真実を教えて下さい in 福島

「上野発の夜行列車降りたときから」という歌詞があるけど、夜行列車ではなく朝の新幹線で向かいました。上野から福島へ。
福島駅のプラットフォームに降りたとき、あるメロディーが流れてきました。『栄冠は君に輝く』。僕は兵庫県出身なので甲子園に来たのかと一瞬錯覚しました(笑)
この作曲者の古関裕而氏が福島出身なので、氏に敬意を表して、新幹線の発車時のメロディーに採用されてるんですね。

宮沢先生、倉田真由美さんなど、豪華メンバーだけれども、この日一番お客さんの心を打ったのは、ワクチン被害で旦那さんを亡くされたSさんの、その息子さんのスピーチだった
小学校3年生の男の子が、300人近い観衆の前に立ち、ワクチンで死亡したお父さんへの思いを語った。
「僕が冷たくなったパパを見つけました。
パパに会えないことが寂しい。
もっといっぱい遊びたかった。
バスケを教えて欲しかった。
なぜこんな危険なものを国は打たせるのですか?
やめて欲しいです」
シンプルな言葉で語るシンプルな思い。
宮沢先生の学者的な観点からの意見よりも、僕の臨床的な意見よりも、9歳の子供が語る亡き父への思いのほうが、会場の人々に対してはるかに強烈なインパクトを与えた。
会場全体がすすり泣いていた。
僕は、言葉が持つ力というものを、改めて思い知らされた。

宮沢先生のトークは熱量満タンだった。ユーモアがあって、会場には笑いが起こったし、僕のようなコロナ関係にある程度詳しい人もうならせる内容だった。
たとえば、「ワクチンの品質が均一ではない(プラセボもあればdeath shotもある)という話が陰謀論のように語られているけれども、これは当然あると思う。たとえばLNP(脂質ナノ粒子)の溶液を注射するにしても、シリンジに吸引するときに濃度差が生じ得る。経験的には10倍くらいの濃度差があっても不思議じゃない。それに、バイアルの保存状態(輸送のときに悪路で撹拌されたかもしれないし冷温管理が徹底できなかったかもしれない)によって、質が変わることはあり得る」という指摘を聞いて、なるほどと思った。
宮沢先生は、昔から一貫して同じことを言っている。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n82309e749c91

1年前の記事だけど、今改めて読むと、まるで予言のようだ。引用しよう。
以下の言葉は1年前のものということを念頭においてください。
「あと、やばいなって思うのは、コロナワクチンが変異株に対して感染防御効果がないだけならまだしも、逆に感染しやすくなる可能性。これ、本当にやばいと思う。冬に全然違う変異株が出たとき、ワクチンを打った人だけが重症化しやすい、っていう可能性は十分ある。
だから、僕は言ってるんです。「コロナを今止めたいかもしれないが、医療者への接種は全員ではなく、せめて3分の1にしてくれ」と。
コロナワクチンを打った医療者全員が変異株によって重症化したら、日本の医療はパニックになる。
10%の確率で墜落する飛行機があるとして、そこに医者全員を乗せるようなものです。墜落は、即、医療の崩壊を意味します。こんなリスクのある施策を、行政がとってはいけない。
僕は自民党の議員にこの点を指摘して、何とかしてくれるよう言いました。しかしどの議員も及び腰です。
どうせワクチンの作用発現なんて、ゆっくりだから大丈夫っていう先生がいる。でもそれって詐欺でしょ。コロナウイルスは何度もかかる。同じウイルスに何度もかかる。なのに今全員にワクチン打ってどうするのかって思う。でも〇〇教授は「細胞性免疫を誘導してるから大丈夫」っていう。いや、怖いよ。ワクチン接種によって、普通に感染する以上に強い免疫誘導をすることについて、恐怖感がなさすぎる。自分の血管内皮を攻撃しちゃうかもしれないんだよ。
さらに突っ込んだことを言うとね、僕は免疫というのは有限だと思っている。何かに対する免疫がつくと、何かに対する免疫は下がると思う。他のウイルスに対して弱くならないか、って危惧してるわけ。たとえば、大して恐れる必要もない弱小国の軍隊に対して、自衛隊が戦力の50%を割いたらどうなるか?結果は見えている。中国軍にあっという間にやられるだろう。不必要に強すぎるワクチンはダメなんだ。論理的に考えて、血栓や流産は当然起こり得る。偶然起こるんじゃない。必然だよ。ワクチンでサイトカインを暴走させているわけだから。予言しておくけど、精神的不調も続発しますよ。
はっきり言って、ワクチンに関して、みんな常軌を逸している。僕がこれまで尊敬していた専門家が、テレビの中では、とんでもない頓珍漢なことを言っている。僕は聞きたいんです。一体何があったんですか?なぜ当たり前のことを言わないんですか?お金ですか?圧力ですか?」

