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【長崎市】稲佐立体交差問題はこう解決すべし❗️

昨日、twitterでも発信いたしましたが、稲佐の立体交差について記事が出ています。
雨量が多い時などは、凹んだ地形の部分に水が貯まることで近隣の地区を浸水の危険から守ってきたダム機能があります。

現在、長崎市の「稲佐立体交差」平面化が難航しています。
地元説明会が紛糾するという声を聞き、先日現状を確認しました。
埋めることで平面化を実現する計画ですが、そのために上述したダム機能が損なわれ、大雨の場合は土地が低い宝町や幸町が浸水のリスクが増します。

しかし現条件を確認すると、線状降水帯など近年の大雨の実績値を下回る降水量でシュミレーションしていることが判明しました。
私は風力発電の設計者でしたが、風況の実績に更に安全率として余裕を加味します。しかし、今回は余裕もありません。
10年前の計画のままの条件で、計算条件の見直しを求めました。

埋めるのではなく橋を掛ければ、ダム機能を維持し、コストダウンできる可能性もあります。
これまで埋める前提で、十分なケーススタディがなされてなく、言葉がないです。
そもそも住民のみなさんはそのままで良いと言っています。大事なのは、住民の理解と安心安全な暮らしです。

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