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21.11.27 富山の旅2日目


今日は旅の2日目。
楽しみにしていたワイナリーでの食事と、夜はお寿司を食べるのだ。

朝起きたら、昨日よりもずっとはっきりとオーシャンビューが望めた。

窓のそばまで寄ると海岸の道が見えるのだけど、部屋の真ん中あたりから見るとまるで海の上に部屋が浮いているようなそんな感じに見えた。

朝の露天風呂も格別だ。海には鳶が飛んでいた。
冷たい空気の中あったかい温泉に浸かる。これぞ温泉の醍醐味だよね!
氷見のオーシャンビュー、渋くていいな〜〜

宿を9時半にはチェックアウトしなければならなかったので、かなり早いが10時半にはワイナリーに到着してしまった。

この時のタクシー運転手の方、我々が優柔不断なせいで急遽行き先を変えて直接ワイナリーへ向かいたいと我儘を言ったにも関わらず、通れるかわからない細い山道の中を走ってくれた。
すみませんと謝ったところ、寧ろ近道を把握できて勉強になりました、ありがとうございますとお礼を言ってくれた。その優しさに感動…😭

SAYS FARMに早く着いたところ、ワイナリーの方がせっかくなので見学をしませんかとご案内してくれた。

たった500円で施設の中を見ながらワインの製造工程などを説明してくれる。暇つぶしに困っていたので助かった…

山の斜面に葡萄畑が広がっている。
小屋では山羊と鶏が飼育されていた。


葡萄の皮を取り除く機械や、酵母を熟成させるタンクなどを見学させてくれた。

樽で貯蔵するワインと金属製のタンクで貯蔵するワインの違いはズバリ、樽の香りをつけたいかそうでないかによって決まるそう。
勝手にワインといえば樽に入ってるもんだと思ってましたね…

葡萄が育ちやすい条件としては、昼夜の寒暖差があること、それから乾燥した気候であることが重要とのこと。
だから寒暖差の大きいオーストラリアやチリなどの南半球や、乾燥している南欧でたくさん栽培してるんですね〜。

ここ富山はというと、47都道府県の中でも降水量の多く湿度の高い地域。
決して葡萄栽培に向いている気候条件ではないけれど、観光客誘致のためにワイナリーを作ったそう。

もともとは鰤の卸業者?さんが始めたビジネスのようです。
事業を始めて間もない頃は葡萄が育たないとワインが生産できなかったのでワインビジネスの稼ぎはなかったけれど、お魚ビジネスでは収益があったから続けられたんだそう。

葡萄の木の栽培本数及びワインの生産本数は年々増加しているとのことで、今後の活躍にも期待したいですね!
都内でもし見つけたら買ってみようと思います。

この後は待ちに待ったお食事です🍷

こちらのコテージのようないい雰囲気の建物にレストランが入っている。


テーブル席からは海も見え、店内では暖炉が焚かれていて暖かく、薪の燃えるいい匂いもする。


我々は5000円のコース+ワインをグラスで3杯いただきました。全品載せていきます。

最初のお酒はシードルで🍎

辛口で食事に合います!
香りはフランス料理店で出てくる色の濃いシードルのような発酵臭は無く、フルーティー。

アミューズはこちら。
・バターナッツかぼちゃのポタージュ
・氷見牛のキッシュ
・パテドカンパーニュ
・鰆?(覚えてない…)のブルスケッタ

全部美味しかったです。。いきなり期待高まる。
キッシュに牛肉…贅沢ですね。。ほほ肉がホロホロで美味しい!

あっとゆうまにシードルを飲み干し
次は白をいただきました。ソーヴィニヨンブランです。

サラッとして飲みやすいです。無限に飲めるな…
お食事はクスクスとメカブと温野菜の入った奇抜なサラダとお魚はたしか鰆(今度こそ多分…)を低温調理したものをいただきました。

白ワインとの相性が最高すぎる。
白ワイン2回もマリアージュしてバツ2だねとか言ってたけど、いやこれは一回も離婚してない、一夫多妻制や!!(?)

お次は赤。ピノノワールです。


“美味しい”としか表現できない語彙力の乏しさに切なくもなった。が、すごく美味しい。
ベリーを思わせる果実の華やかな香りにタンニンのうんたらかんたら…って言いたかった。


お次は鶏胸肉を暖炉の遠火でじっくりグリルしたもの。

正直これはアウトなんじゃないかっていう絶妙な火の入りで、不安な気持ちとめちゃくちゃ美味しいじゃんという感動が入り混じって複雑な心境。笑

でも本当に美味しかったし、体調の方も全くもって問題なかったです。
鶏肉ってこんな食感になるんだなあ、、美味しかったなぁ。


〆はラグーとチーズのリゾットです。
これも美味しかった。。赤ワインともバッチリの相性。

最後はデザート。お隣の石川県五郎島金時を使ったモンブラン。

全て申し分ない美味しさでした。
氷見に行く人がいたら自信を持ってお勧めしたいと思う。
SAYS FARM
https://goo.gl/maps/faihaL2mUkLhgkFS7

