コロナ治療薬の副作用


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去年末、コロナの飲み薬『ラゲブリオ』(モルヌピラビル)が承認された。

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テレビで言われていることとしては、
・入院や死亡リスクが30%減少する。
・適応は18歳以上で、重症化リスクの高い人、あるいは軽症~中等症。
・発症から5日以内の早めの服用が望ましい。
・下痢、頭痛、めまいなどの副作用。
・妊婦や妊娠の可能性のある女性では服用不可。

最後の項目『妊婦の服用禁忌』というのが、正直というか何というか、かなり怖い。しかしそれ以外は、一見よさそうな薬に見える。
抗原検査などでコロナ陽性になれば、入院や隔離になって大変だったところ、この薬の出現により、「お薬出しておきますねー。家に帰っていただいて結構ですよ」となれば、画期的なことに違いない。
ラゲブリオは、現在すでに臨床で用いられている。これを服用した人は、どのような経過をたどるのだろうか?実際の症例を見てみよう。

【症例】40代女性
旦那さんが語る。「妻のことをお話します。2月26日夕方、パート先から帰宅し「寒気がひどい」と言って風邪のような症状で寝込みました。28日S病院に救急搬送され、PCR検査の結果コロナ陽性となりましたが、ラゲブリオ(ラゲブリオカプセル200㎎ 8cap 1日2回朝夕食後 5日分)を処方され帰宅しました。
3月1日夕方、血中酸素濃度が低下してきたことから、保健所から入院するよう指示されました。S病院に入院した翌日、3月2日深夜12時ごろに死亡しました

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持病のない健康な女性だった。こういう女性はコロナにかかっても死なない。
統計の示すところによると、コロナで亡くなっているのはほとんどが持病のある高齢者である。いや、実際のところ、コロナで亡くなったというか、別の原因で死んだのにたまたま検査でコロナ陽性だったら「コロナ死」になる。2年前のことだからみんな忘れてるだろうけど、そういうお達しが確かに国から出ている。

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「ワクチンは打っていません。未接種なので病院側からは高リスク患者と認識されたと思います。そういうのもあって、ラゲブリオを投与されたのかもしれません」

コロナワクチンと同じだが、テレビの情報からだけ判断すると、本質を見誤る。別の情報ソースにあたると、ラゲブリオがいかに危険な薬かよく分かる。
https://www.forbes.com/sites/williamhaseltine/2021/11/02/harming-those-who-receive-it-the-dangers-of-molnupiravir-part-2/?sh=7ba9218c1490
被験者への副作用があまりにも強かったため、治験中止となった薬であることなど、マスコミ報道だけ見ている人には分からないだろう。
さらに、催奇形性のため妊婦の服用は禁忌になっているが、妊婦以外が飲んで問題ないかというと、全然そうではない。癌になりますから
モルヌピラビルはもともと抗インフルエンザ薬として開発が始まった。モルヌピラビルは体内で代謝されてNHCという物質になる。NHCはRNAポリメラーゼを阻害してウイルスの増殖を防ぐ。いや、「阻害」というか、NHCはウイルスが複製するたびにその遺伝子配列にエラーをinsertして、結果、ウイルスを機能破綻に追い込む
しかし、機能破綻に追い込まれるのが病原ウイルスだけならけっこうなことだけど、残念ながら正常な細胞にも悪さをしてしまう。結果、人間のDNAを変異させてしまい、そのせいで発癌することになる。
https://academic.oup.com/jid/article/224/3/415/6272009
コロナは寝とけば治る。しかしその治療薬によって癌のリスクが上昇するというのは、あまりにも代償が大きすぎる。
マスコミや製薬会社(メルク)は、薬のメリットばかり言わないで、こういう情報をもっと出してください。「この薬は入院や死亡リスクが30%減少する、というのが一応の建前ですが、なかにはこの薬でむしろ死亡する人もいますし、死ななかったとしても将来癌になるリスクが上がります。それでも、この薬を使っていいですか?」と、そこまできっちり説明してこその、インフォームドコンセントでしょうが。

「私、妻、それに13歳、9歳の子供の4人家族でした。
3月2日、妻が亡くなった日の朝、子供たちに妻の死を伝えました。『お母さん、死んだよ』と。話すうちに私は感情がこみあげて、泣いてしまいました。それにつられてか、子供たちも泣きました。しかしそれ以降、子供の涙を見たことはありません。いつも通りの日常を送っているように見えました。
こういうご時世なので、子供たちは妻の死に目にも会うことはできませんでした。亡くなった実感もなかったと思う。私もそうですが、心の準備なんてとてもできていなかった。「お母さんと会えなくなる」子供たちはそんなこと、想像もしていなかったんです。
先日、13歳の娘の保護者会があり、あるママ友と話す機会がありました。その方が「〇〇ちゃん(うちの娘)、こないだ授業中に号泣したこと、知っていますか?」と。もちろん知りません。話を詳しく聞きました。
道徳の授業で、「お母さんが娘を看病する話」が題材で、その授業を聞いているうちに、娘は感情をこみあげて耐えられなくなったようです。涙がとめどなくあふれて、すぐにトイレに駆け込み、トイレでも延々大きな声を上げて泣く。そういうことがあったことを、ママ友から聞きました。
娘の気持ちが分かります。分かりますが、何ともしてやれない。亡くなった妻は、どれだけ泣いても、もう帰ってこないんです。
私も子供たちも、何とか平静を保って日常を送ろうとしていますが、ふとしたときに感情がこみあげて、どうにもならなくなります。
中村先生の『身内がワクチンで殺されたら声をあげてください』の記事を読み、それで勇気が出ました。私も声をあげよう、と。
私の場合、ワクチン被害ではなく、コロナ治療薬による被害ですが、悩み相談を受け付けてもらうことはできますか?
もちろん、声をあげたところで妻は生き返りません。それは分かります。でも、このまますべてが終わってしまうと思うと、私は、たまらないんです。
せめて、妻があの薬で亡くなったことを広く知らせたい。同じような悲劇が起こることを少しでも食い止めたい。妻の死を、少しでも意味のあるものにしたいんです」