日記

2024年5月13日



とても雨が降り続きまた少し憂鬱になってしまった。どうしても晴れていないと気分が落ち込んだりどんよりしてしまう。特に雨や曇りの日の昼寝後の気分は最悪である。

この世のすべてのものが空虚でなんの価値もないということが強く感じられる。過去や今起こっていることや文明や文化や人の一生など心が意味を見出しているものがすべて崩壊していき絶望感を感じて虚無感に少しの間襲われて吐き気がする。

それは昼寝後に強烈に襲ってくる限定的な鬱症状っぽいものなのかなと思う。僕は鬱病ではないがあの強烈な心をえぐってくる昼寝後の虚無感が24時間続くと考えるとぞっとする。でも鬱病の方はこれをずっと体感しているのかと思うと心が苦しくなる。

少しするとまた世界の空虚から解放されてまた世界に意味が戻ってくる。先ほどまでとは違って心が楽になる。雨の日の昼寝後はこういったことがほぼ確実に起こる。

最近図書館に行ってきて小説を複数冊借りてきたので読んでいた。僕はミステリーが好きなのでミステリーがほとんどだ。昨日はそれを雨の音を聞きながらゆっくり読んでいたがかなり刺激的な内容でハラハラドキドキする内容で先が気になり少し夜更しをしてしまった。

といっても普段の22時30分に就寝しているのが23時30分になってしまったくらいの一般的な人からすると夜更しでもなんでもないくらいの時間である。ミステリーは重くて暗すぎず全体的に悲壮感が漂わなければ何でも好きな僕なので今回も楽しく読めた。

話は少し変わるが心の中でいつも満たされない気持ちのようなものが何をしているときにもフワフワと漂っている。それが何なのかこれではないかという答えが最近明確になってきた。

それは自分の力で能動的に何かを行う活動が生活の中で何もないということである。研究、創作活動、プロジェクト活動こういった活動がなく自分の手で自分で探求したりすることがないのかなと思う。

前々から薄っすらと気づいていたのだがなかなか出来ないでいる。それはこういった活動をするとのめりこんでしまい他のことが手につかなくなるのではないかという恐れからである。

でも最近は色々と考え方を変えて没頭できることは自分の精神を充実させてくれ自分の心に満足感や充実感を与えてくれるのであるとかそこでの経験は絶対に自分を支えてくれるものになる。

成長させてくれるものになるとか自分に知識やスキルが手に入るとか没頭することによって将来の不安や恐怖心配事から逃げることが出来るなどの良い面に注意を向けていくとそこまで悪くないというのに気づいた。

そしてその恐れはタイマーをかけてやったりこの場所だけとか決めることでハックしておけば問題にならないということにも気づいた。プロジェクト活動は立ってやるときだけと考えると疲れるまでということにしておけば疲れがブレーキとなりのめりこみに対しての抑止力なる。こういうハック術を駆使してやっていけば少しは安心するだろう。

徐々に能動的な活動や精神が満たされる研究やプロジェクトをやっていき今の心の消し去ることの出来ない漠然とした虚しさと一緒に紐づいている満足感の欠如が振り払うことが出来ればまた少し人生に彩りが与えられるのではないかと思う。

早速15分程度プロジェクトをやるということを予定に組み込み不安や恐怖を持ちながらやっていく。思い立ったが吉日なのである。

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