#14 壮瞥町へ
湖畔に宿を取ってみずうみの音を聞きながら静かにnoteを執筆する。そんな時間を作ろうと思ってましたが、現実は前日の深夜1時まで打ち上げをし、帰ってからも1人晩酌をして寝落ち。チェックアウト1時間前に起きて風呂に入り、清掃員のおばちゃん達の声と掃除機が鳴り響く中、あと20分で部屋を出なきゃいけないのにデスクに向かっています。(ホテルの細長いデスクほんと好き。もっと一緒にいたかった。)
昨日はTOYA音楽研究所で開催された「ueru × 樽木栄一郎」にゲストインさせていただきました。4/19に札幌で樽木さんとご一緒していたのと、ueruのお二人とは一度共演があったのと、会場のTOYA音楽研究所がある壮瞥町は昨年12月に「ローカルフレンズ滞在記」で紹介されていたこともあり、「これは今だな」と壮瞥行きを決めました。
入り時間より早めに壮瞥入りしまして、道の駅の向かいにあるヨツカド商店とミナミナへ。放送で見ていたので「あ!テレビで見た場所だ!見た人だ!」とワクワクするも、いったんはお客さんとして入ってコーヒーとタルトを注文。届いたタイミングでご挨拶させていただき(ほんとこういうの下手なので怪しい人だったと思う。)ミナミナの方で「ローカルフレンズ」を歌わせていただきました。間接的に知ってくれているとはいえ、ほぼほぼゲリラライブなので若干のカタサはありましたが、喜んでもらえてよかった。また改めて歌いに帰ってきます。(ヨツカド商店のワインセラー素敵だったので、今度はぜひそっちもいきたい。)
TOYA音楽研究所はueruの籠嶋さんが2年半かけて作ったスタジオ。ドルビーアトモスに対応した、木の香りがする優しいスタジオでした。
TOYA音楽研究所にある11個のスピーカーと、1個のウーファー(低音)、合計12発のスピーカーから聴こえる全方位サウンドは鳥肌必須ですね。これに慣れちゃうと2個のスピーカーで聴く音楽が味気なくなっちゃいそうで怖い。映画館ではこのシステムが導入されてますが、音楽業界もそうなっていくようで、今この流れに乗れるかどうかが大事なんだそうです。ん〜、、、僕乗れなさそう!!!ただ、音楽を聴いていて気持ちいいので、今度はただ聴きにくるだけの時間も作りたいですね。
んでライブだ。急遽ですが僕も3曲歌わせていただきました。響きが良いので生音で。
1.beautiful people
2.みずうみのひと
3.ローカルフレンズ(樽木さんと入れ替わりver)
樽木さん「りっくんと俺は生音だから、最後の曲のアウトロ弾きながら入れ替わろうか」
入れ替わろうか!?
本番中に入れ替わったことなんて一度もないぞ。どういう発想の引き出しなんだ。まあ、以下のような感じでしたよ。笑
https://x.com/nakanishiriku/status/1781889146874970611?s=46&t=D7gRh-AFvlyY7CJy_M3nsQ
樽木さんの生音演奏も久々に聴いた。美瑛の2マン以来かな。その時は会場の雰囲気に合わせてしとやかな感じだったけど、昨日はエンジンかかってたな〜。語りも長編多め。4/19の札幌のライブで聴いた曲も生音だとより音量の振り幅がでかくなってゾクっとする。3曲目から声とギターのバランスがグッと良くなって、調整能力にも感動した。(僕も生音現場が多くなったので日々試してみてはいるのですが、どう聴こえているかまでは計算できていない。)
打ち上げも含めて楽しい夜でした。
樽木さんとは4年半前のキタラワンマンでドラムを叩いてもらって以来の再会だったのですが、ツアーの心得であったり、人前で歌うことに対する想いであったり、たくさん刺激をいただきました。北海道ははまだまだ未開拓だそうなので、僕がこの夏でさらに北海道を巡って、秋に一緒にツアー出れたらいいねと話しております。これはなぁ〜頑張ってみたらいいだろうなあ、1人も気軽でいいですが、樽木さんとなら回ってみたいな。
「バンドやらないの?りっくんは人を巻き込んで一緒にやった方がいいと思うよ。」というのも刺さった。自分で自分のことってあんまり分かってないので。たしかに、僕はバンドマン上がりだし、自分の音楽はアンサンブルの中で聴いてもらうのが最も響くとは思う。
書いたなぁ。1800文字も書いた。今日はこの辺にしときますね。
次回の札幌公演は6/21、仙台在住のSSWなおさんとの2マンです!
6.21(金)[なかにしりく × 高橋亨明]
会場:大人座(札幌市中央区南1条西1丁目 板谷ビル8階)
OPEN 19:30 / START 20:00
チャージ ¥3,500(別途1Drink)
ご予約:nakanishiriku.info@gmail.com
定員20名
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