介助者からのシェディング被害

当院の患者には医療従事者がけっこう多い。たとえば看護師からは最近のコロナ(ワクチン、シェディングなど)をめぐる病院事情が聞こえてくるし、介護士から高齢者施設の現状などを伝え聞いたりする。つまり、医療施設などでサービスを提供する側目線の情報が入ってくるわけです。
しかし今日診察した患者は、ヘルパーから介助サービスを受ける側の人だった。「ヘルパー全員がコロナワクチンの接種者であるため、シェディングが死ぬほどつらい」と訴えておられた。

【症例】50代女性
【主訴】シェディング被害
【既往歴】脳性麻痺(出産時より)、言語障害
「自宅でホームヘルプを受けて生活しています。障害のせいで聞き取りにくい言葉ですいません。
私は未接種ですが、接種済みのヘルパーからのシェディングに苦しんでいます。先生、ご存知でしょうか。シェディングは「痛い」んです。頭痛、筋肉痛、皮膚のぴりぴりする痛みが毎日あって、ときには下腹部の内臓も痛みます。
食事介助のときは、シェディングで胃がむかついて、食べるどころじゃありません。以前は昼ごはんを介助してもらっていましたが、ワクチン接種が始まって以降中止しました。
一番つらいのは、着替えの介助や入浴介助です。私の肌が露出しているため、ヘルパーさんから発散されているシェディングを直接食らいます。ヘルパーさんが左側にいると左側の皮膚が痛み、右側にいると右側の皮膚が痛い。車椅子からベッドに移るときなんかに、ヘルパーさんが背中を支えてくれると、背中の皮膚が痛い。ヘルパーさんの向かう方向に痛みがついていくような格好です。病院にも行きたいのですが怖くて行けません(もっとも病院に行ってシェディングのことを相談したところで、お医者さんは何も理解してくれないでしょうけれど)。
私の家族は未接種です。だから家族からの介助は、これまで通り何の問題もありません。ただ、家族に全面的に頼ることはできません。親は高齢ですし、兄弟は仕事がありますし、どうしてもヘルパーさんに頼らざるをえません。

去年の春頃からヘルパーさんたちが接種を受け始めたとき、最初、のどが痛くなり、頭痛がするようになりました。シェディングの空気をまともに吸うと、おかしな比喩かもしれませんが、きな粉を食べてむせたときのような、チョークの粉を吸ったような、のどに溜まる感じがあります。こういうとき、声が出ません。息が荒くなって、空咳が出ます。最初は接種者のせいだとは気付きませんでした。シェディングなんて言葉も知りませんでした。
しんどいのはヘルパーさんと一緒にいるときだけではありません。ヘルパーさんが帰られた後も、体の痛みが続きます。寝る前に就寝介助してもらうのですが、ずっと足がじんじんして寝付けません。

私は何をするにも皆さんの助けが必要です。でもこの1年半の生活を経験したことで、接種済みの人に助けてもらうことが怖くなりました。たとえば接種者から立位介助を受けると、太ももに電気が走るような痛みがあります。そのせいで足に力が入らず立位が取れなくなりました。前にはできていたことが、シェディングのせいでできなくなった。生活レベルが下がったんです。たとえば、以前は介助を受けてトイレに行き、ひとりで排泄できていました。でも、接種者からシェディングを受けると体が痛くて腰が立たなくなるので、介助を受けることができません。結果、自然な排便ができなくなったので、週1回看護師さんに摘便をしてもらうようになりました。看護師さんには感謝していますが、接種済みの人なので怖いです。
以前は食事を作ってもらっていました。でもシェディングが怖いので、食事サービスは中止しました。そばに近寄られるだけでも皮膚がぴりつくんです。接種者が作ってくれた食事は、申し訳ないけれども、食べることはできません

接種者のにおいは分かります。先生のnoteに出てくる人ほど敏感ではないので、ファイザーを打ったかモデルナを打ったか、そういう区別はできませんし、1,2回目と3,4回目のにおいに違いがあるのか、それも分かりません。ただ、接種者のにおいは分かります。甘いような独特なにおいです。
3回目はもちろん、最近は4回目を打った方もおられるので、症状はますますひどくなっています。関係あるかどうか分かりませんが、今月、歯が抜けました。歯茎からの出血もあります。シェディングによって歯が影響を受けることはあり得ますか。

家族は未接種ですが、シェディングに対する理解はありません。「接種者のこと気にし過ぎじゃないの?」って感じです。相談する人も場所もないまま、この1年半耐えてきました。症状はひどくなるばかりで、生きているのがつらくて、死にたいと思うようになりました」

