ワクチンのおかげで病気が減ったのか

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『かかりましょう 幸せなはしか 楽しいおたふく さくらんぼみたいな水ぼうそう』(ジャンヌ ベンディック著 1958年発行) 
子供向けの絵本で、平易な言葉で「はしかやおたふく、水ぼうそうは怖くないよ」という内容が語られている。人々の不安をあおってワクチン接種を促したい企業にとって、実に目障りな本である。
この本、今ではプレミアがついて、なんと3200ドルという破格の値段になっている。絵本なのにねぇ^^;

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50年代60年代には、「はしかは恐れるにたりない」というのが人々の共通認識だった。
当時を知る生き証人の、たとえばこんな声。
Roslyn Ross (著述家。“A Theory of Objectivist Parenting”など子供に関する著書多数)
「私は1950年代に育ちました。はしか、水ぼうそう、おたふく風邪、風疹、全部かかりました。私の4人兄弟も全員かかりました。70年代に子供ができましたが、子供たちもかかりました。私の親もかかったことがありますし、私のいとこ、友人、みんなかかったことがあります。
でも特にどうということはありません。数日間ベッドの上でしんどい思いをする。それで終わりです。わざわざ医者を呼ぶこともなかったし、病院に行くことさえありませんでした。
栄養を十分にとって清潔にしていれば、怖い病気なんてありません。はしかや水ぼうそうの類は特にそうです。
1930年代、私の母は10歳のときにジフテリアにかかりましたがすっかり回復しました。父は二十代のときにポリオにかかったけど、やはり回復しました。扁桃腺の除去なんて受けていなかったしもちろんワクチンも受けていませんでした。
そもそも、これらの病気はワクチンのできる前からすでに減少傾向にありましたし、致死率も下がっていました。これは栄養状態や衛生環境の改善によるものです。ワクチンのおかげではありません」

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各疾患の罹患者数の推移と各ワクチンの導入時期を見れば、ワクチンが疾患の減少に寄与していないことがわかる。病気が減ったのは、Ross氏の言葉にあるように、栄養状態の改善と上下水道の整備など公衆衛生政策のおかげである。それでも、こんな明瞭なデータがあってもなお、「人類はワクチンのおかげで病気から救われた」と皆思っている。素人が言うのならまだしも、医者もそう信じている。信じ込んだ人の言葉は強いから、患者のほうでも「そんなにいいものなら、ありがたく打たせてもらいましょうか」となって、結果、ワクチンによる薬害はなくならない。かつて1万人に一人だった自閉症が、50人に一人という状況になってなお、「ありがたやありがたや」とワクチンを拝んでいる。

僕は自分のできる範囲でこつこつと、安易なワクチン接種に警鐘を鳴らしているけれども、製薬会社はマスコミも医学部教育も抑えているから、多勢に無勢とはこのこと。今日もテレビは「コロナワクチン待望論」を煽りインフルエンザワクチンの接種を勧め、医学部ではワクチンの有効性を信じる医者が量産されている。僕がどうわめいたって、何が変わるということはないだろう。
いっそ、ワクチン信仰が行き切ったらいいのではないか、とも思う。各製薬会社は様々な疾患(HIV、肥満、ニキビ、認知症など)に対してワクチンの開発を進めている。今後、健康増進を名目として、こうしたワクチンの接種が勧奨されることになるだろう。個人的には、こんなワクチンを打って無害で済むわけがないと思っている。しかしワクチンを信仰する人々が目を覚ますには、一度痛い目を見るしかないのかなという気もしている。自分の健康が、あるいは大事な我が子の健康が、失われる経験でもしない限り、製薬会社の強力な洗脳が解けることはないのかなと。
人間のすばらしい能力は、他人の経験から学べるところだと思う。MMRワクチンであれHPVワクチンであれ、すでに多くの人たちがワクチンで痛い目にあっている。「痛い目」どころか、中には人生を失った人もいる。こうなっては遅いんだ。彼らの被害から学んで、同じような不幸を防がないといけない。そのために、危険性を知る人が声をあげないといけない。そのはずなんだけど。。。
無力感があまりに過ぎて、僕はちょっと、疲れているんです^^;画像4

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