講座中止のお知らせ

NHK文化センターの担当者から連絡があり、4月19日に予定されていた僕の講座は中止(あるいは時期未定の延期)となりました。
すでに申し込んだ人には後日担当者から連絡が行き、全額返金されるとのことです。

こういう状況なので仕方がないことではありますが、なんとも残念です。
ただ、多くの人が申し込んでくれたことは、とてもうれしかった。お金を出してまで僕の講座を聞きに来ようとしてくれた人がいる。そのことがわかっただけで、なんというか、僕としては「おなかいっぱい」という感じです^^
この騒動が今後どうなっていくか不透明だけど、文化センター担当者氏によると、
「現在東京都の状況は悪化の一途で、すぐに振替日を決められませんが、秋講座(10~12月)を目指して、また相談させて頂ければ」とのこと。
つまり、騒動が収束すれば、また後日講座をすることになるかもしれません。

文化センターからこの話を頂いたときは、コロナがどうのこうの、なんて話はまったく出ていなかった。
コロナビールの売り上げも平年並み、大阪コロナホテルの客足が減ることもなく、キラキラネームの「ころなちゃん」も別に自分の名前を卑下する必要もなかった^^;
しかしこの2か月ほどで、文字通り、世界が一変してしまった。

小池知事が首都封鎖の可能性にも言及し、都民らに慎重な行動を呼びかけた。具体的な中身のない会見だったけど、一部識者は、これをある種の時間稼ぎと見る。
つまり「年度末の3月中にロックダウンなどの強硬措置を行えば経済的な被害が大きいが、まだしも4月以降であれば」という配慮だと見ている。
不気味な読みだが、当たるかもしれない。
というか、すでにアメリカやフランスでは実施されているのだから、日本だけ例外と考える理由はない。

ロックダウンが宣言されればどうなるだろう。すでに先例があるのだから、諸外国の場合を見てみよう。
パリでは、外出には許可証が必要。健康のための運動として、自宅から1キロ以内、かつ、1時間以内の散歩は認められている(犬の散歩ができてよかったなぁ)。
警察や憲兵隊が取り締まりの目を光らせていて、悪質な違反者には罰金が科せられる。中には日本円で44万円の罰金を命じられた人もいる。「禁止されるとやりたくなる」天の邪鬼がいるもので、普段ろくすっぽ外に出ないくせに、出たらダメとなったら外出したくなるっていうね^^;
2人以上が立ち話をしていると、警官に許可証の提示を求められ、「運動は一人でするように。そして立ち止まるな」と警告される。
家族や同居人以外の他人が3人以上集まるのは禁止され、さらに、他人との距離を最低1.5メートル以上あけるように求められる。
こういう"禁忌"はユーチューバー的には格好のネタだから、悪乗りするアホはぎょうさんおるやろな^^;犬のコスプレして四つん這いで歩いて、「どこまで憲兵隊に注意されずにいけるか、やってみた」ってやってる人がいたな^^

アメリカでは全米50州のうち22州で不要不急の外出、出勤が禁じられ、生活必需品を扱う店以外(娯楽施設、飲食店など)は閉鎖されている。
州ごとで違うが、買い物、通院、散歩の外出はオッケーで、さらに仕事のなかでは、食料品店、治安当局、医療機関は出勤してもいいとされている。

日本でも同様の措置が行われる可能性がある。すると、どうなるだろう。
「医療機関は開業オッケー」ということなら、僕は一応仕事を続けることが可能だな。
でも物流が止まれば、サプリとかの購入もできなくなるかも。となれば、患者に迷惑がかかるな。
というかそもそも、原則外出禁止となれば、患者もほとんど来ないかもしれない^^;

しかし、、、
最後に、都市伝説めいたことをひとつ。
ニュース報道を見ている限りでは、ニューヨークはパニック状態で、病院はcovid-19患者で溢れかえり、医療資源が不足し、野戦病院の様相を呈している、という。
そういうことになっている。
でもtwitterには、ニューヨークの病院関係者の声がたくさん流れているんだけど、マスコミが報道するようなパニックは、全然起こっていない、っていうんだよね。下はtwitterから。病院は空っぽで、勤務してる医療関係者は勤務時間カットで帰らされるんだって。

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不思議だね。なぜマスコミ報道と現地の声がこんなに違うんだろう。
「パニックを演出し、経済を麻痺させ、金融システムを再編したい一部勢力がいる」なんてことを1ヶ月前に聞いたとしたら、くだらない陰謀論だと鼻先で笑ったと思う。でも今考えると、荒唐無稽な話ではないと思える。

しかしひと昔前ならいざ知らず、誰もが情報発信者になれるこの時代、911のときのように世界をだますのは難しいよね。
ただ一般論として、パニックというのは、一部の人にとっては絶好の機会でもある。
通常時なら、安全性が十分確認されないと承認されない医薬品が、パンデミックという名目のもとに、すばやく承認されるかもしれない。
いつもはワクチンに慎重なスタンスの人も「ワクチンを拒否して感染源になったらどうする」という圧力を受け、ワクチンを打たざるを得ないかもしれない。

今日はすばらしい快晴で、絶好のお花見日和である。僕のクリニックの近くにも桜で有名な公園があって、今、実に美しく咲いている。例年なら桜の下で、新入社員歓迎会などが行われている頃だ。
しかし今年は、桜の周囲が閑散としている。見る人もいないままに咲く桜は、どこか寂し気に見える。
そう、例年ならあり得ない事態が、すでに起こっている。
経済崩壊を起こす彼らの試みが、半ば成功しつつあるようにも思える。