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【活動報告】4月さぼり場 ワイン好きの会 今月の3本!

グッと「ビフォーコロナ」に戻ってきた今日この頃です。「アフターコロナ」と言うべきなんでしょうか?ビフォーアフターの差を考えるといろいろ思うことはありますが、この会に関しては、ディープな「WineLover」の皆様にとってお楽しみいただける会となってきた印象があります。今は皆様、旅行に外食、懇親会などお忙しい時期だろうなぁ・・・と思いつつも地道に開催していきます。

中村直哉主観「4月の3本」

業者向けの試飲会が開催されるようになり、追いかけ続け「これ良いなぁ・・・こっちも良いなぁ・・・」とリストを作っていったら、全てイタリアになってしまいました・・・悪い癖なのでしょうか・・・

①プロセッコ・スーペリオーレ "ヴァラール・スイ・リエヴィティ" ブリュット・ナチューレ 2020 / カンティーネ・ディ・ソリゴ
これは、衝撃というか「ここまで自由で平気?」と思ったワインです。「ナチュール=自然」というより、「フリーダム=自由」です。スパークリングワインを振って飲んでくれ!と裏ラベルに書いてあるのは驚きです。澱を拡散させて濁り酒のような発想なんです。澱は酸味と旨味があります。甘味のあるプロセッコにはバランスが取れて面白い発想だと思います。

⑩"ペル ティ" ヴィーノ・ロザート NV / ドージオ・ヴィニェーティ
ピエモンテの土着品種”フレイザ”のロゼなんですが、この品種は赤ワインにするよりロゼの方が生かされる気がするんです。赤ワインにすると青い果実感とボディの細さを感じる。ロゼにすると酸が綺麗で伸びがいい。果実の繊細さも表現できる。美味しいロゼです!

⑬キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ2018/カサーレ・デッロ・スパルヴィエーロ
新入荷の生産者が良かったので、全キュヴェをオンリストして飲み比べてみました。リゼルヴァだけ少し異質というか・・・Brunelloっぽいんですよね。

それでは、お客さまが選ばれた3本のご案内です!

②セパージュ・スプマンテ・ブリュットNV/レ・モレッテ

スプマンテがここに入るのは珍しい!マイナーな品種ですが、お花のような香りに、味わいはキリッとしていて酸も綺麗。お客様からのご意見の中に「ラベルがイタリアっぽくなくてフォーマルでいい」という意見もいただきました。銀座の「某出稼ぎ先」にもお勧めしたところ、グラスワインで採用されました。


⑥キッラNV / ジャコモ・バルベーロ

こちらの良さは、この地域の代表品種をバランス良く混醸したカジュアルワインというところだと思います。それぞれの品種を単一醸造で作ったワインと比べて、それぞれの良いところが生かされていると思います。
「余った葡萄を混醸したのでしょう?」と思われがちですが、それに適したアプローチがされているワインだと思います。


⑩"ペル ティ" ヴィーノ・ロザート NV / ドージオ・ヴィニェーティ

日本でロゼは、売れないんですよ・・・欧米では、ものすごく売れるのに・・・食文化の違いなのでしょうか?このロゼは、キリッと締まった味わいのロゼなので日本の食文化にも合いそうな気がしています。
そんな点が評価されたのか、季節のおかげが、ロゼが今月の3本に入りました!

4月の結果報告が、5月開催の前日になってしまいました・・・申し訳ございません。今月は初の出張開催です!「Flower the Day」様に素敵なオファーをいただき、地域にチラシまで・・・ありがたい限りです(泣)
5月は、個性派揃いのラインナップとなっております!!

【さぼり場 ワイン好きの会 5月】
☆Flower the Day開催
5/13(土) 11:00-18:00
☆さぼり場開催〜二時間制&予約制〜
5/12(金) 17:00-21:00
5/14(日) 13:00-17:00

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