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2024/5/30日記「ケーキをシェアする」

1日中お仕事の装画の清書。スキャンしたボールペンの線画にiPadで色を塗っている。昼に昨日作ったカレーの残りを食べたあと、梱包済みの通販の荷物を郵便局へ持っていく。帰宅後、『虎に翼』を流して仕事。最近仕事中やリトルプレスの発送作業中、とやまソフトセンターの狂犬病予防接種会場の動画しか流すことができなかったのだが(疲れているときでも楽しくなるしかわいいから)、虎に翼が面白すぎて今日まで一気見してしまった。16時過ぎに近所のコンビニ(都内では珍しく灰皿が設置されたコンビニで、応援のためにちょくちょく買い物に行っている)で雑巾みたいなものを買い、帰りに居住区の氏神さまである神社でお参りをする。お地蔵さんを写真に撮る。21時過ぎになると猛烈にだるくなる。5月の2週目に新型コロナウイルス(下痢の症状的にjn1株?)に罹患したのだが、回復後、なぜか21時過ぎになると毎日微熱が出るようになり、地味に不快。冷えピタを貼って仕事。イラストの仏花のカラーリングに迷う。菊を白にするか黄色にするか迷う。明日は台風がくるらしいので明日お会いする人にLINEを送る。23時30分ごろ、だるすぎてベットに寝ながら、Moche Le Cendrillon (モチェ・レ・サンドリヨン) さんのZINE「あなたとケーキをシェアするためのいくつかの方法 」を読む。

このタイトルの「ケーキ」というのは、アロマンティック・アセクシュアルのオンラインコミュニティで使用されるいくつかの象徴のうちのひとつである「ケーキ」の意。「セックスよりケーキが好き」というジョークが元ネタになっている。0時になったので、最近告知しまくっていた通販関連のツイートを消す。以前ツイッターでどなたかが「ツイ消しは盆栽の剪定みたいなもの」的なことを仰っていてその通りだと思った。先日コミティア148で発売した旅行記4コマ漫画、『奄美旅・アダンの海辺』、ひとさまの作品を「ほっこり系(笑)」と揶揄する人間には合わない漫画だと思うが、著者にとって重要だった奄美旅行の覚えておきたいことが全部詰まった好きな本になり、わたしが一方的に大切にしたいと思わせてもらっている方々から良かった!と言ってもらえたマンガなのでオススメです。

寝れないので久々に日記を書いた。いまは『奄美旅』の続きを早く書きたい、『奄美旅・アダンの海辺』をいろんな書店さんに置いてもらうために直接本屋さんに出向こうかしら、引っ越しがしたい、今やってる仕事がちゃんと終わるか不安、ねむい、などを考えている。仕事中に小沼理さんのポッドキャスト『鍵をかけない部屋で』のep.3を聴き直していた。映画館で1回、Netflixで2回見たのだが、やっぱり映画『そばかす』めちゃくちゃよかったなーと思い返していた。「主人公は、言葉や身体のスキンシップとは違う、道具や動作を通じて人と繋がろうとしているのでは?」というような解釈が好きだった。根本的にコミュニケーションの仕方が違うだけであるのに、その在り方が劣っているとか未熟であると見なされてしまうこと、足元がぐらつくような絶望感がある。なのでこういう映画があるとうれしい。防波堤の海面にぷかぷか浮かんでいるビニール袋のような自分がビニール袋のまま存在してていいということを肯定してもらえるような作品である。

追記
そういえば今日、Amazonで注文していた、持ち運べるレジ&金庫みたいなものが届いたのだが、非常にラフな梱包で、見事に箱がベコベコ、中身は細かい傷や汚れがつきまくりでアメリカン(?)でおもしろかった。配達はこんくらいテキトーでいい。

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