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2023/1/8日記『三崎港家めぐり』


三崎港にきた。物件巡りの旅。いっぱい回ってすげー疲れたけど楽しかった。しばらく家探しは続きそうです。2ヶ月くらいかけて探す。

・ペット可
・2K以上(寝室と仕事部屋を分けたい)
・戸建て
・エアコンつき
・バストイレ別
・浄化槽付きトイレ
・洗面台あり

ひさしぶりに『アタシ社』のミネさんと会えた。いろいろアドバイスをもらった。部屋が広いと冬がとても寒い、トイレは浄化槽つきのほうがいい、など。適度な距離感で助けてくれる大人の存在、ものすごくありがたい。

直射日光でレインボーになっている

喫茶トエムでハンバーグサンド食べた。しっかり玉ねぎ入ってておいしかった。そのあと大学生のシュンさんがオーナーをしている古着屋さんにいった。一生懸命働いたり服のことを熱く語っている様子を見ていると、親戚のおばちゃんのような目線になってしまった。若い光のエッセンスを吸い取る妖怪。でかいモコモコのトレーナーみたいなのを買った。古着屋はタイムカプセルを売ってるんじゃないのかなと思った。約束の時間になり、不動産屋さんの車でいろいろ物件を回る。割愛。おもしろかった。

本と屯で、上間陽子さんの『裸足で逃げる』を読む。『海をあげる』を読んでから、いつか読もういつか読もうと思ってるうちに今日に至った。

ストーブを出してくれてあったかかった。8歳くらいの時に家族で行ったスキー旅行のコテージを思い出す。1階に共有のくつろぎスペースがあって、木造のすごくおおきいお家で、おおきいフカフカの皮のソファーがあって、くまのぬいぐるみがいっぱい置いてあった。外は吹雪いていて、中はストーブの熱でぼーっとするくらいあったかくて、灯油のいい匂いが漂っていた。

三崎港のすごく好きなところ、1番大きいのは『無料でただ居ていい、逃げ場所が多い』ことかなーと思う。そこが東京との1番の違いだ。自分が存在してていいんだ、と思わせてくれる街だなと思う。本と屯にいるとほっとするから。東京はベンチとか無料の憩いスペースがものすごく少なくなった。自分がいつかホームレスになるかもしれない、という危機や想像力とは無縁の人間たちによって『クリーン』な街になってきてしまってるから。2022年10月25日の渋谷区美竹公園のこと思うとどすぐろい感情が湧いてくる。絶対に忘れてやらんぞ。

画面中央

バス待ってる間、灯台の光が見えたのよかった。


肉味噌もやしをごはんにかけたやつと、キャベツのピクルスがどーしても食べたくて、東京餃子楼に行った。餃子頼まなかったので店員さんが明らかに戸惑ってて面白かった。おなかすいてたので、カウンター席で犬食いした。

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