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なかの日本成長ファンド 10月マンスリーレポート③(2024年9月末基準)

本noteの内容は毎月発行しているマンスリーレポートと同一のものとなっています。マンスリーレポートはPDFでもご覧いただけます。

https://nakano-am.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/mr_njgf_2410.pdf

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運用チームから

①氏名
②役職
③コメント

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①中野晴啓
②代表取締役社長 
 最高投資責任者(CIO)
③長距離列車「なかの号」は出発から5カ月が経過。8月上旬の相場急落以降、2つのファンドは大きな潮目の変化を実感しながら、大いに地固めを進めることが出来ました。何より運用チームの面々が、明るく楽しく元気よくリサーチに励んでいる姿を見ていると、此の先の長期投資成果に対する手応えは高まるばかりです。60代になった我が身が、再び情熱を傾けて新たな事業と運用に取り組めることの幸せを、感謝の想いを共に噛みしめる毎日です。趣味=仕事、特技=長期投資というトコトン昭和気質の自分を、もう誇りに思うしかないですね(笑)。

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①山本潤
②運用部長兼チーフポートフォリオマネジャー
③石破さんが新総裁に選ばれました。誠意あるベテラン政治家が選ばれてよかったと思っています。市場にとっては経済を短期でブーストする他の候補の方がよかったという声もありますね。ただ、国家の永続的繫栄を望むものにとって石破さんはよい選択でした。思えば民主党時代にはドル円80円割れの超円高でした。その経験は日本企業にとって悪いことばかりではなかったのです。試練が企業を強くするからです。いつの時代にも逆境を乗り越えるタフな人々が社会を支えています。クオリティ・グロース投資は例外探しの旅です。市場環境に負けない強い企業を応援していく所存です。

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①居林通
②運用副部長兼シニアポートフォリオマネジャー
③AIの世界はどんな世界か
AIと言う言葉を聞かない日はないほどAIは新しい技術として注目されています。実際、会議の文字起こしなどでは驚くような精度を見せることもあります。投資の仕事をどんどんAIに託せるようになると人間は機械の部下を持つのと同じようになり、人間はよりAIを自由に使えるようになるのが重要になるでしょう。AIのある時代に付加価値を付けれる判断力を持ちたいものです。

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①菅淑郎
②シニアポートフォリオマネジャー兼シニアアナリスト
③「円キャリー取引巻戻し」の思い出。1998年10月初め、私は外債運用者。夏のロシア危機前に147円までイケイケで円安が進行していたのに、すでに20円円高に変調し、とうとうネックラインの128円を切る?!。。。それでも、当時は100億円相当となるとドルをヘッジ売りするには先渡取引で何回も分けるしかありませんでした。翌朝、スポット117円台になっているのを見て、「おお結構動いたね」と口にしたところ部下から一言。「NYで102円台まであったんですよ」。一気に25円以上の円高が起こした阿鼻叫喚をひと眠りしていたことになりました。その後、約1か月弱、世界でもっとも流動性・換金性が高いはずの米国国債の5年より長い債券の取引ができませんでした。これはLTCMという巨大ヘッジファンド崩壊時の出来事です。感謝祭までの秋は、波乱が起こりがち。市場で大きな変動があれば、長期投資家はチャンスに変えたいものです。

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①佐藤栄二
②ポートフォリオマネジャー兼シニアアナリスト
③全くの素人ですが、最近脳神経科学について調べています。脳は「爬虫類脳」「哺乳類脳」「人間脳」の3層構造で進化したという仮説があります。「爬虫類脳」は本能、「哺乳類脳」は感情、「人間脳」は理性を、それぞれ司るそうです。私たちは何か危機を感じた際、「爬虫類脳」の本能により「闘争か逃走か」の判断を強く促してきます。例えば、話の中で反対意見を言われ、ついカッとなった経験はありませんか?この時、「爬虫類脳」が活性化し「闘争か逃走か」に脳がハイジャックされているような状態になっているそうです。このような状態で建設的な対話ができるはずありませんね。本能に抗うのは難しいことですが、カッとなった時は、脳の構造としてこうした感情が起きていることを客観的に捉えることで、理性的な振る舞いを心がけていこうと思います。

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①大月天道
②シニアアナリスト
③今年もヨーロッパサッカーのシーズンが始まりました。私が応援しているJuventusは移籍市場で監督のチアゴ・モッタを初め、各国の代表クラスの選手を複数名獲得することができ、ポジティブな状態で新シーズンを迎えています。今年最も期待したいのは昨年ユースチームからトップに上がり、19歳にして10番を背負うケナン・ユルディズです。シーズンの初めは、いくらうまいとはいえ、19歳に10番を背負わせるのはプレッシャーかけすぎではないかと心配していましたが、チャンピオンズリーグ、PSV戦でのペナルティボックス外側「右斜め45度」のエリアからの、美しい弧を描いたゴールを見て杞憂だということがわかりました。シーズンを通して彼のファンタジーあふれるプレーが見れることを期待したいです。

