乳幼児とワクチン

健康意識が高く、ネットで意識的に情報を仕入れいている人は、ワクチンの危険性を知っている。
だからテレビCMなんかで「感染症予防のためにワクチンを打ちましょう」とやってるのを見ても、ひとまず懐疑的に見るフィルターが備わっている。
しかしそういう人も、自分の子供が生まれて、役所からワクチンの定期接種を打つ勧めが届くようになると、悩むことになる。
「私が子供の頃はこんなにたくさんのワクチンを打たなかった。本当にこれだけのワクチンが必要なのだろうか?」

画像1

定期接種のワクチンは年々増加の一途である。
かつての三種混合が四種混合になり、さらにHib、肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルスなど、赤ちゃんは無数の"ワクチンの洗礼"を浴びることになる。親御さんはワクチンスケジュールの管理にも一苦労である。

今日当院に、生まれてまだ一か月の赤ちゃんを抱っこするお母さんが相談に来られた。
第一子には、役所に言われるがままにワクチンを打たせていた。
しかしワクチンを打った日の夜に、赤ちゃんが必ず発熱して体調を崩すことに、お母さんは気付いた。
最初は偶然かと思った。それで深夜の救急などを受診したこともある(受診したものの、抗生剤を出されただけで、病院への不信感が増しただけに終わった)。
しかし同じようなことが3回4回と続いた。BCGを打ったあとには、けいれんさえ見られた。
ここに至って、さすがにお母さんも認めないわけにいかなかった。「すべて、ワクチンが原因なんだ」と。

知識のあるお母さんで、すでにワクチンの有害性については知っていた。しかし、役所の通知を無視することも気が引けた。
結局悩みつつもワクチンを打たせに行くのだが、知識があるだけに一層、悩みが深まるのだった。
我が子がワクチンを打たれる様子を、祈るような気持でそばで見ている。「何も副作用が起きませんように」と胸の中で本当に祈っている。
しかし、接種後に必ず発熱する。そのたびに、自責の念に駆られた。

先月、第二子が生まれた。お母さんは決めていた。「もうこの子には、ワクチンは打たせない」と。
以下、お母さんの言葉で語ってもらおう。
「発達支援センターで働いているので、ワクチンの被害にあった子供を、実際にたくさん見てきました。ワクチンと後遺症の因果関係が認められて、国から医療費が無料になっている子供もたくさんいました。
そういうことを知ってはいたんですけど、いざ自分の子供が生まれてみると、悩みながらも結局上の子にはワクチンを打たせてしまいました。私、そのことを本当に後悔しています。
先月産まれたこの子には、もう打たせない、と決めています。
このセンターの先生は『子供が健康に育つのにワクチンなんて要らない』というスタンスの人で、ワクチンを嫌がるお母さん方の受け皿になっていました。
そのせいで保健所からの圧力も相当強くかかっていました。『二番目の子供が生まれたら、ワクチンを打たなくてもいいように、この先生にお願いしよう』と思っていました。しかしこの先生、去年の年末に亡くなってしまいました。どうしたものかと途方に暮れましたが、ネットを検索していて先生のことを知りました。

この子が生まれたとき、ものすごい安産でした。助産院で生む予定だったんですけど、陣痛から10分ほどでスルッと出てきたので、自宅で生まれたんです。
家で問題なく生まれてよかったと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
私も仕事柄わかるんですが、助産院や病院のような施設ではなく、自宅で生まれると、かえって市や保健センターは混乱します。
『お金がなくて家で生んだのか』とか『医療ネグレクトだ』とか、妙な疑いをかけられます。
そこにきて、私が声高に『ワクチンは絶対打たせません』なんて主張しようものなら、話がかなりややこしくなる可能性があります。

私は何も、西洋医療を完全に否定しているわけではありません。救急となれば西洋医学は頼もしいことはわかります。
でもワクチンに関しては、どうしても信用できません。人を癒やす医療とはまた別の、経済的な動機で動いている人たちがいると思います。
一般の薬を使うときには、体重の大きさを考慮して薬の投与量を調整するのに、ワクチンに関してはそういう加減がまったくなされていないのも不思議です。
大きな体の相撲取りと小さな赤ちゃん、どちらも同じ量のワクチンが注射されるって、一体どういうことなんでしょう。
この子の体内に異物を注射しても問題ないと思える理由が、理屈から言っても見当たらないんです。

ただ、こういう議論を役所の人と戦わせるつもりはありません。私自身、そういうお役所的な仕事をしている人間ですから、彼らの気持ちがわかるんです。
彼らだって、自分の正義のためにやっています。私がワクチンを打たせないとなれば、彼らは『親のネグレクトによって、子供が正当な医療をうけていない』として私を糾弾するでしょう。彼らとしては、この子の権利を守るためにやっているわけです。
正義と正義がぶつかって、いいことなんて何もありません。だから、私は彼らと争いたくありません。
あっさり、右へまわれ、すればいいんです。
『そう、私としてもぜひワクチンを打ってあげたいんです。でも、医者からドクターストップがかかっていて』となれば、彼らとしても『それなら仕方ないね』となって、丸くおさまります」

文献的にも、ワクチンの有害性に警鐘を鳴らす論文は多い。
副作用が起こり得ることが明らかな医療行為について、患者(あるいはその家族)が、それを拒否する権利は、当然認められるべきだろう。

しかし恐らく、赤ちゃんが接種するべきワクチンの数は今後も増え続けるだろう。
『カルナータカ州マンディヤ(インド)でワクチン接種後に乳幼児が2人死亡、7人は回復』
https://timesofindia.indiatimes.com/city/bengaluru/2-babies-die-in-mandya-after-vaccination-7-recovering/articleshow/62868585.cms
5種ワクチンを接種後に体調が急変し、2人が死亡したという記事。
未熟な免疫系の乳幼児は、BBB(血液脳関門)も未熟である。5種類の毒物ちゃんぽんを一気にぶちこめば、それは当然、死ぬ赤ちゃんも出てくるだろう。
仮に死ななかったとしても、自閉症やアレルギーなど、様々な疾患にかかりやすくなることがわかっている。

画像2

上記画像の赤ちゃんのように、ワクチンを打ったあとに寄り目になっていれば、脳内に異物が混入した証拠。
たとえばB型肝炎ワクチンには750μgのアルミが含まれているが、BBBの未熟な赤ちゃんにとって、これらの異物の流入を防ぐ術はない。
上記著書は、ワクチンのことを"新手の注入型ロボトミー手術"としている。メスを入れずとも、脳神経が破壊されることになる。

知識を自分で身につけることなく国の言われるがままになんでもかんでもやっていては、我が子の健康を守れない時代になってきたようだ。