多くの人からシェディング被害を聞いているから、被害内容自体にはとりたてて新味はない。しかし介護サービスの受け手側が、サービス提供者側(ワクチン接種済み)のシェディングによってどれほど苦しめられているか、こんなに生々しい証言を聞いたのは初めてのことだった。僕は話を聞きながら何度も胸が痛くなった。「よくこんなにつらい状況を耐えてきたな」と。
なんというか、健常者なら、シェディングを感じた瞬間、何らかの対策がとれる。すぐに息を止めて口を袖で覆ったり、窓を開けたり、接種者から離れたり。しかし上記の患者は、もともと肢体不自由で体が思うように動かない。この状況でシェディングに直面することがどれほど恐ろしいことか、健常者は少しでも想像してみるといい。

問題の根深さを感じる。ヘルパーを雇う派遣業者(あるいは介護ステーションなど)は、感染対策としてワクチン接種を推進した。「サービスの利用者にコロナ感染を広げないために」という善意で行ったことだろう。しかし実際には、サービスの利用者にシェディング被害を与えることになった。
上記患者は未接種のヘルパーを希望している。しかし残念ながら、そんなヘルパーはまずいない。
すでに国民の8割が接種を完了した(さらに3回目、4回目とダメ押しを繰り返している。死に向かう行為だとも知らずに)。
今後あらゆる分野で、未接種者の存在が貴重になる。献血、臓器移植、精子バンクなどで未接種者のものが珍重される現象はすでに起こっている。シェディングを心配する親は、子供の通う学校や塾の教師が未接種であることを喜ぶだろう。マッサージ、美容師、歯医者、耳鼻科など、施術者と利用者の距離が近いサービス業でも、シェディング被害に悩む人は未接種の施術者を好んで指名する。コロナワクチンが人間の遺伝子を書き換えることを知っている若者は、将来をともにするパートナーが未接種であることを求めるだろう。

未接種のヘルパーだけを集めた派遣事業所なんてのを開業すれば、きっと繫盛すると思う。上記の患者のように、シェディング被害にほとほと疲れて、死ぬことさえ思っている人がいる。潜在的なニーズはあるに違いない。

ところで個人的な話だけど、最近長らく性風俗の店に行っていない。それは、結婚したんだからそんなお店に行っちゃいけないのは夫として当然だから(棒読み)というのもあるけど、職業的な知識がそういうお店から足を遠のかせるということが一番大きい。つまり、嬢(接種済み)の体液に大量のスパイクタンパクが含まれ呼気から大量のエクソソームが発散されている、そういう知識のせいで性欲がなえてしまう。僕は感情よりも打算で恋をするタイプなのかもしれません(笑)
未接種嬢限定風俗、とかがあれば、健康意識の高い男に受けそうな気がする。普通の店より多少値段が張っても、安心が買えるのなら払う人もいるんじゃないかな。
ある患者から同じような話を聞いた。
「三十年以上、婚活事業をやってきました。適齢期の男女に出会いの場を提供し結婚までサポートする。そういう仕事です。コロナで壊滅的なダメージを受けて去年やめましたけど、今こそ復活すべき時かもしれません。未接種者同士の婚活事業は、今後必ず伸びると思います。
私が独身者なら、異性とある程度気が合って、お付き合いが始まって、ある程度親しくなってから、『ところでコロナワクチンは打ってますか』と聞くと思う。接種済みか未接種か、とてもプライベートな事柄だから、軽々しく聞けない。でも、そこで『打ちました』って返事だと、時間を無駄にすると思うんです。お互いに。『百年の恋も冷める』というフレーズがありますが、接種か未接種か、この違いは百年の恋をも終わらせるほど重大です。
最初から『未接種の方しか登録できません』という婚活サービスなら、そのハードルを事前にクリアしています。それに未接種である時点でコロナ関連の嘘に気付いている可能性が高くて、そういう意味でも話が早い。『あのワクチンがなぜ危険なのか』みたいなことは、説明するまでもなくお互い知っている。そういう二人なら、もうその時点で、うまく行きそうじゃないですか。成婚率の高い婚活サービスになると思います」

こういう意見に対して、「分断を助長しかねない」という批判があるだろう。「”接種者のみご利用になれます”的な張り紙を批判していたくせに、今度は自分たちが”未接種者限定○○”を始めてしまえば、結局やってることはワクチン推進派と同じじゃないか」と。
この指摘はその通りだと思う。
でも上記患者のように、シェディングによって生きるか死ぬかまで追い詰められている人が実際にいる。社会的に何らかの配慮があったほうがいいのは、間違いないと思うんだけど。