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①谷亜矢野
②アナリスト
③皆さま、いつもありがとうございます。ようやく涼しい季節になりましたね。私は最近、秋の夜長を楽しみながら、毎晩ベランダでドラマを見ています。視聴中のドラマの一つ、NHK連続テレビ小説「虎に翼」がまもなく最終回を迎えるのですが、早くもロスを感じる日々です。ドラマで描かれた時代と現代では社会環境が異なりますが、家父長制の中で奮闘する主人公寅子に共感する場面が多く、涙なしでは見ることができませんでした。女性の先輩方が切り開いてこられた道を、私自身も恩恵を受けながらさらに舗装し、より良い形で次世代に引き継いでいきたいと思いました。

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①関口耕大
②アナリスト
③先月は中野社長のセミナー等にご一緒し、島根・広島、石川・富山と回りました。幅広い年代のたくさんの方とご縁ができたことに感謝申し上げます。最終の富山のあと、1日お休みを頂戴し、世界遺産で知られる五箇山に足を延ばしました。電波も届かない曲がりくねった山道を抜けた先にあるのは、中世がそのまま冷凍保存されているかのような秘境、桃源郷でした。観光客は平日のためか疎なので、ゆっくり自然を満喫できます。合掌造りの民家の土間に、『五箇山の民俗史』(小坂谷福治著)なる史料がわずか五、六百円で売られていたのを目にし買ってみましたが、明治から昭和初年を生きた古老に聞いたリアルな生活風景が描写されており、大興奮でした。ただ、いかんせん最近になるまで生活が苦しかったことも窺え、生きるため、生活水準を高めるための過去の人々の努力に敬意を表するほかありません。私たちも負けてはいられませんね!

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当社の社員に新しい家族が産まれました👶写真を見せてもらったのですが、とってもかわいい赤ちゃんでした。子どもの話題となるといつも思うのですが、我々運用会社が良い会社を応援することで良い社会を作り、将来子どもたちが幸せに生活できる社会を作ることにつながれば良いなと思っています。将来、そんな仕事ができたねと言われるようになりたいと思っています。
(マーケティング部秋元祐毅)


9月14日マンスリー運用報告会の様子

マンスリー運用報告会を9月14日(土)に開催しました。今回も多くのお客さまにご参加いただきました。

マンスリー運用報告会のほか、9月は富山、宇都宮、沖縄にお邪魔してまいりました。次のページ(CIO探訪記)で中野が旅した風景を掲載していますので、そちらもご覧ください!

10月は東京の他、福岡、鹿児島、宇都宮にお邪魔します!お近くの方はぜひお越しください。お待ちしています!

セミナー情報はこちらから!↓


~なかのアセットが運用する投資信託の運用形態について~

みなさま、こんにちは✨今回は「なかのアセットが運用する投資信託の運用形態」について解説します。

マンスリーレポートを見ていると『マザーファンド』という言葉が出てきます。今回はこの『マザーファンド』やこれに関連する『ベビーファンド』などについて解説したいと思います。

当社が運用する2本の投資信託はどちらも【ファミリーファンド方式】で運用しています。また<なかの世界成長ファンド>に関してはマザーファンドを通じて複数の投資信託(投資対象ファンド)に投資をする【ファンド・オブ・ファンズ】形式で運用を行っています。

【ファミリーファンド方式】とは『マザーファンド』や『ベビーファンド』と呼ばれる2種類のファンドを使って運用する形態のことです・・・

続きはこちらから↓

【CIO探訪記】~当社CIO(最高投資責任者)中野の見聞録~

セミナー訪問先
8/31(土) 島根
9/1(日)   広島
9/7(土)   金沢・富山
9/22(日) 沖縄
9/23(祝) 沖縄

この1ヶ月は台風の動向を伺いながら各地でセミナーにお邪魔した1ヶ月間でした。8/31(土)島根セミナーでは毎日変わる台風の進行速度に翻弄されながらなんとか奇跡的に前日の島根入りができました。

開催が危ぶまれたセミナー当日は台風一過の好天で、サテライト会場からのオンライン参加も含め多くのお客さまにご参加いただきました。翌日の広島でのセミナーも、台風の影響なく満員御礼で無事に終えることが出来ました。翌週は金沢・富山で一日2回のセミナーを行い、シルバーウィークには沖縄2Daysも地元FPの方々のご支援のもと盛会のうちに終えることができました。

これを執筆している10/1現在はダブル台風が近づいていますが、何事もなく過ぎていくことを願うばかりです。

~編集後記~

10月です。2024年も残すところ3ヶ月です。
1年が過ぎるのはあっという間に感じています。

早くも新NISAが始まってから9ヶ月が経ち、セミナーでいただくお客さまからのご質問がNISA口座の移管に関する話題が多くなってきました。例年各金融機関では10月頃から移管が始まりますが、このような話題が出る度に今年も、もうそんな時期なのかと思います。

2024年も残り3ヶ月、全力を尽くしていきます!(秋元祐毅)

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投資信託に関するリスクと費用について
https://nakano-am.co.jp/fund/notes/#risks