コロナ講演会 in 広島

きのうは広島で講演会があった。エアドゥ強制降機事件で全国区の有名人になった谷本議員と、コロナ騒動で不登校になったハルヒト君、そして僕の3人の講演会だった。

ハルヒト君の著書『大人達への失望』を読んでいたから、ハルヒト君のおおよその人となりは分かっていた。自我が強く周囲の同調圧力に屈しない。大人相手にも物おじせず自分の意見をきちんと述べる。実際にお会いして、本から抱いたイメージ通りの人だった。これって、けっこう珍しいことですよ。たとえば僕の場合、ガッカリされることが多い。「数年前から先生のブログの読者ですけど、文章のイメージよりソフトですね。もっと舌鋒鋭い論客、という感じを想像していました」勝手にイメージを持たれて勝手にガッカリされて、僕には何ともやりようがない話なんだけど(笑)、文章表現から想像するイメージと実際の姿には、必ず乖離があるものだ。でも、ハルヒト君の場合、そういう乖離をほとんど感じなかった。それは、ハルヒト君が飾らない素直な気持ちでこの本を書いたからだと思う。ハルヒト君の魂が、ちゃんとこもっている。だから、実際に会ったときとの落差が少ないんだな。
「広島は初めてですか？」
「小学校のときに家族旅行で宮島に行ったことがある。あと、仕事で広島駅前の病院に1，2回。できればちゃんと観光したいんだけどな」
「よかったら、すぐ近くに原爆ドームがあるので見に行きませんか？」
午後の部が始まるまで、あと20分もない。「時間なくない？」
「いえ、本当すぐ近くなんで大丈夫です。すぐ行けます」
ハルヒト君の若さにつられる格好で、「じゃ、見に行こう」
天気は快晴で気持ちよかった。
原爆ドームは、当時としては非常にモダンな建物であったこと。今は2年に1回修復していること。最近、“地上起爆説”があるが自分としてはそれに懐疑的であること。原爆ドームの近くに三つ又に分かれた橋があり、B29 がその橋を標準として原爆投下したこと。オバマ大統領が訪問したことをきっかけに、平和記念公園の蝋人形が撤去され、それを残念に思っていること。
原爆ドーム周辺を歩きながら、歴史に詳しいハルヒト君の解説を聞いた。こんなにぜいたくな観光はない。そして町を一周して、また講演会場に戻ってきた。時間もちょうどだった。

何でもないエピソードのようだけど、すごい子だと思った。一回りも二回りも年齢が違う僕を観光に誘う。この時点で大したコミュニケーション能力に違いないし、ガイドも見事だった。地元民なら誰でもできるかというと、絶対そんなことない。誰かが神戸に来ても、僕はどこにも案内できません(笑)時間内にきっちりおさめつつ、広島の思い出をプレゼントしてくれた。こんなおもてなしは、そこらへんの中学生にはできない。

さて、講演について。
谷本議員のお膝元、広島での講演である。マスク問題で注目された谷本議員とのコラボなのだから、マスクの危険性について改めて触れたいと思っていた。

最近の報道(2022/4/6『ガーディアン紙』)でも、外科手術を受けた13人の患者のうち11人の肺からマイクロプラスチックが検出されたという。この2年間四六時中マスク生活を続けているのだから、何ら意外なことではない。

マスクにマイクロプラスチックなどの微粒子や発癌物質が含まれていることについては、ずいぶん前から警告してきた。

マスクによる慢性的な低酸素状態(および高CO2状態)と、マスク含有の発癌物質、これらの合わせ技で、癌の発生率が増加する。
充分に予見できたことである。上記の報道は、いわば答え合わせで、「やっぱりね」という感じだ。

最近、朝日新聞に谷本議員を批判する記事が載っていた。陰謀論集団「Qアノン」の主張と谷本議員の主張を並べることで、谷本議員を貶めようとしている。記者のそういう意図が丸見えで、ひどいと思う。
こんな記事を書いてる暇があれば、ワクチン被害者のことを報じて下さい。僕は一時期、朝日や毎日に多少期待していた。水俣病やHPVワクチン禍のときには被害者に目を向けて、反権力の姿勢があったから。コロナについても弱者目線で報道してくれるのではないか。筑紫哲也が生きていればどのようにこの薬害を報道するだろうか、などと。
でも、期待した自分がバカだった。被害者のことなんてろくに報じない。大手マスコミは終わってる。国民の「知る権利」に奉仕するのがマスコミの仕事なのに、実際やってることといえば、政府のプロパガンダを拡散するだけ。

こういう不謹慎なキャンペーンをしてる政府を批判するのが、マスコミの役割でしょうが。政府となれ合ってるだけのあなた方の存在意義って、一体何ですか？

谷本議員の「DSがマスクを着けさせようと誘導している」という主張を批判したいようだけど、これは事実以外の何物でもない。
以前の記事で、ロスチャイルドからのメッセージについて紹介した。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n4a6a23277da0
ロスチャイルド家の当主、ジェイコブ・ロスチャイルドが、マスクについての見解を表明している。

ウイルス感染症対策などではない。トップダウンの命令に対して、全員が服従すること。これが重要だ。マスクは全員を均一にする制服のようなものだ。全員がきちんとマスクしているという、一体感、順応性、服従性、平等性。こうした感覚を植え付けるために、全員にマスクを着けさせようとしている。

ロスチャイルドが人々をどのような方向に導いていきたいのか、見えてくる。全員を均一にすること。この試みは成功したようだ。街行く人を見ればいい。全員マスクしている。2年前もそうだったし、去年もそうだった。今年もそうなるかもしれない。

2類から5類への格下げが検討される。さすがにこれで、バカみたいなマスクも終わるのではないか。そう期待したいところだけど、2年間のマスク生活に、案外居心地のよさを感じ始めた奴隷たちは、外そうとしないかもしれない。
ワクチンも8割が打った。誰も自分の頭で考えないということが、露呈した格好だ。こんな大人達ばかりなのだから、そりゃハルヒト君も失望して不登校になるわけだ。