死亡事故/職員監視カメラ終了

▽矯正研修所跡地の地価算定根拠 旧中野刑務所正門が立地する法務省矯正研修所跡地(東京都中野区新井)を、中野区は平和の森小学校移転予定地として購入。購入価格約113億6000万円の算定根拠を区民が情報公開請求し、このほど約1500ページが開示された。開示文書は下記リンク先参照。内容は近日紹介する。 ▽中野区教育長と教育委員の後任人事 中野区教育長と、4人の教育委員のうち2人が2021年3-4月に任期終了する。区長は3人の後任の同意人事を中野区議会に提出する予定だ。中野区には教

vol. 74(2021/2/15)旧中野刑務所正門の移築決定/正門と人間革命2/打越公園(再)開園/幼稚園民営化検討認める/もみじ山通り沿い線路南側の桜伐採/パートナーシップ証明書小型化/成人式3月に延期

▽旧中野刑務所正門の曳家(移築)決定報告 中野区は2月9日の中野区議会区民委員会と10日の子ども文教委員会で、旧中野刑務所正門(東京都中野区新井三丁目)を、一旦発表した現地保存計画を撤回し曳家(移築)する決定を報告した。現地保存を曳家に変更する検討と決定について、区民部は子ども教育部が、子ども教育部は区民部がやったと発言し、互いに責任を押しつけあった。詳細下記参照。 ▽旧中野刑務所正門と人間革命2 旧中野刑務所正門と『人間革命』の関係に関する記事その2を公開した。 ▽打越

vol. 73(2021/2/8)旧中野刑務所正門「接道条件」中野区の理由付けがデタラメ/区議コロナ陽性で委員会延期/公園樹木診断結果公表/解体進む中野体育館/中野サンプラザ再開発業者記者発表/中野区予算案

▽旧中野刑務所正門「接道条件」中野区の理由付けがデタラメ 中野区は旧中野刑務所正門について、2019年に発表した「現地保存」決定を覆し2020年11月に「曳家」(移築)に方針転換した。移築の理由に「接道条件」が利用されたが、旧中野刑務所正門に接道は必須ではない。また、中野区職員が区教育委員会で、現地保存より曳家が容易との議論が中野区文化財保護審議会であったかのようなデタラメな報告をした。なぜそんなに曳家したいのか。  詳細下記参照。 ▽区議コロナ陽性で委員会延期 1月30日

vol. 72(2021/2/1)中野サンプラザ再開発は野村不動産/区議会総務委員会もめる/道路工事8年遅延

▽中野サンプラザ再開発は野村不動産 1月29日、中野区は中野サンプラザと区役所を解体して再開発する業者の選定結果を発表した。専らの予想通り野村不動産を中心とするグループだった。詳細下記参照。 ▽区議会総務委員会もめる 1月22日、中野区は区議会総務委員会で「新型コロナウイルス感染症対策緊急応援優遇(利子補給事業)に係る特定目的基金の設置について」や「中野区区有施設整備計画(素案たたき台)」など幾つもの重要な報告を行った。傍聴した無所属近藤さえ子区議のブログによると報告事項が

vol. 71(2021/1/25)入野教育長、教委審議非公開を乱発/新型コロナ積極的疫学調査縮小/打越公園2月8日開園/すみれ公園にグーグルストリートビュー/平和資料展示室の設計施工は「桜を見る会」設営会社/くるみ公園巡回強化

▽入野教育長、教委審議非公開を乱発 入野教育長は1月22日の教育委員会定例会で「今後の区立幼稚園のあり方について」の協議を、3回連続で「意思決定の過程」を理由に非公開にした。入野教育長は2018年12月の就任以来、2020/8/21旧中野刑務所正門、2020/12/18、2021/1/8、1/22の区立幼稚園の、計4回の協議を「意思決定の過程」を理由に非公開にした。  また1/22は「審査請求に対する採決について」の議決を「採決の過程にある案件」として非公開にした。「採決の過

vol. 70(2021/1/14)平和の森公園発泡スチロール訴訟結審。判決は4/9/成人式延期/旧中野刑務所説明会/教委また審議非公開/新委員会の告知に傍聴規則明記/コンクリ遊具に柵/なかのZEROにも赤チャリ

