よう寝ると猛然と自信がわく。
マイルールや哲学をまとめるマガジン、はじめました。第2回をお届けします。
疲れちょると思案がどうしても滅入る。よう寝足ると猛然と自信がわく。
坂本龍馬の言葉である。
私はこの言葉がとっても好きだ。
心の不調や頭の疲れはほとんどの場合、
体の休息が足りていないことに起因する。
なのにみんな、"不調であるコト"に焦り、
自分を責めて、もっと頑張ろうとする。
本当に必要なのは休息なのに。
高校時代から少林寺拳法に励み、
全国優勝を目指した青春時代を送った私も
「気合い、やる気、元気!」を武器に
起業し、体力を武器に走ってきた。
でも、心と頭の不調に悩むとき、
湯船に浸かる時間がなかったり
睡眠時間が短い(長くても眠りが浅い)という
共通点があるということに、ある日気付いたのだった。
結果に悩むばかりで、原因を見落としていた。
ゆっくり湯船に入り、
深く眠りにつくことができた翌朝は
心と頭が軽くなり、問題が次々に解決していく。
なんだ、ボトルネックはここにあったのかと
スッキリした気持ちになった。
それから、不調のとき、自分を責めなくなった。
冒頭の言葉で、坂本龍馬が言っているのもこのことだ。
心の余裕、良い思考、朗らかな表情は
よう寝ることが基盤となり、実現するのである。
「好きなことがわからなくなった」「やさしい気持ちを持てない」「自分が何をしたいのかわからなくなった」
最近、そんな悩みを口にする友人が多いのだが、
そんな風に悩んでいる人には、
まずゆっっっっくり休んでほしいと思う。
ゆっくりではなく、ゆっっっっくり、だ。
心の反応は、体のS.O.Sであり
体の反応は、心のS.O.Sでもある。
にもかかわらず、むしろ自分を責めて、
さらにがんばってしまう人が多い。
体の声を、もっと聞こう。
命より、健康よりも、大切な仕事なんてない。
絶対にないのだ。
最近なんだか本調子ではないなという人は
✔️十分な睡眠時間をとれているか
✔️ゆっくりと湯船に浸かっているか
✔️栄養とれた食事をとれているか
振り返ってみてほしい。
もし1つでも欠けていたら、まずはゆっくり休んで。
時にそれを「逃げだ」と言う人もいるかもしれない。
そんなの放っておけば良い。
ゆっくり休めばいつも通りの自分が戻ってくる。
そこからまた、歩みを始めればよいのだから。
このエントリを遠くに旅立ってしまった
大切な友人へ捧げます。
同じことが二度と起きぬことを心から願いつつ
明日からの新年度、私にできることを、
精一杯全力でやっていきたい。
信条や志、自分との約束をまとめたノート。不定期更新。
明日につながる勇気や、
前向きなエネルギーを届けられたら嬉しい。
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