お昼は道の駅でお土産を見たり、酒造でお土産を見たり、海浜公園を歩いたりした。
その後夕飯の時間まで古民家を改装して作られたようなカフェで抹茶ラテを飲んだ。


中は障子の扉で部屋が区切られており、個室でまったりできてよかった。

彦右衛門
https://goo.gl/maps/6Rjq73mmSwHx2Gfa9


そして夜は待ちに待ったお寿司!!
お寿司の後に氷見駅から電車で富山市方面へ戻る予定だったので、タクシーで一度駅まで戻りスーツケースをロッカーに入れに行こうとしていたのだけど、
それお店に直接荷物預けたほうが安上がりですよ?とタクシー運転手の方が提案してくれて、効率的に荷物の預けも完了したのだ。みんな優しいな🥺

一品料理3〜4品+おまかせ12貫で6600円のコースをいただきました。
お寿司は集中しすぎて写真をほぼ撮っていないので、ダイジェスト版でご紹介。

スズキ&蟹のお刺身!!

蒸し蟹!!をポン酢ジュレでいただく

海老!!(甘海老じゃなくて白海老だったと思う)

いやーとにかく一品一品絶品でした…
産地もご紹介してくれます。氷見産のお魚多数登場。
お寿司は始めからお味がつけてあるので醤油はほぼ使わずいただきました。

先輩のお勧めは間違いなかったぜ…また行きたいっ!!

すし屋の城光
https://goo.gl/maps/A4qRe4TZFd4xEveU9

食べる勢いが凄かったこともあり予定よりも早く食事が終了、当初の予定より1時間ほど早い一本前の富山行き電車に乗れそうだ。

ここで、店主さんが氷見発の電車に間に合うようにタクシーを手配してくれた。やっぱりみんな優しいな〜🥺

予定よりも1時間も早く富山駅に戻ってきた。時刻はまだ20時半。

明日で最終日。残り少ない旅行の時間、一瞬たりとも無駄にできない。

そう思った我々は、寿司でシメることができず富山駅周辺の居酒屋に入ったのであった…笑

ふらっと立ち寄ったあら川さんで
・刺し盛り(小)
・辛子蓮根の天ぷら
・白エビの唐揚げ
・氷見うどん
を注文。もう21時近いのにお寿司食べた後の胃に揚げ物を2品も追加投入しようとしている自分にもドン引きだ。

ただ、もう当分来れないのだから食べたいものを思うがままに食べる。旅行ですべきことはそれだけである。


まずお刺身。当然ながら美味しいです。
わさび2人分分けて添えてくれてる優しさ。

富山昆布消費量が全国の中でもかなり多い方だそう。
ただ、富山県内で昆布が取れるわけではなく、国産昆布のほとんどは北海道産だとか。
昔、富山から北海道に移住した人たちが昆布を富山に持ち帰ったことから昆布の食文化が広まったそう!

確かに、うちの祖母も昔から昆布飴とかよく食べてましたね〜。昆布を飴にするの!?って思ってたけど

富山の人は昆布を出汁を取るものというより食べるものとして消費してるんですね。
私も鍋に入ってる出汁取り終わった昆布とか食べちゃう派だな〜祖母のDNAかなぁ。

次に辛子蓮根の天ぷら。
蓮根の中に辛子入ってるタイプじゃなくて、蓮根のはさみ揚げを天ぷらにして辛子つけて食べるスタイル。

本来の辛子蓮根好きな夫は期待してたものと違くてちょっと悲しそうでしたけど、美味しかったから結果オーライです。


そしてこちら!!白海老の唐揚げ。めっちゃくちゃおいしかった。。

殻が柔らかいからサクサク軽くて、無限に食べてしまう。。
強めの塩分もジャンクでいいね〜。お酒進むね〜。

よく東京の居酒屋でも川海老の唐揚げあるじゃないですか。あの口の中に殻が刺さって辛い思いしながら食べるやつ。白エビなら、あんな辛い思いもしなくて大丈夫。

これほんともう一回食べたいです。
さすが富山湾の宝石といった風格。生のまろやかな甘味もいいけど、揚げも美味しいなぁ。。
今年のふるさと納税、殻付き白海老ないかなぁ。。

最後は冷たい氷見うどんでシメる。
食べすぎたお腹にもつるっと入ってきてしまう。
美味しかった、もちろん氷見うどんお土産に買いました。

大衆割烹 あら川
https://goo.gl/maps/n6YkH1JJTGmeXH6cA

そんなこんなで食べ倒しまくって二日目終了。
ドーミーインの温泉とサウナを満喫する予定が、食べ飲み疲れたのでサクッと出てしまった。。少し勿体無いなかったかなぁ

明日はラスト!美術館とお土産調達がメインです。

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