宮沢先生に唯一賛同できないところがあるとすると、マスクに対する見解(「マスクはきっちりすれば感染症の予防効果がある」)だけかな。
それ以外は全面的に同意します。この前、小林よしのりのシンポジウムで井上正康先生と大喧嘩したという話を聞いている。「コロナウイルスは糞便により感染する」という井上先生の主張と、「エアロゾルにより感染する」という宮沢先生の主張が正面衝突して、乱闘レベルの騒ぎになってしまった。
糞便感染するという論文は確かにあるから井上先生の主張も分かるけれども、世界の潮流としてはエアロゾル感染(空気感染)説で、だからこそマスクは意味がないというのが僕の理解です。

宮沢先生は東京生まれで、少年時代、中学高校と関西で過ごして、東大入学後は研究者として長らく東京で過ごし、10年ほど前に関西(京大)に戻ってきた経緯があって、講演のなかでも関西弁と標準語がちゃんぽんになってて、謎の言語になってる。そういうのも含めておもしろかったです(笑)

今回、鎌田竜彦先生から講演のオファーをいただいたとき「宮沢先生と倉田さんにも出演オファーをしています」と聞いたので、「宮沢先生と倉田さんが来ることが確定しているのであれば、僕も参加します」という条件を出しました。僕はそれぐらい宮沢先生と倉田さんに会いたかったんです。

不躾ながら、倉田さんに会ってすぐにお願いをしました。「コロナワクチンで亡くなった被害者のことをマンガにしてもらえませんか?」と。
数か月前から漫画家を探していた。僕は文字による表現しかできないけど、それでは届かない層がいる。ワクチン被害はいろんな表現で伝えられるべきだ。鵜川さんのようにドキュメンタリーを作って、それで初めて伝わる人たちもいる。同様に、マンガにすることで刺さる層もいるに違いない。
しかし漫画家探しに難航していた。それで、「倉田さんに頼んでみよう。でも多忙な人で断られるだろうから、別の漫画家さんを紹介してくれるようお願いしよう」、そこまで内心決めていた。
しかしいざ実際にお会いしてお願いしたところ、興味を示してくれた。「私の他にもふたり漫画家の知り合いがいるので、共作という形はどうでしょうか」と。
話が前に進みそうだ。進捗があればまた報告しますね。

講演後、懇親会があって、そこである女性スタッフからこんな話を聞いた。
「高校を卒業して上京した。20代を東京で過ごしたけれど、時はバブルの真っ盛りで、私もジュリアナで扇子を持って踊ってた。最高に楽しかった」
見た目、僕と同じくらいの年齢だろうと思っていたから、妙に思った。恐らくアラフォーだろう。ということは、バブルの頃は12,3歳とかだろう。しかしジュリアナで扇子を持って踊っていたというのは、、、
年齢を聞いてみると(←失礼)、もうすぐ還暦だという。全然見えない。「肌ツヤツヤしてるやん!」
よくよく話を聞いてみた。「青森に住んでて、毎日源泉かけ流しの温泉に入ってる。そのせいかもしれませんね」
ああ、なるほど。そういうことか。
うらやましく思った。青森には名湯が多い。癌などの難病治療のために湯治に行く人もいる。そういう温泉に、毎日当たり前のようにつかっている。こんなぜいたくなことはないだろう。
僕は大学が長野だったので、大学時代は毎日のように温泉に行ってたから、その時代を懐かしく思った。
https://clnakamura.com/blog/5178/