有料化について

去年9月、ある企業の社長から僕にメールが届いた。
「東京でIT会社を運営しています。原告としてコロナワクチンの特例承認取消訴訟をされるということをブログで拝見しました。当社の役員会で検討した結果、今回の行動に敬意を表し、本訴訟について、会社として金銭的支援をさせていただきたいと考えています。
つきましては、挨拶も兼ねて神戸にてお話をさせていただきたく考えておりますが、可能でしょうか?」
ありがたい申し出である。実際にお会いしたところ、非常に気さくな方だった。
「中村さんの情報はとても勉強になります。厚労省などの公的機関のHPを読み、さらに、大橋眞さん、上久保靖彦さん、井上正康さん、高橋徳さんなど、個人の情報発信も参考にして、コロナの何たるかについて、自分なりに考えてきました
そのため当社では、コロナ禍の当初から、旅行/飲食は自由、PCR陽性になっても行動追跡しない、会社ではマスク不要(希望者はつけてもいいが長時間の着用は控える)、ワクチンは様子見を推奨、というのが基本スタンスです。
調べれば調べるほど、今回のウイルスは風邪の一種(弱毒性、強感染力)であり、日本人にとって共存可能なウイルスだとの思いを強くします。それなのに、なぜ自粛、なぜマスク、なぜワクチン、なぜPCR、なぜ2類相当と、「なぜ」しか出てきません。
科学が国策に負けた、と感じています。なんとか元の生活に戻し、活気のある日本、差別のない日本になって欲しいと考えています。
それで、今回中村さんが原告として起こす裁判を、ぜひ応援したいと思っています。些少ながら協力させてもらえれば、と思います」
ありがとうございます。いや、こんなに高額な寄付、非常に申し訳ないです。僕のほうでも、今回の件、ブログに書かせていただきます。せめて、御社の宣伝になれば、と思います。
「いえ、それはどうか控えてください。宣伝のつもりでやっているのではありません。ただ、感謝の気持ちなんです。中村さんの日頃の情報発信、また、今回訴訟という具体的な行動を起こされたことへの、敬意と感謝です。何も対価は求めていません。
それと、世間の大半がコロナ脳の今の時期に、会社として、あまり表立って反コロナ、反ワクチンを出すのは、どうしてもはばかられますので」
寄付のことはどうか内密に。ブログなどにも書かないでください。そのように希望されたので、僕も記事に書かなかった。こういうことがあったのが、半年前のこと。

そして、つい先週。この社長さんから半年ぶりに連絡があり、神戸でお会いすることになった。
「『ブログの有料化』の記事を読みました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n046d5b133d08
あれを見て、ぜひ直接会ってお話をしたいと思いました。
ワクチンによる被害者救済にお金がかかるのは、分かります。そこで、私としては、鵜川さんとも話をした上で、裁判の費用面について協力したいと思っています。
その代わり、中村さん、ブログの有料化はやめてもらえませんか?有料化するとしても、せめて後1年、待ってもらえませんか?
中村さんの記事は2年前から読んでいますが、私、本当に助けられたんです。他にもそういう人はたくさんいると思います。有料になって、月千円だとしても、それぐらいの金額なら多くの人が購読するでしょう。それでも、有料か無料かの違いは非常に大きくて、有料化すれば、記事を目にする人は間違いなく減ります。こんなにもったいないことはありません。私としてはもどかしくて仕方ない。中村さんの記事は、もっと開かれた、もっと公共のものであるべきだと思います。ご存知ですか?中村さんの記事のおかげで、本当に多くの人が救われているんですよ?こんなにも有益な記事が、お金を払う人だけに許された密かな楽しみ、であってはいけません。少なくともコロナが収束するまで、あと1年は今のまま無料で続けてもらえませんか?裁判費用の足しにするための有料化、ということならば、裁判費用は私のほうで協力しますから」

僕としては、こんなにうれしい言葉はない。
そう、裁判費用の足しにするための有料化なのだから、社長がそこを支援してくれるというのだから、有料化する理由がなくなってしまった。
だから、有料化の計画は流れました(笑)今後とも無料でやっていきますので、よろしくお願いします。

しかし、今回の話はこれで終わらない。
上記の記事『ブログの有料化』を書いた時点では、本気で有料化するつもりだったから、note社に有料マガジンの申請をした。
すると、なんと、有料化不可との連絡がきた。

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企画の新規性、著者の独自性、集客の見込み、これらの観点から見て、僕の記事は定期購読マガジンにすることはできない、という。
全然意味が分からない。どういうことでしょう?

というか、以前に申請したときは、普通に通っていた。たとえば、こんなふうに有料化できていた。前回と今とで、何がどう違うのか?
https://note.com/nakamuraclinic/n/n3af45dfb6b53

社長の話があったから、僕としては有料化するつもりはなかった。だから、noteの定期購読マガジンを開設してもしなくても、もはや関係ない。しかし、根拠不明の理由で「有料化できない」と言われては、納得できない。

だいたい、僕の記事には、冒頭にデカデカと警告文がつく。

スクリーンショット (5310)

これって検閲そのものでしょ。僕の表現の自由に対する、まぁまぁの侵害だと思うんだけど。

あと、僕の記事はググっても出てこないようになっている。グーグルが検索順位を操作してるのかと思ったら、意外にも、note社が自主的にやっているという。この点については以前に書いたことがあるが、note社に聞いてみたいと前々から思っていた。

今、弁護士に相談しています。近々弁護士のほうからnote社に質問状を送る予定です。
審査の内容や基準について説明をしてもらう。「基準についてはお答えできません」みたいな定型文を送り返してくるようであれば、そういう不誠実な対応をするようであれば、ちょっと暴れるつもりでいます。