あの話どうなった?
亡くなったモンタニエ博士、生前こんなことを言っていた。
3回目を接種した人はエイズに罹患している可能性がある。そういう警告を発していたわけです。
エイズと言えば、僕ら日本人は、どうしても性感染症をイメージしてしまうが、この文脈では必ずしもそういう意味ではない。エイズはAcquired Immunodeficiency Syndrome、つまり、後天性免疫不全症候群である。生まれつきではなく(後天性)、様々な要因で免疫機能が低下している状態の総称だから、含みの広い疾患概念である。
大手マスコミを筆頭とするワクチン推進派は、モンタニエ博士の言葉を無視した。そればかりか、デマの発信源として攻撃した。このあたりは、博士の訃報がどのように報じられたかを見れば、よくわかる。
さて、博士の警告から数か月が経った。「3回目ワクチン接種者がエイズになる」という話は、その後どうなった?
最新の英国保健局のデータによると、3回目接種者(30~70歳)では、免疫能が未接種者と比べて70%低下している。免疫能は1週間あたり平均10~30%ずつ低下しているが、低下は若年層でより大きく、早い傾向があった。
このペースで免疫能の低下が続けば、18~39歳の3回目接種者は2022年4月半ばには免疫が100%低下することになる。いずれ他の年齢層もこの状態になるだろう。
結局のところ、英国政府のデータは、以下のことを示している。
3回目接種者は急激にエイズ(後天性免疫不全症候群)を発症する。
モンタニエ博士の指摘通りだった、ということである。
日本でも、免疫機能の低下に起因すると思われる疾患が増加の一途である。
梅毒、帯状疱疹、結核が流行の兆しを見せている。3回目接種がさらに進み、4回目接種が始まれば、爆発的に流行する可能性もある。
ビルゲイツは、コロナの次に流行する可能性のある感染症として、マールブルグ熱、天然痘、エイズなどを挙げている。この「予言」は、実現するだろう。というか、エイズ(性感染症というよりは免疫能の低下としてのエイズ)の流行は、すでに実現している。そして、結局のところ、集団全体の免疫能が低下すれば、どんな感染症だって爆発的に増加し得る。ゲイツが人工的な病原体を撒くのか何をするのか知らないが、国民の大半が接種したことで、感染爆発の素地はすでに用意されている。
コロナワクチンに含まれるウイルスの遺伝情報(mRNA)は、脂質ナノ粒子に包まれている。この脂質ナノ粒子は、体内に注入されると、卵巣に高濃度に蓄積する。ファイザー社は、動物実験の結果からこの事実を把握していた。
昨年6月頃この旨を記した機密文書(Pfizer Confidential)が、日本の厚労省から出てきた。海外の研究者からの要請に応じて公開に踏み切ったものだという。当然のことながら、研究者らはその内容に衝撃を受けた。卵巣への蓄積は生殖毒性を示唆する。この研究が事実なら、人への接種が容認されていいはずがない。コロナワクチンに反対する世界中の著名な研究者(ロバート・ケネディJr、ロバート・マローン、スチャリット・バクディなど)が、このデータを根拠にして、ワクチンの危険性を訴えた。「卵巣癌や不妊が増加することになる。接種事業自体が即刻中止されるべきだ」と。僕も著書(『コロナワクチンの恐ろしさ』)のなかで、同様の主張をした。
しかし、この警告が世間一般に聞き入れられることはなかった。それどころか、これらの警告には「デマ」のレッテル張りがされることになった。
さて、上記の文書が世に出てから1年近くの時間が経過した。卵巣の話は、その後どうなった?
卵巣癌の増加は、目を覆いたくなるほどの惨状である。
英国では、2021年の卵巣癌症例件数は、統計を取り始めて以後、最多を記録した。その他、生殖障害、月経異常の報告も4万件以上と例年を大きく上回っている。
増加しているのは卵巣癌ばかりではない。癌の発症数自体が増加している。
研究者たちの懸念は、デマどころか、極めて正当なものだった。時間の経過がそのことを証明した形になっている。
僕らの主張をデマ呼ばわりした先生方、今どのように考えておられますか?
