フルボ酸は酸化グラフェンの解毒剤
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フルボ酸は酸化グラフェンの解毒剤

コロナワクチンの後遺症に悩む人が数多く来院される。とはいえ、僕にも確立した治療メソッドがあるわけではない。あれこれ試行錯誤しつつ、有効な方法を模索している。ワクチン接種が日本より先行している欧米では、すでに様々な治療法が試みられている。ネットを調べれば多くの情報がヒットし、僕もそういうところからヒントを得ている。

ワクチン後遺症に向き合う際、常に考えるのは、ワクチンの毒性機序である。つまり、コロナワクチンはなぜ、どのような機序で体にダメージを与えるのか、ということである。
基本的には、機序の考察なくして適切な治療はあり得ないと思っている。もちろん、臨床の世界は「治したもん勝ち」である。「メカニズムはよく分からないけど、とりあえずビタミンCの大量投与をしているうちに後遺症が治った。よかったよかった」でも全然かまわない。言うまでもなく、メカニズムの理解よりも、まず目の前の患者の苦痛を取り去ることが一番大事だ(ちなみにビタミンCの頻回大量投与だけではワクチン後遺症は治らない)。
病態の本質は何か?スパイクタンパクによる炎症によるものか、あるいは脂質ナノ粒子の毒性が悪影響を及ぼしているのか。あるいは酸化グラフェンの毒性によるものか。

仮に、酸化グラフェンの毒性がワクチン後遺症の本態であったとする。そうだとすると、NACや5ALAが候補に挙がってくるが、これについては以前に紹介したからここでは繰り返さない。今回はフルボ酸について紹介しよう。以下、フルボ酸に混じってフミン酸という言葉も出てくるが、ざっくり、フミン酸はフルボ酸と同じと考えてもらってもいい。化学的な性質として、フミン酸はpH2以上で水溶性になりフルボ酸はどんなpHでも水溶性を示すとか、そういう細かい違いはあるけれども、本質ではない。どちらも、ミミズが住んでるような豊かな土壌の成分、という認識でいい。

フルボ酸が酸化グラフェンの毒性を緩和するという主旨の論文は数多い。

植物を使った実験で、グラフェンには植物毒性があることが確認されている。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24857237/

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具体的には、グラフェンはクロロフィルの生成を阻害する。植物にとってのクロロフィルは、人間にとってのヘモグロビンと同じ意味を持っていて、細胞内呼吸の根本を担う急所である。クロロフィルに対する毒性があるということは、グラフェンは植物にとって致命的な毒物であることを意味する。
ここでフミン酸を投与すると、グラフェンの毒性が緩和された。具体的には、フミン酸はグラフェンの構造を不規則にし表面の負電荷を増加させ、グラフェンの凝集を抑制した。さらに、フミン酸はグラフェンの液胞への貯蔵を促進し、解毒剤として機能していた

酸化グラフェンは細胞膜を損傷することを示す研究。
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2019/en/c9en00067d

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グラフェンの近くにフミン酸があると、膜のダメージが軽減する。これはフミン酸による酸化ストレスの軽減作用による。また、栄養不足の是正(Mgの補給など)はフミン酸の毒性緩和に関与していた。ということは、ワクチン接種者がマグネシウムを積極的に摂る(にがりを飲んだり風呂に塩化マグネシウムを入れたり)ことは無駄ではないだろう。

微生物(イカダモ、ミジンコ)を使った研究。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30173026/

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まず、酸化グラフェンの急性、慢性の毒性を確認し、次に、そこにフミン酸をいれると、それらの毒性が緩和されることが示された。

さらに、ゼブラフィッシュを使った研究。
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.est.5b02220

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酸化グラフェンは孵化の遅延と心臓の浮腫を引き起こしたが、ここでフミン酸を同時投与すると、これらの悪影響が大幅に緩和された。
その機序は、フミン酸が酸化グラフェンの形態構造や表面の負電荷を調整することで、グラフェンと柔毛の間の相互作用を減少させ、柔毛の損傷を軽減したことによる。

微生物や魚類を使った基礎研究ばかりで、そこがやや物足りない。できれば哺乳類などの高等な生物を使った研究があれば、とも思うが、説得力としてはこれだけで十分だろう。グラフェンの毒性は明らかであり、また、フルボ酸(フミン酸)の毒性緩和作用も明らかだ
当院の患者にもフルボ酸を勧め、確かに好感触を得ている。ワクチン接種後、明らかな副作用が出ていない人も、日々の健康維持としてフルボ酸を飲んでおくといい。

前回、フルボ酸が妊孕性を高める可能性について触れた。これについて、たとえばこういう実験がある。
https://inis.iaea.org/search/search.aspx?orig_q=RN:37045650
ネズミに2種類の用量のフミン酸(150mg or 300mg/kg)を与える。妊娠1日目から13日目までの毎日投与し、フミン酸の最終投与から1時間後に放射線(2.5Gy)を照射する。
すると、150mg/kgのフミン酸を投与した群では、胎児の数や胎盤重量が増加し、胎児の計測値も増加していた。これはフミン酸の放射線防御効果を示すものである。一方、高用量(300 mg/kg)投与群では、放射線に対する保護作用が見られなかった。

過ぎたるは及ばざるがごとしで、フルボ酸は飲み過ぎると効果を失う、ということだ。しかし現実的には、過剰摂取の心配はほとんどない。

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当院で扱ってるフルボ酸は、100mlあたり563㎎のフルボ酸を含んでいる。この商品は1リットルだから、5630㎎のフルボ酸が含まれている。上記の研究で1日体重1kgあたり300㎎のフルボ酸を摂取したということは、50kgの人なら1日15000㎎摂取した計算で、当院の商品でいうと、このボトルを3本近く飲んだことになる。1本5千円とちょっとお高いのでそんなに飲む人はいないだろう(笑)
でも、150㎎/kgの摂取でしっかり効果が出たということは、このボトルを1日1本くらいは飲んでもいい、ということになる。飲み過ぎはそれほど心配しなくていいということだ。


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神戸市元町で内科・心療内科・精神科・オーソモレキュラー栄養療法「ナカムラクリニック」を開業。ブログで健康情報を発信中。翻訳本「オーソモレキュラー医学入門」 ※ブログの無断転載はお断りしております。http://www.clnakamura.com/ 078-599-9122