見出し画像

4/35 「やきゅうしょうねん」

なかなか信じてもらえないが、
小4から高校終わりまで
野球を9年間やっていた。

スポーツだけ左利きという変な体質ゆえ
(ちなみに、バスケのシュートは右、レイアップは左、
バトミントンの細い技は右、サーブとスマッシュが左
たぶん、右→コントロール:左→パワーなんだと思う。)

ポジションは
ファースト
→ファースト&高1からピッチャー
→肩を痛め最後はライト(初めて外野をやったので、外野経験のある後輩より下手くそだったから大変だった。
という流れだ。

先週篭っていた
アトリエの近くに母校があるので
朝、散歩しに行ったんだけど
(丘の上のなので
とても空気と景観が良いのです。
あんなに打ち込んでいたのに
なぜ野球を始めたのか思い出せない。
プロ野球選手になる!という情熱もなかったのに、なぜ9年も続いたんだろう。

たぶん、
公式試合(いわゆる甲子園へ続く道だ)
で勝った時の嬉しさ、
報われた喜び、そういうのが
何にも代え難いものだと
わかっていたからだと思う。
昔は「もっかい高校生できるなら、
今度は死ぬほどダラダラしてチャラチャラしてみたい」
とか思ってたけど(笑)
意外とまた野球一筋の
高校生活を選んでしまうんだろうね。

音楽に他者との勝ち負けはないけど、
野球で勝った時みたいな
何にも代え難い瞬間があって
結局それにず〜っと取り憑かれて
今までやってきたんだと思う。
インタビューで「どうしてずっと続けてこれたんですか?」って聞かれるけど、正直わからなくて

ただ、気が付いたら音楽が
体の構成要素のひとつ(手、足、頭、腕、背中、音楽)みたいになっていて、切り離すことは難しく、
それがあることで、
追い求めてる光景を見れるかもしれない、
涙が出るような瞬間がまた来るかもしれないから今やってるとしか言いようがない。

今見たいのはもちろん
キタラのステージから見える景色。
皆さんはどんな顔なんでしょう。
僕はどんな顔なんでしょう。
楽しみです。

あと211日、


最後まで読んでいただきありがとうございます!もしもサポートしていただけたら、こんな嬉しいことはありません。サポートしていただいたお金は制作機材のアップグレード、新しい作品・グッズの制作予算、日々のリハーサル代など、より良い音楽活動への活動資金に使わせていただきます。