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個展であった、たくさんの嬉しいこと。

個展をすることによって、何が起こるのかは実際にしてみないとわかりませんでした。そして個展をして私は今回、本当によかったと思っています。
それは人と人との繋がりを感じられたことや、自分の作品が人の日常へ入っていく姿を見ることができたことによって得られた充実感から。
私がなぜ絵を描くのか、物作りをするのかの答えの一片を手にしたように感じました。
このnoteでは実際に"個展であった、たくさんの嬉しいこと"を書き残していきたいと思います。



開催する前は"本当に人が来てくれるだろうか"とか"いい作品が描けているだろうか"など不安がたくさんありました。(岩絵具を使った表現が初めてだったのでそれが上手くいくかもかなり不安でした)
自分がいいと思って仕上げた作品や空間を"他の方がどう感じるか"それはなかなかに重要なことでした。
絵を描くのは楽しいし、表現することも面白い。上手く描けた時は最高に嬉しい。
それを自分だけではなく、他の人にもいいと思ってもらえるとさらに嬉しい。
個展はそのことを体感できる場所でした。

それでは嬉しかったことを皆さんから頂いた言葉と一緒に書いていきたいと思います。


たくさんの嬉しい言葉と嬉しかったこと。


「全部残しておきたい」

小学生くらいの女の子が自分のカメラで作品を一枚一枚、写真に残してくれました。その女の子はお母さんと弟の3人で来てくれて、マイカメラを持っていました。カメラにはデータで保存されて他の機械に接続して印刷できるそうです。(私も自分の子どもがもう少し大きくなったら持たせたい)
会場の全てを撮るんだ!という気持ちで、撮ってくれていた気がします。
お花も絵を描くのも好きだと言っていたので、楽しんでくれたかな。

「キラキラしているのがいい」「優しい色」

個展で作品をみてくださった方の感想です。
岩絵具の粒が光に反射して、キラキラと優しく光っていました。
顔を近づけてじっくりと作品を見てくださっていたのが嬉しかったです。

「京都からドライブしてきました」

SNSをフォローしてくださっている方がわざわざ京都から車を走らせてご家族で見に来てくださった。本当に嬉しかったです。
今回の個展ではSNSを通じて知ってくださった方がたくさんいらっしゃってSNSで発信することの大切さも感じました。

「見に来たよ〜」東京からサプライズで来てくれた友人

「ふらりと散歩に来た」みたいな空気を纏いながら会場に入ってきた友人。
知ってる顔だけど、いつもこっち(関西)にいない人。
本当に驚きました。何も聞いていなかったので。
私が初めて個展をするというので遥々東京から来てくれたんでした。
久しぶりに会えたのも嬉しかったし、楽しんでもらえたみたいでよかったです。
今度は私がサプライズしたいものです。

東京から来てくれた友人(一人地元民も混ざっている)

毎日増えるお花たち

個展の初日に「お花が届いてたよ〜」とギャラリーの方が教えてくれました。
会場へ行ってみるととても綺麗な百合の花のアレンジメントが。
今は卒業しましたが、社会人になってから絵を学んでいた「マサモードアカデミーオブアート」からでした。
先生にお礼の連絡を入れると「頑張っているから」と言ってくださってとても嬉しかったです。いいことがあるものだ。
個展が始まる前後でも遠方の友人からお花や差し入れが届き、「ああ、頑張ろう」と気合が入ったんでした。
そしてそれから、1日目が終わり、2日目も終わり、1日ごとにお花が増えていきました。会場がとてもいい香りに包まれてなんとも言えないほこほこした気持ちになりました。
お花や差し入れをくださった皆さん、本当にありがとうございました。

「アイコンにしたい」

似顔絵のご依頼です。
自分の顔の写真は使いたくないし、お花や景色の写真もなんだか違う気がして。この似顔絵をアイコンにしたいんです。
そう言ってご依頼くださいました。嬉しかったです。

「見に行きたかった」「次は必ず行きます」

遠方の方からたくさん声をかけていただきました。
本当に嬉しかったです。また違う土地でも展示ができるように制作活動を続けていきたいと思います。
その時はどうぞよろしくお願いします。

「また展示してください」

会場に来てくださった方が帰り際にかけてくださった言葉です。
"また見たい"そう思ってくださったのがとても嬉しくて感動した言葉でした。
またします。

「いい空間ができたね」

見に来てくれた友人がくれた言葉。
作品だけじゃなく、空間をいいと言ってもらえたのがとても嬉しかったです。
ギャラリーの雰囲気と合っているねと言ってもらえたのもとても幸せなこと。

「一目惚れしてお迎えしました!素敵!」

作品をお迎えくださった方から声をかけていただきました。
絵に一目惚れってあると思うんですが(私はよくする)それを私の絵に感じていただけたのがとても嬉しくて。ありがとうございました!


「見た瞬間とても和みました!」

「家族みんなで喜んでいます」

「私たちだ…」

似顔絵をお届けした皆さんからいただいた言葉です。
今回ご家族の似顔絵をたくさん描かせていただいたのですが、お子さんも「自分だ!」と指差して喜んでくれたり、どこが似ているとか「この笑顔です」とか。
楽しんで見てくださったり、フレームに入れて飾ってくださったり。
日常を楽しく過ごすお手伝いが少しでもできたかなと思うと本当に嬉しかったです。


「部屋に飾って毎日眺めてます」

作品をお届けした方からの嬉しい言葉です。
お部屋に馴染んでくれたらいいなと思います。

「雨の中の雰囲気もまたよかったよ」

雨ってちょっと憂鬱だったりするんですが、GULIGULIさんのお庭とpaniyoloさんの優しい音が心地よくて雨の音もしとしとと静かに響いていい空間だったなと思います。

「いい展示だったね」

ギャラリーの方に言っていただいた言葉です。
いつも素敵な空間を手がけられている方なので、そんな風に感じていただけたのが本当に嬉しくて。個展ってただ絵を飾るだけじゃないんだなぁと、今回の個展では学んだことがたくさんありました。

「DMを見て来ました!」

これ、とても嬉しかったです。
今回のDMは情報は最小限にして、一つの作品のように作りました。
見つけてくれて、実際に足を運んでくれてありがとうございました。

「これ持って帰ってもいいですか?」

会場にはSTAMP MARCHEさんで監修させていただいた草花スタンプをsampleとして置いていました。
幼稚園くらいのお子さんがスタンプをたくさん押して、それを持って帰ってもいいですか?と。
「どうぞ、どうぞ」
後日聞いてみるとお手紙にしてくれたと。
スタンプ、みんなたくさん押してくれたんですよね。ね!楽しいでしょ!と嬉しくなりました。

草花スタンプ

ちなみに、こちらのスタンプはSTAMP MARCHEさんのオンラインショップで購入することができます。(個展で大活躍してくれたので宣伝させてください〜)



まだまだたくさんあると思うんですが、ひとまずこの辺りで。
本当にたくさんの嬉しい言葉をありがとうございました。

個展をするってどんなだろう。
「会場を選んで」「作品を作る」「そして絵を飾る」ただ漠然としたイメージでしたが、実際には

"作品を通じてたくさんの人と関わるとても素敵な場所"

でした。


次にまた、個展をするときにも在廊してたくさんの方とお話できたら嬉しいなと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました!





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