訴えます

言論の自由って、権利の中で一番大事なんじゃないかな、ぐらいに思ってます。
前にも何度か言ったけど、

画像1

「君の意見には反対だ。しかし君がそれを言う権利は、死んでも守る」

カッコいいよね。僕もこうありたいと常々思っている。

ネット上に僕に対する批判が溢れていることは、僕も承知している。
僕はワクチンに対して慎重派で、そのことでずいぶん叩かれている。僕のスタンスに対する批判ならともかく、なかには人格攻撃とかヘイトともとれるような投稿がある。
見ていて気持ちのいいものではないけど、放置することにしている。

基本的に、科学って仮説の集合体でしょ。あらゆる仮説には反仮説があって、そのせめぎ合いのなかで事実を紡ぎ出していく。だから科学は、“永遠に未完成”なんだ。それにもかかわらず僕らは、絶えざる議論を通じて、完成を求める。
そういうのが科学だと思っているから、僕への批判は、基本的に歓迎したい。

ただ、こういうデマは許せないな。

画像2

当院では、コロナワクチンに限らず、ワクチン接種全般、やっていませんから。
だから、生理食塩水打って、どうのこうののくだりは全くのナンセンス。
笑い飛ばすべきかもしれない。
でも、なかには信じちゃう人もいると思う。やっぱり、きちんと行動を起こすべきだな。

今知り合いの弁護士に相談しました。
訴えるのは、いろいろ時間と手間がかかってバカバカしいとは思う。「この時間をブログを書くのに使えばもっと生産的なのに」とも思う。
でも、自分の名誉を守るためにはこういう手間も仕方ないな。

今名古屋に来ていて、これから徳先生と船瀬先生の講演会を聞く。
こんな腹立たしい気持ちで講演会って、嫌だなぁ。