シェディングの実在

お茶の水クリスチャンセンターで行った講演につき、一部を紹介します。
フランスの女性科学者Helene Banoun博士がシェディングについて詳しく研究しています。博士いわく、

https://hal.science/hal-03891682/

「コロナワクチン未接種にもかかわらず、打ったばかりの人と接触したことにより、ワクチン接種の副作用と病理的に同じ症状が出たという報告が無数にあります。mRNAやそれにより産生されるスパイクタンパクだけではなく、ワクチンに含まれるナノ分子が体外に分泌される可能性について知識を総括しておくことが重要です。
ワクチンのmRNAを運ぶ脂質ナノ粒子は、接種後全身に拡散します(動物実験で確認済み)。またワクチンのmRNA(むき出しの状態であれナノ粒子に包まれているのであれエクソソームに包まれているのであれ)は血中に存在します。これはスパイクタンパクがフリーの状態やエクソソームに包まれた状態で血中に存在するのと同じです(人間で確認済み)。
脂質ナノ粒子(またはそれに相当する天然のエクソソームや細胞外小胞(EV))は、体液(汗、痰、母乳)を通して分泌され、経胎盤関門を通ることが示されています。これらのEVは吸入や皮膚(健康なものであれ傷ついたものであれ)を通して、あるいは母乳を通して経口的に浸透します(セックスでも浸透します)。mRNAワクチンの一般化が検討されている間に、mRNAワクチンに適用される遺伝子治療に関する法律を施行し、このテーマに関する研究を実施することが急務です」

この論文は一読に値します。また、最近博士が書いた論文もコロナワクチンの問題点が簡潔にまとまっていた。

「コロナワクチンは作用機序からして、遺伝子療法製品(GTP)と分類されるべきである。しかし当局はこれをGTPから除外している。またこのワクチンは純度、品質、バッチの均一性の点で懸念がある。
mRNAの生体内での代謝やそれが産生するタンパク質については、ワクチンと分類されているため十分な研究がされておらず、安全性に疑問がある。
販売後市場調査でmRNAが母乳に移行することが示されており、授乳児が悪影響を受ける可能性がある。
ゲノムに取り込まれること、胎児や妊婦への毒性、生殖毒性、発癌性など、副反応データベースへの報告に照らして研究されるべきである。水平伝播の可能性(いわゆるシェディング)についても評価されるべきである」

シェディングについても言及されていて、博士の問題意識の高さがうかがえます。
世界的にコロナワクチンの接種が中止した今後も(日本は世界で唯一継続中ですが)、シェディングは問題であり続けるはずです。ましてや日本は世界で唯一ワクチン接種を継続中なのだから、Banoun博士の論文は極めて重要です。

米軍、ゲイツ財団、ロックフェラー財団など、多くの組織が感染性ワクチン(transmissible vaccine)の研究開発に多額の資金を提供している。
感染性ワクチンについては以前の記事で何度か言及したことがある。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n1ab3d60680ce
これは要するに、接種者からのシェディングを企図したワクチンです。「うっかりシェディングが起きてしまった」ではなく、接種者を起点にシェディングを起こさせることが主目的のワクチンです。
たとえば、世界にはいまだに文明化されない人たちが残っている。テレビもインターネットも持っていないし、学校教育を受けない。実はこういう人たちの存在を、国際金融資本の人たちは非常に苦々しく思っています。洗脳をすることが極めて困難だからです。
情報源をテレビに頼っている国民が相手であれば、感染症の恐怖を煽り、その後ワクチンの効果を宣伝すればいい。場合によっては、テレビCMなどにサブリミナル効果を使う。人が認識できないコンマ何秒だけ「コロナワクチン打とう」という画像を忍び込ませる。それだけで接種率は跳ね上がるだろう。
学校教育が普及している国であれば、学校でワクチンの効果を教えればいい。教育というのは、そもそも洗脳なんだ。何を教えるかによって、その国民をいかようにも誘導できる。
しかし文明化されてない集団は厄介だ。彼らにはこうした洗脳手法が通じない。

【アーミッシュ】アメリカのペンシルベニア州や中西部、カナダのオンタリオ州などに居住するドイツ系移民(ペンシルベニア・ダッチも含まれる)の宗教集団のこと。 移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られている。

