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耳が悪い。難聴です。っていう人に話す時

皆さん、どうしてますか

声を大きくして話すって思う人が多いと思います。

半分は正解です。

でも

大きすぎる声は周りの目線もきになるし

その人だけに伝えたいことを他の人にも伝えてしまうこともあります

あと聴覚によって
心地よい音量=不快なく言葉として聞こえる大きさ は違い

叫びような大声 怒鳴るような大声は歪んでしまって
何を言ってるかわからなくなることも多々あります。

単純に声を大きくするのは
感音性難聴の人にとっては逆効果です

難聴者に話すとき
特に残存聴力がある難聴者に話すときのポイントは

文節、単語ごとに区切って話す

必然と一拍いれるようにしてみてください。

句読点、をたくさんいれる感じです

無意味に区切ってください

区切って話すと

断片的に音が聞こえてる難聴者

口の動きで判断してる難聴者

手話通訳してる人にも

要約筆記の人にもとても親切です。

私自身も音は母音が強く子音はかすれて不明瞭に聞こえるのでいつもいつもいつも音を意識して分析して理解します。

非常に神経の使うヒアリング方法です。

句読点、をたくさん入れてくれる事で
音について分析して理解したり
考えたりする一瞬の時間が生まれるので
非常に助かります。

それと

ゆっくりハッキリ発音する。

これも大事

相手の顔を見て話す

これも大事です

そして

わかりやすい話し方をする例として
アナウンサーの方の発声はとても聞きとりやすいです

アナウンサーの中でも
NHKのアナウンサーがより丁寧です。何故なのかはわかりませんが汗

例えていいのか恐縮ですが

皇族の方や天皇陛下が何か発表したり

会見されてるときの

あの穏やかで丁寧な速度の話し方がとてもいい!! 感音性難聴にとって聞きとりやすい話し方です。

とくに上皇になられた以前の天皇陛下の話し方が区切りがあって聞きとりやすかったです。


難聴者に筆談も要約筆記も使わずに話すときは

ぜひ区切りとゆっくりを意識してみてください。

あ!書いていて思い出しました。

戦場カメラマンの渡部さん?のようなお話のされ方も丁寧でゆっくりなのでとてもいいです!

虫食い状態に音が聞こえてる難聴者にとっては嬉しい話し方です

区切りを意識してゆっくり話す。

これは難聴者じゃなくても

お年寄りや小さな子供など

にも使える話し方なので是非試して見て下さい




※いち感音性難聴の個人的な感覚です
全ての難聴者はそうとは限りません。
難聴者といっても残存聴力や失聞してる音域や時期によって色々な聞こえパターンがあるので
その人にとって聞きとりが楽な方法を探ってあげて下さい。


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