#文舵3-1(追加問題) 言葉遣い変えてみるやつ

 ドア前でさき靴ぬいでビビりながら鍵まわす。中で音せんかよう確かめる。隙間からちょいと覗いてルート確保。ようこんなワンルームでふたり暮らしとるわ。ひょいと滑り込んで靴置いて目を慣らしたる。気づかれんとソファーまでいきゃ勝ちや。前みたくバスマットにひっかからんようにせんとな。ちと窓際のベッドの敵さんをチェック。動きなし。いけるな。相変わらずよう寝とるわ。ひょひょいとソファーまでいってケツを着地。こっからが難儀や。音せんよう寝転がらなあかん。腰、脇腹、肩、それから耳とつけて小休止。ゆっくり足あげる。ぎぃこ。やべ、ソファーきしみよった。こいつもそろそろ買い替えへんとなあ。金ないけど。耳澄ますがやっこさんいびきかいてまっさ。背中しずめてはぁただいまぁ。すぐ寝れそうやわ。あーあまたしこたまのんでしもたなあ。他人の金やからええんやけども。うわ、まぶしっ。なんで電気つくねん「よう、遅かったやんか、また楽しんできたみたいやなあこっちがあくせく働いとるまにええご身分なこと、あんたほんまええかげんにしーや!」

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