「アーミッシュはコロナ騒動でビクともしなかった」

ワクチンを推進したい勢力にとって極めて不都合な真実である。
「世界的パンデミックが起きていた」ことを確定的な史実にしたいのに、何ら感染症対策をすることなくノーダメージでコロナ禍を乗り切った集団がいたとなっては、彼らの推進したいナラティブに傷がつく。
そういうときに、感染性ワクチンの出番となる。
たとえば、その集団の数名にレプリコン型ワクチンを打てばいい。その数名を起点にして、「ワクチン」が集団内に拡散し、被害を起こすことが可能となる。

以前紹介したように、久留米に作られる新たなワクチン工場でレプリコン型ワクチンが製造されることが決定している。
このワクチンがいつ国民に打たれることになるのか、それは分からない。ただ、作るからには、当然使うだろう。

今回のmRNAワクチンが「ワクチン」として破綻していることは、すでに多くの人が認めている。しかし一部SNS界隈で、「mRNA技術自体は間違ったものではなく、癌治療への応用など今後さらに深く研究されるべきだ」というmRNA技術肯定派と、「そもそもmRNA技術をワクチンや医薬品として応用しようという発想自体が破綻している。この手の研究は行われるべきではない」というmRNA技術否定派がいて、彼らの間で密かに熱い議論が交わされている。
僕は、どちらかというと後者です。こんな技術で癌が治るわけがないと思っている。

新しい薬が出る時はいつも、「夢の新薬登場!」と期待を煽りまくる製薬業界の体質を知っているから、上記のようなニュースを見ても、「宣伝乙w」ぐらいにしか思わない。

以前、ある弁護士と話していて、こんなことを聞いた。
「たとえば、マスクをせずに飛行機に搭乗する権利、というのは、残念ながら「憲法上の権利」ではありません。自由や権利というのは、実はかなり奥深く、ほとんどの人はあまり深く理解していません。
たとえば、「ワクチンを打つも打たぬも個人の自由だ」とか「mRNA技術の研究自体は自由であるべき。自由を重んじなければ全体主義も同然だ」という、一見聞き心地のいい主張がありますが、私はこんなのはただのきれいごとに過ぎないと思っています。
前者に関しては、インフォームドコンセントが十分ではないのと、社会的圧力が課せられているので、欺瞞でしかありません。

たとえば、接種前にこのような『接種意思確認』をして、それでもなお、このワクチンを打つ人がいるでしょうか?いないはずです。つまり、「打つ打たないは個人の自由」ではありません。事前に十分な知識があれば、あのワクチンを打つという選択は出てこないはずなんです。
後者に関しては、許されざる研究というのもあるはずです。人間のクローン研究とか核爆弾の研究とか、人間の尊厳にかかわる技術やあまりにも非人道的な技術については倫理面から許されないこともあるでしょう。
ただし、愚行権という権利も一応あります。前者の場合でいうと、「コロナが怖い。打たなきゃ不安なんだ」という人の接種を建前上は止められません。しかしシェディングによりウイルスの比にならないほどの有害物質を周囲にまき散らす自由というのは、愚行権で正当化できるでしょうか?コミュニティに危険をもたらすのであれば、それは正当化できないはずです。
弁護士というのは、理屈づけだけは得意な大バカ者もいて、「非接種は愚行権で正当化できない」と言っていた人もいました。しかしその主張には科学的根拠がありません。むしろ、非接種者がコミュニティを守っていることは今や明らかであり、接種を受けた人がコミュニティに危険を及ぼしていることもはっきりしています(接種後の感染爆発、シェディング、医療への負担など)。
論理や倫理、さらには法律でさえ、「カガク」や「イガク」で目くらましをされると全く役に立たないどころか、逆に利用されてしまいます。
2年前「非接種者は愚行権で正当化できない」と言っていた弁護士は、科学的根拠や医学的根拠をきちんと調べたのか?医療洗脳やプロパガンダにとらわれていたのではないか?残念ながら当時は彼のような意見が優勢でした。いや、今でも私のような考え(接種は愚行権で正当化できない)はまだまだ主流ではありませんし、今後もならないと思います(笑)」

2回3回ならまだしも、6回打つとかさ、打つのは個人の自由とは言え、困るんだよ。愚行権を振りかざされると。
打ちまくって死ぬのはご自身の勝手だけど、一番困るのは身の回りの家族です。シェディングをまき散らかしてさ、公衆衛生上の脅威だよ。はっきり言って。

いまだに打ち続ける皆さん。
社会のために、これ以上打つのをやめてください。ものすごく迷惑です。