真実を教えて下さい in 茨城
昨日は茨城で『真実を教えて下さい』の上映会で、上映会終了後、僕も1時間ほど講演をしました。茨城ならではの内容も盛り込みたいと思って、以下のようなスライドを作っていましたが、時間の関係でお見せできませんでした。
茨城といえば水戸納豆で有名です。実際、都道府県別の一人当たりの納豆消費量としては全国で5位。かなり粘り気のある県なわけです(笑)
関西はあまり納豆食べないですからね。僕の父方は京都なんですけど、父も祖母も全然食べなかった。この傾向は恐らく年代をさかのぼるにつれて顕著で、父は「健康のために食べろ」と言われたらしぶしぶ食べる程度で、祖母は誰がなんと言おうと頑として食べなかった。「糸ひいてて腐ってる」とか言って、納豆を遠慮なく食べる僕に対しても嫌悪感を持つくらい。
最近じゃないですかね。ようやく関西でも食材として定着し始めたのは。テレビなんかで納豆の健康効果がやたらと言われるようになって、ここ20年ほどでじわじわと広がった。でも味を好きこのんで食べてる人は、今でもそんなに多くない気がする。僕は大好きなんだけどね(笑)
味噌、醤油、麹、日本酒などさまざまな形で発酵の恩恵にあずかりながら、なぜ関西では納豆が不人気なのか。これは完全に僕の想像だけれども、関西は麹文化が優勢だからじゃないかな。麹と納豆は、水と油、互いに相容れないところがある。
以前のブログでこんなエピソードを紹介した。
https://clnakamura.com/blog/5362/
有名な造り酒屋の一人娘が、ある男と恋仲になった。結婚しようということになり、男が相手方のご両親のもとへ挨拶にうかがった。しかし娘の父は、その男の職業を知るやいなや、怒気を込めて宣言した。「ダメだ!絶対に結婚は認めない!」
さて、なぜでしょう?なぜお父さんは結婚を認めなかったのか?
正解は「その男の仕事が納豆屋だったから」です。
実話かフィクションか知らないけれども、話としてはおもしろい。酒蔵で働く杜氏は納豆を食べないという話を聞いたことがあるから、恐らく実話なんじゃないかな。
そう、麹(酵母菌)のなかに納豆菌が混入すると、麹が全部だめになってしまう。それどころか、酒蔵自体が使用不能になる可能性さえある。
別に僕の祖母は造り酒屋の娘ではなかったけれども、関西人のなかには潜在意識的に「納豆は麹発酵の天敵」というのがなんとなくあるのかもしれません。
しかし麹の発育のためには敵視される納豆ですが、コロナ禍において、納豆はコロナから身を守ってくれる心強い援軍でした。たとえば次のグラフを見てください(データは@BBT_Success氏のツイートからお借りしました)。
納豆の消費量とコロナ死(100万人あたり超過死亡)は、負の相関(r=-0.337)があった。納豆を食べれば食べるほど、超過死亡が少ないということです。これは、「納豆にはコロナによる死亡を抑制する効果がある」とも読めるし、あるいは「納豆はワクチン接種のマイナス効果(超過死亡増大効果)を抑制している」とも読めます。
納豆よりも強い負の相関があったのは、味噌です。
味噌の消費量とコロナ死の関係です。相関係数r=-0.458と納豆よりも強い相関があった。
おもしろいですね。日本の発酵文化こそファクターXだったのかもしれません。
僕の講演のあと、鵜川さんがこんな話をした。僕も初めて聞く話だった。
「私は医者でも弁護士でもありません。ただの一経営者です。タイの王室マッサージのすばらしさを日本に広めたいと思い、この仕事を始めて今年で23年になります。『王室マッサージ』というのは名ばかりではありません。タイに日本人施術師を養成する学校を作り、タイ王室に出入りしている施術師を実際に呼んでレクチャーを受ける。タイ王室マッサージの技術と精神を、日本に本気で取り入れようと思っていました。
しかしコロナで状況が激変しました。コロナ前、2019年には全国で45店舗ありましたが、今は15店舗です。タイ現地にあった学校は閉校しました。
これだけ店舗数が減ったのは、確かにコロナのせいですが、私に原因がないわけでもありません。たとえば百貨店に出店しているのですが、百貨店から「従業員にマスクを着用させてください」と来るわけです。マスクには意味がないことを百貨店の担当者に説明するのですが、理解してもらえない。それで契約を打ち切られる。そういう形で、次々に閉店となりました。素直に百貨店の求めに応じてスタッフにマスクを着けさせていれば、こんなにたくさん閉店することもなかったでしょう。しかしそれは私の信念ではない。誰に何と言われたって、意味のないことはしたくありません。
今までこの話は黙っていたのですが、実は私、2019年の時点でこのコロナ騒動が起きることを知っていました。元タイ王室に出入りするマッサージ師のダーオが教えてくれたんです。忘れもしない、2019年の11月24日のことです。日本のスタッフを連れてタイに行き、技術研修を受けて、さて、日本に帰ろう、というときに、ダーオから声をかけられた。「ウカワ、ちょっといいか。話がある」
ダーオとは十年以上の付き合いがありました。彼は日本語ができないし、私はタイ語が十分ではないけれども、身振り手振りやお互いの下手な英語なんかも交えて、それなりにコミュニケーションはとれます。というか、言葉が十分に通じないがゆえの友情、みたいな感覚があって、恐らくダーオのほうでも私に同じような感情を持っていたと思います。いつもは陽気なダーオが、いつになく真剣な声で私を呼びとめました。
「ウカワ、もうすぐ病気が流行る。それはタイでも日本でも流行るし、世界中で流行るだろう。それからしばらくして、ワクチンを打て、という話が必ず出てくる。でもウカワ、私を信じてくれ。どうかそのワクチンは打たないでほしい」
そのときの私には、ダーオの言っていることがよく分かりませんでした。ただ真剣さだけは伝わりました。それでこう答えました。「分かった。約束する。ワクチンは打たない」
ダーオは少し安心した表情になりました。「よかった。でもウカワとこうやって話すのも、これが最後になるかもしれない」
実際その通りになりました。2020年になり、武漢で新しい感染症で人がバタバタ死んでいるというニュースが飛び込んできました。ダイヤモンドプリンセス号の騒動があり、日本でもコロナ感染者が確認され、次第にステイホーム、マスク着用、営業自粛、渡航規制なんかが始まり、世界は一変しました。タイに研修生を連れて行くなどという悠長なことはもはやできなくなり、学校は閉鎖せざるを得なくなりました。
「ああ、これがダーオの言っていたことか」とようやく彼の言葉の意味が分かりました。
王室に出入りしていた彼は、こっそり私にだけ、これから世界で起こることを教えてくれたんです。
彼のおかげで、私はこのコロナが偶発的な事件ではないことに当初から確信が持てましたし、ワクチンの危険性にもいち早く気付くことができました」