回収し損ねた伏線

ワクチン、マスク、アクリル板、黙食、手洗い消毒、ステイホーム、、、
この3年間、我々はさんざんデタラメな感染症対策をさせられたわけですが、50年ほど経ったときに、最も恥ずかしいのは、アクリル板じゃないかな。

孫が言うんですね。「おじいちゃん、これ、何で間仕切りしてごはん食べてるの?」
90歳の僕がこう答えます。「ウイルス対策だよ。この板を立てていれば、ウイルスを防げるからね」
すると孫が、宇宙人を見る目で僕を見て「この板で、、ウイルスを、、防ぐ?
「そう、当時の人々はそう信じていたんだ」
「おじいちゃん、50年前の人ってバカだったの?
僕としては、半世紀前の先人の名誉を守るために、「いや、コロナウイルスという目に見えない病原体への恐怖のせいで、半狂乱に陥っていたんだ。恐怖に陥ると人間は何だってするものさ」と弁護するが、孫は、軽蔑をあらわにして、
「おじいちゃん、僕、本当は知ってるんだ!歴史の授業で習ったよ。

アクリル板どころじゃない。本当は授業中、タケコプターつけてたんでしょ!生徒たちのソーシャルディスタンスを保つため、とかなんとか言って、こんな帽子をかぶらせていた。見ていて、僕のほうが恥ずかしいよ」
いや、ちょっと待ってくれ。このタケコプターは普及しなかった。導入しようという動きがあったのは確かだが、さすがにあまりにもバカバカしくて、現場が抵抗した。おじいちゃんたちにも最低限その程度の理性はあったんだよ。
「マスクだけじゃなくて、ゴーグルも付けてたって何かで見たよ」

それも誤解だよ。誰もゴーグルなんてしていない。でも、ファウチがゴーグルをつけさせようとしたのは本当だ。日本眼科学会も「コロナは目の粘膜からも感染する」とテレビで宣伝して、ゴーグル着用への布石を打っていた。

しかし諸事情でポシャったようだ。
そう、当局としてはコロナ不安をあおるためにもっと推進したかったものの、現場の反発があまりにも強かったのか、あるいは、当局も「そこまで必要ないかな」と妥協したのか、結局広まらなかった。そういう感染症対策がけっこうある。上記のタケコプターもそうだし、ゴーグルもそう。

犬や猫もコロナウイルスに感染するから、「ペットにもコロナワクチンを!」という主張があったけど、これも消えた。多分、致死率高すぎて、人々が危険性に気づいちゃうから取りやめになったんじゃないかな。

「動物園の動物にもコロナワクチンを!」という主張があって、こっちは実現した。そして多くの動物が接種後に死んだ。感染症対策の名を借りた動物虐待です。

今にして思えば、恐怖を煽りまくったものの「あの設定どこ行った?」みたいなやつはいっぱいあるよね。
すぐ思いつくのは、サル痘。
「コロナの次はサル痘か!」と、うんざりしていたところ、

あっさり、サル痘終了宣言

しかし律儀に終了宣言が出るのはまだいいほうで、人々が「あの話どうなった?」と突っ込まない限り、忘却の彼方に消えていく設定のほうがはるかに多い

「すれ違うだけで感染:デルタ株に打つ手なし」

すれ違うだけで感染ってすごくないですか?「半径1m以内に近づくだけで妊娠」ぐらいのパワーワードだ(笑)
しかしこのデルタを上回るのが、ラムダ株。

「すれ違うだけで感染」の上をゆく感染力って、一体どんなの?
?「念じるだけで感染」とか(笑)
しかし驚くのはまだ早い。さらにこの上を行くのが、イオタ株である。
その感染力は、デルタ、ラムダを15~25%上回る。

まとめると、こうである。
すれ違うだけで感染するデルタ株よりも、さらに感染力の強いのがラムダ株であり、それよりも15~25%上回る感染力なのがイオタ株である。

デルタ<ラムダ<イオタ

最強と思っていたキャラが、次なる強敵に比べれば実はザコキャラで、その次なる強敵も、さらにその次の強敵に比べればザコキャラで、というこの感じ。ドラゴンボール的な、力のインフレ感。
何かに似ていると思ったら、そう、ボジョレーの感じと似ている。

しかし、この最強の感染力を誇るラムダやイオタはどこに行ったのか?
どこに行ったのか、誰もフォローしてない。布石は回収されないまま、自然消滅した。
ただ、この手の少年誌的(ジャンプ的)な「次なる最強」のあおりは、まだ継続中で、

現在2023年1月時点で、コロナ界(なんやそれ)最強のウイルスはクラーケンらしいです。
しかし2023年5月現在、また下剋上が起こり、現在最強はアークトゥルスとのこと。

実効再生産数はそれまで最強だったクラーケンを上回るアークトゥルス
とか言われても、もう全然入ってこない(笑)人々の恐怖をあおる力は、もはや1ミリもない。
みんなこんなニュース見ても、「もうええって」とか「まだやんの?」としか思っていない。
実際、今「クラーケン」で検索したら、

それがコロナの変異株の名前であること自体、情報として出てこなかった(笑)

僕はコロナ禍の当初から、コロナのおかしさを言ってきました。僕がこの3年やってきたことは、いわば「ツッコミ」を入れ続けることでした。政府、御用学者、マスコミの主張を、額面通りには受け取らない。疑ったり、批判的に解釈したり、ときにはネタとしていじったり。こういう批判精神って大事です。
しかし、どうも、これからの時代は、批判精神を持つことは許されなくなるかもしれない。

オバマ「独立系メディアと根絶するために政府による徹底的な検閲が必要だ」

独立系メディアは政府にとってよほど不都合なのだろう。独立系メディアがコロナワクチンについて、人々の不安を煽ったがために、政府が思うように接種率が伸びなかった。次に同じ騒動を起こすとなったときも、やはり独立系メディアが、厄介になってくるだろう。そこで、今のうちに潰しておこう、となった。
政府にとって、ツイッターは目障りに違いない。ツイッターの情報のせいで、人々が政府のナラティブに騙されなくなってしまうから。
そこで、さっそくツイッターへの対策が行われた。

ツイッターの新CEOに就任するリンダ・ヤッカリーノは、WEFの幹部だという。この事実だけで、今後ツイッターがどうなっていくのか、だいたいの予想が付きそうなものだ。
ツイッターは、ユーチューブとかフェイスブックに比べれば検閲がまだマシだけれども、言論の自由を享受できるのもそれほど長くないかもしれない。


コロナ騒動の初期からその虚偽を主張しワクチンの危険性を主張していたRashid Buttar氏が突然死した。

本当に殺しちゃうんだから、笑えない。しかも、この時期にね。もうコロナは終わったんだから、コロナ騒動の初期からワクチンの危険性を主張してきた学者たちは、殺されないで無事に乗り切ったと思っていた。でもそうじゃなかった。コロナが終了した今でも、殺される可能性が普通にあるっていう。

コロナは終わったけれども、今後コロナに類する同じような騒動が起こったとき、立ち上がるのは同じようなメンツじゃないかな。世界でも、日本でも。今ツイッターで情報発信してるインフルエンサーが、次なる騒動でも、政府の発信する情報の虚偽を訴え、拡散すると思う。
だからこそ、次なる騒動に備えて、彼ら、今のうちから先手を打って、目障りなインフルエンサーを”消してる”んじゃないかな。