内容証明郵便の紛失

神戸市の市長がツイッターをやめるということがニュースになっていた。冒頭に『デマ情報による批判に悩み』とある。本文には、イーロンマスクがツイッターを買収することにも触れ「状況はさらに悪くなるでしょう」

僕も市長のツイッターをフォローしていた。だから『デマ情報による批判』が具体的に何を指すのか、おおよそ検討がつく。
市長はコロナワクチンを推奨している。しかしワクチンの危険性をご存知ないようだ。市民にとってこんなに恐ろしいことはない。行政のトップが毒物を市民に積極的に勧めているのだから。危険性に気付いた市民なら、市長のツイッターにメッセージを送りたくもなるだろう。
ひょっとして、そういう市民の声を、『デマ情報による批判』として、まともに取り合ってないのではないですか？
神戸市では、2021年5月28日にワクチン接種した女性が、接種から3時間半後に死亡する事件が起き、地元のテレビ局(サンテレビ)やMBS(毎日放送)がこれを大きく報じた。

僕もこの遺族から直接話を聞いた。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n3f756b9d66ac

市長はこの事件を知っていたのだろうか？
知らなかったとしたら、ひどい無関心です。市長としての資質を疑います。
知っているとすれば、犯罪的です。ワクチンの健康リスクを知りながら、推奨する姿勢をやめなかったわけですから。
ぜひ市長の弁明を聞きたい。「知ってはいたがごく稀なケースだと思った」とか、何らかのお考えがあるでしょうから。ツイッターは、市民とダイレクトな意見交換ができるのが強みです。その対話の窓を閉めるって、どういうことですか。

もうひとつ、市長に聞きたいことがある。
今現在、子供(5～11歳)へのコロナワクチン接種が行われている。悲しいことだが、死亡を含む重篤な副反応が多発し、あちこちで裁判が起こされるに違いない。そうなった場合、ワクチン接種を推奨してきた行政は「ワクチンの危険性を予知できなかった」と言い逃れすることが、今から見え透いている。
そういう言い逃れは、断じて許さない。
そのために、『全国有志医師の会』(藤沢明徳代表)は、全国の1741の自治体に内容証明郵便で『ワクチン接種中止および副反応情報の周知徹底を求める要望書』を送った。
内容証明郵便であるということは、準公文書です。だから、市民が公文書公開請求をすれば、その文書が受理されたかどうか、確認することができる。
たとえば大阪市には、以下のように、きっちり受理されたことが確認できる。

こうした危険性を訴える文書を自治体が受理したとなれば、後で裁判になったとき、「知らなかったとは言わせない」と迫ることができます。

しかしこの内容証明郵便を、神戸市は、なんと、紛失したという。

神戸市に情報公開請求したところ、神戸市の担当者から藤沢代表(内容証明送り主)に電話があり「文書が見当たりません」との回答を告げられた。

準公文書である。適切な管理が求められるものを、「なくした」わけです。
はっきり言って、これ自体、事件ですよ？たとえば、10年ほど前のニュースだけど、内容証明郵便を紛失したということで、総務省が行政指導をしている。

電話で「すいません。なくしました。もう一度送ってください」で済む問題じゃない。
そこで、藤沢代表は以下の神戸市長宛てに以下のメールを送った。

要するに、「紛失とかあり得ないでしょ。市長が直々に調べて、市長のほうから正式に文書でこの件を公表してください」そういうことを求めたわけです。
しかし、市長はこのメールを無視した。藤沢代表はさらに以下のメールを送った。

結局今現在に至るも、市長からの返信はない。

神戸市が内容証明郵便を紛失したことについては、はっきり市長名で文書が出ている。

市長にはぜひ、ツイッターでこの件について意見が聞きたかった。
「内容証明郵便の紛失というこの前代未聞の不祥事について、一体どのようにお考えですか？」
「市長の指示ですか？それとも担当者の独断ですか？」
「紛失といえば過失のように聞こえますが、意図的な行為、破棄と言うべきではありませんか？」

意図的な指示であった場合、それこそ何らかの犯罪に当たるのではないか？弁護士に聞いてみた。
「公文書と公用文書は違います。公文書は公務員の作った公務のための文書で、公用文書は公務所での使用が予定されている文書のことを言います。今回の要望書は、当然公文書ではなく、また、公用文書にあたるかどうか微妙な気がします。仮に公用文書であれば、公用文書等毀棄罪にあたります。公的機関が保管している文書を意図的に破壊したとなれば、刑法上の罪に問われます。これに該当しなくても、故意に廃棄していれば器物損壊罪になります」

あまり期待してないけど、本当は地元の神戸新聞にも動いて欲しい。
コロナワクチンの特例承認取消訴訟を起こしたとき、神戸で記者会見を開いた。会見場に読売新聞や神戸新聞の記者が来たが、結局どのメディアもその訴訟のことを報道しなかった。
「ワクチンを打つべきか打たざるべきか」国民の世論を二分するほど重要なテーマなのに、打つことの危険性を訴える僕らの活動を一切報道しない。
知らなかったわけじゃない。記者が会見場に取材に来てたんだから、僕らの動きは当然知っていた。でも、報じない。
マスコミの本性を垣間見た思いでした。
https://note.com/nakamuraclinic/n/nd6e04940991f
そういう神戸新聞だから、神戸市長のこの不祥事についてもだんまりを決め込むことは容易に察せられる。
政治が腐敗していたとしても、マスコミが機能してきちんと“浄化作用”を発揮すれば、まだしも希望が持てるけれど、残念ながら、政治もマスコミも終わってる。
『デマ情報による批判に悩み』って、何を被害者面してるんですか？一番の被害者は市民でしょうが。
どれほど多くの市民が亡くなっているか、現実を見据えてください。

こういう正論を突きつけられるのが嫌ですか？ツイッターの匿名批判が嫌だとしても、せめて、藤沢代表のメールに返答するぐらいの誠実さはあってもいいんじゃないですか？