本を出したり講演をしたりするうちに、僕はコロナ界隈で多少名前を知られるようになった。僕のブログの熱心な読者と思われる人から、手紙を頂くことも増えた。ありがとうございます。多忙のため返事は出せませんが、必ず目を通しています。
ほとんどの手紙は好意的だが、なかにはお叱りの手紙もある。
「本を読みましたが、デマの羅列ですね。良識を疑います。たとえば、恐ろしい皮膚症状が紹介されていますが、あんな症状、私の周りに誰もいませんよ。みなさんワクチン打ってますが、ぴんぴんしてますよ。
ありもしない症状をでっち上げて、いたずらに不安をあおった。このデマのせいで、打つべき人がワクチンを忌避してしまった。先生の罪は大きいと思います」
批判のつもりで書いておられるのでしょうが、僕にとっては誉め言葉に響きます。「打つべき人がワクチンを忌避してしまった」。すばらしいことです。僕はこういう人を一人でも増やすために、情報発信しているわけですから。
しかし、著書に掲載した皮膚症状が、一体どこの誰のものなのか分からない真偽不明のソースだと言われれば、その通り。そこは真摯に受け止めるべきかもしれない。
SNS(テレグラム、ツイッター、フェイスブックなど)からではなく、もっとフォーマルな、もっと出所のはっきりした写真を使えば、手紙をくれた人は納得してくれるだろうか?
ワクチンで皮膚症状が起こり得るという話、その後どうなった?
この件につき、以下に紹介する。ソースはすべて、学術論文であり、出典も明記してある。英語のできる人はパブメドなどで調べてみてください。
百聞は一見にしかず、である。「ワクチンを打てば皮膚に炎症が起きますよ」と言ったって、何が起こるかいまいちピンと来ないだろう。そういう言葉よりも、接種後皮膚症状の写真を一枚見せるほうが、ワクチンの何たるかがはるかに強烈に伝わるものだ。
白血球破砕性血管炎、皮膚血管炎、小血管炎、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病、IgA血管炎、血友病A、血小板減少症、壊疽性膿皮症、Sweet症候群の皮膚症状である。いずれも、ワクチン接種後に生じたものである。ワクチンが皮膚に直接的にダメージを与えたというよりも、ワクチンにより攪乱された免疫系の異常が皮膚に症状として表出した、と考えるべきだろう。
以下は、皮膚症状ではないが、ワクチン接種後症状として供覧する。
ワクチン接種後に下肢切断になったとのことで、一部マスコミでも報道された。同様の症例は、学術論文にも報告がある。
ワクチン接種者にぎっくり腰が増えており、その原因をよくよく調べると、脊髄炎だった。こういう症例が増えているという。「腰が痛い」という主訴で整形を受診した患者に対して、「ワクチン接種後脊髄炎」と正しく診断するのは、普通の整形外科医には難しいと思う。鑑別にさえあがらないだろう。
ワクチンにより若年男性に心筋炎が好発することはファイザー社も認めているが、これは女性に心筋炎が起こらないということではない。上記の報告にあるように、中年女性も接種後心筋炎で亡くなるリスクがある。
僕はワクチン推進派のマスコミからずいぶん批判された。去年の夏頃とか特にひどかった。数か月の時間が経過し、その批判が的を射たものであったか、その答えがすでに出たものもあるし、もう少し待つ必要があるものもある。
デマだ何だと散々僕を批判してくれたマスコミが自己検証して、「デマじゃありませんでした。すいません」と反省、謝罪する日は来るだろうか?
絶対に来ない。
「あの話どうなった?」の検証は、批判された側が地道にやっていくしかない。
自分の名誉は、自分で取り戻すしかないということだな。