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やたらニュースで見るレアルマドリーって何?

今回の部員日記は経済学部4年の中牟田篤がお送りします。

皆様はご覧になられたでしょうか。プロ野球?競馬?いえ、違います。チャンピオンズリーグです。

今朝未明、私が贔屓にしているレアルマドリーの大一番が行われました。チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ、レアルマドリーvsマンチェスターシティの1戦です。

チャンピオンズリーグとはヨーロッパサッカーで毎年行われているカップ戦のことです。普段リーグ戦では当たらない、イングランドプレミアリーグや、スペインのラ・リーガ、ドイツのブンデスリーガといった欧州各国のリーグから、選りすぐりのチームがヨーロッパ1のチームの座をかけて戦います。

私はスペインのレアルマドリーというチームを追っているのですが、今年のマドリーははっきり言いましょう、神がかっています

チャンピオンズリーグはグループステージで総当りのリーグ戦を行った後、ホームアンドアウェーのノックアウトステージが行われます。
我らがマドリーは、ノックアウトステージで欧州最強クラスの2チームとの連戦を、試合終盤から逆転して制し、準決勝に駒を進めました。そして準決勝の相手はマンチェスターの新鋭、マンチェスターシティ。アウェーの初戦を3-4の1点差ビハインドで終えたものの、今朝またも神がかった逆転勝利を収め、決勝に上り詰めたのです。なんと前後半合わせて90分の試合で、90分に1点、90+1分(アディショナルタイム突入後すぐ)に更にもう1点加えて延長戦に持ち込み、延長前半5分に決勝点を決め、勝利したのです。89分かけて1点も取れなかったチームが、瞬く間に3点を奪ったのです。

もちろん、レアルマドリーもヨーロッパ最強クラブの一角ではありますが、チャンピオンズリーグ開始以前は優勝候補に数えられていませんでした。
しかし、マドリーの歴史はサッカーの歴史とも言い換えられるほど、開闢の王たるマドリーは、今年快進撃を続けています。

彼らの特徴としては、緻密な戦術の落とし込みが徹底されている、ということではなく、個人個人の技量とパッション、マドリディズモで試合を戦っていくところです。世界最高の個人を集め、その足し算で強引に難敵を打ち破っていくのです。

決勝の相手は、イングランドプレミアリーグ2強の一角、リヴァプール。大会当初から優勝候補の大本命とされていて、ドイツの名将ユルゲンクロップが長きに渡る時間をかけて仕込んだチームの完成度は凄まじいものです。

優勝するのはどちらかと聞かれれば、リヴァプールと答えるサッカーファンが多いことでしょう。しかし、マドリーはそのような三連戦を気合いと根性とファンの声援で乗り越えてきました。今のマドリーより強いチームはあれど、今のマドリーが勝てないチームはありません。

決勝は5/29の朝4時、会場はスタッド・ドゥ・フランス!

行こうマドリー、最後まで!

Hala,Madrid!!!

ここまで読んで下さり、誠にありがとうございました。