 年末年始を挟んで3週間ぶりの更新です。 ▽平和の森公園発泡スチロール訴訟結審。判決は4/9 広域避難場所である中野区立平和の森公園(東京都中野区新井3)に、300メートル陸上トラックを作る整地のため大量の発泡スチロールを埋めたことが都条例違反として、酒井直人中野区長に発泡スチロール代金約1億円を区に賠償するよう求めた住民訴訟は、1月13日東京地裁で3回口頭弁論が開かれ、結審した。  判決は4月9日(金)13:25同地裁803号法廷で言い渡される。  詳細は下記記事とまとめ

vol. 69(2020/12/22)幼稚園民営化検討か? 教育長また”意思決定の過程”審議非公開/平和の森公園喫煙所とキッチンカー 青壁の由来など/打越公園に遊具/区有施設配置方針続報/神山元区長訃報

▽幼稚園民営化検討か? 教育長また”意思決定の過程”審議非公開 12月18日、中野区教育委員会は区立幼稚園の「今後のあり方」を協議した。教委は区立幼稚園の「今後の運営形態」を検討することになっており、つまり民営化(=区立幼稚園廃止)の可能性を検討し始めたのではないだろうか。  入野教育長は協議を「意思決定の過程」にあることを理由に非公開にした。入野教育長はその馬鹿げた理由を初めて使って8月に旧中野刑務所正門に関する報告の審議を非公開にし、区議会一般質問で批判されている。今後も

vol. 29(2020/1/13)平和の森公園発泡スチロール訴訟は進行を協議/平和の森公園ゲートの説明も嘘/中野サンプラザ売却と定借をめぐる攻防

▽平和の森公園発泡スチロール訴訟は進行を協議へ 平和の森公園(東京都中野区新井)のスポーツ公園化工事のため発泡スチロールを埋めたことが広域避難場所の不燃化努力義務に違反するとして、住民が酒井直人中野区長に対し発泡スチロール代金約1億円分を区に賠償するよう求めた裁判は、1月10日東京地裁で第2回口頭弁論が開かれた。  鎌野真敬裁判長は、住民側が請求原因としてどの財務会計行為を対象にするのか、区側に関しては現在未了の分の支出命令がされる時期の見通し、などを「時間を取って協議したい

vol. 23(2019/12/2)旧中野刑務所正門報告書全文/図書館新HP現"要求水準書"掲載/平和の森公園休止期間がおかしい(2)/本二公園斜面閉鎖の謎(+除草剤、人工芝、レストラン)/情報公開請求まとめ

▽旧中野刑務所正門「学術調査」報告書全文公表 法務省強制研修所跡地にある大正時代のれんが建築「旧中野刑務所正門」(東京都中野区新井、平和の森小学校移転予定地)に関し、中野区が先に発表した「現地保存」方針を見直し、5年の時間と5億円の費用がかかる「移築」を検討する元になる「学術調査」報告書原文200ページを、羽鳥だいすけ区議(共産)がホームページで公開した。 この件のまとめ→ https://togetter.com/li/1402812 ▽図書館新HPに現「要求水準書」も

vol. 22(2019/11/25)中野区図書館要求水準から"情報公開"消滅/図書館検討会最終回/石井課長サンプラザ跡地セミナー謝金/区長車運行日誌/中野駅南口再開発遅延

▽中野区立図書館要求水準書から「情報公開」「利用者の要望反映」消滅 中野区が2013年から区立図書館全8館を指定管理にしているヴィアックス・紀伊國屋書店共同事業体への「業務要求水準書」から、「情報公開」「利用者の要望等の反映」などの重要な文言が2016年契約更改時に削られていたことが、区民の情報公開請求で分かった。「法令遵守」「個人情報保護」の文言も消滅、指定管理者が利用料を取れるサービスの縛りも無くなった。「中野区立図書館の基本方針」の章もごっそり無くなっている。 詳報→