反ワクチンは受難の道

どんな医療行為を受けるのか、の自由が認められるのが本当だよね。
たとえば、風邪をひいて熱がある。どうすればいいか?解熱薬を飲む人もいれば葛根湯を飲む人もいる。ホメオパシーに頼る人もいればアーユルヴェーダに頼る人もいる。何もせず家でじっと寝て治す人もいるだろう。
英語には素敵な言葉があるよ。My Body My Choice. 自分の体なんだから、どういうふうにメンテナンスをするか、決定権は当然自分にあるべきだよね。
しかしこの例外が、ワクチンだ。
実際には(法的な意味で)強制ではない。しかし「我が子にワクチンを打たない」と決めたお母さんには、受難の日々が待っている。定期健診のたびに小児科医から「なぜワクチンを打たないのか」と問い詰められる。受け答え次第では、虐待(子供に適切な医療行為を受けさせない"ネグレクト")にあたるとして児童相談所に通報されかねない。幼稚園や小学校の入学にあたって、所定のワクチンを接種したかどうかチェックする学校もある。
さらに、周囲のママ友からのプレッシャー(「うちの子は予防接種もう全部受け終わったけど、お宅は?え、1本も打ってない?(宇宙人を見る目で)何を考えているの?」)、理解のない義母や夫からのプレッシャー(「かわいそうに、お母さんが変な宗教に染まって予防接種を打たせてもらえないなんて」)もある。
この苦難の道の険しさを思えば、ワクチンは実質"強制"である。

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小児ワクチンに限った話ではない。今後コロナをきっかけとして、ワクチンは単なる感染症予防策を超えて、国民を管理する手段になっていくだろう。
すでに「搭乗にコロナワクチン接種を義務付ける」と表明している航空会社があるし、この流れにホテル業界が追随するだろう。つまり、もはやワクチン接種なしには外国に行けない時代が来る。海外旅行を楽しむにも海外出張するにも海外の学会に参加するにも、ワクチンなしでは動けない時代になるわけだ。
下手すれば、コンサートやライブに参加するにも電車やバスなどの公共交通機関を利用するにもワクチン接種が求められるようになるかもしれない。

「打てばいいじゃない」と簡単に言う人は、わかっていない。基本的人権が侵害されてるんだよ?
どんな神様を信じてもいい自由、っていうのがあるよね。キリストを信じてもいいしアラーを信じてもいいしお釈迦様を信じてもいい。「この神様を信じろ」って他人から強制されたら嫌だよね。戦争が起こってもおかしくないくらいのデタラメだ(実際宗教がらみの戦争は無数にある)。「ある種の医療行為を強制する」というのは、それと同じくらい、ひどいデタラメをふっかけられてるんだよ。
「ワクチン打たなきゃ飛行機に乗れません」は、あくまで手始め。今後もっといろいろな自由が制限され始める。
致死率1%にも満たない感染症で、これだけワクチンだ何だと騒いでる。この状況を見て異常だと感じない人はヤバいよ。
いいですか、コロナがやばいんじゃない。それを取り巻く周囲の反応がやばいんだ。

コロナワクチンの接種が始まったこともあってか、最近ワクチン関係で不審な動きが多い。

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12月3日、小児科医ポール・トーマス氏が医師免許停止処分となった。トーマス氏は全国の講演会やYouTube動画、また著書を通じて、ワクチンの危険性に警鐘を鳴らしていた。オレゴン州では公立高校への入学にワクチン接種を義務化しようという動きが進んでいるが、トーマス氏はそれに強く反対していた。
要するに、州当局から目障りな人物としてマークされていた。決め手になったのは11月に発表したこの論文。
『ワクチンと各種疾患の発症率、病院受診回数の関係について』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33266457/

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ワクチンを打った子供は未接種児と比べて、オッズ比で、たとえば発熱9.57倍、耳痛4.11倍、喘息3.49倍、アレルギー性鼻炎6.47倍、貧血6.33倍、胃腸炎4.47倍、発症率が高くなる。
つまり、この論文で「ワクチンが万病のもと」ということを極めて分かりやすい形で証明してしまったわけ。この論文を読めば、ワクチン推進派はぐうの音も出ないだろう。
しかしこれが州当局の逆鱗に触れ、医師免許の停止となった。

僕もこの先生には以前から注目していて、ツイッターをやっていたときには彼の言葉を何度か紹介してきた。

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停止された医師免許が、今後復活することはないだろう。つまり、実質的には医師免許剥奪である。
苦しいのは、我が子を守るために反ワクチンを貫くお母さんだけではない。反ワクチンを標榜する医師も、今後受難の道を歩むだろう。

トーマス氏は、まだ医師免許停止で済んだだけマシかもしれない。反ワクチン活動は、命の危険を伴う。

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元製薬会社社員で、ワクチンの危険性を告発するサイト(learntherisk.org)の創設者ブランディ―・ボーガンさんが、自宅で死亡しているのが見つかった。
ちょうど1年前にこんな投稿を残している。

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1.私は絶対に自殺しない。
2.私にはやるべきことがある。困難で恐ろしいことだとしても、絶対くじけない。
3.息子は私のすべて。彼を決して一人にはしない。
4.うつ病の診断を受けたことはないし、抗うつ薬を飲んだこともない。
以下、10まで続く。よほど身の危険を感じていたんだろうね。

僕もいつか、彼女のように殺される可能性があるだろうか。遺書を用意しておいたほうがいいだろうか。
ボーガンさんには息子がいて、彼のためにも死ねない、というのがあっただろう。その点僕は女房子供がいない一人身だから気楽だ。
、と言いたいところだけど、今ではロン(犬)がいる。ロンはまだ10か月。もっと大きくなるまでは、僕がそばにいてやらないといけない。
、と言いたいところだけど、こいつは賢くて人なつこいから俺が死んでもすぐ誰かに拾ってもらえるやろうなぁ笑

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