【WEB立ち】ヤングケアラーの家事支援について

私は毎朝8時半からstand.fmでWEB立ちという配信をしています。
その日の長崎新聞の記事からピックアップした内容をお届けてしています。

今日のテーマはヤングケアラーの家事支援について。
記事はまだ出ていないので後日こちらにリンクを貼るようにいたします。

ヤングケアラーについては最近のメディアでよく扱われるようになりました。
▼厚生労働省 「ヤングケアラーについて」
https://www.mhlw.go.jp/stf/young-carer.html

ヤングケアラー「YOUNG(若い)」と「CARER(世話する人)」を組み合わせ、英国で生まれた言葉とされる。日本ケアラー連盟などによると、大人が担うような家事や病気や障害がある家族の介護を日常的に行っている18歳未満の子供を指す。自由な時間が取れず、学業や進路に影響を及ぼすだけでなく、健全な発育や人間関係の構築を阻むとされている。

「本来大人が担うとされる家事や家族の世話などを日常的に行なっている子供」を指しており、一日にそうしたケアに費やされる時間は平均8時間とも言われています。


このヤングケアラーに対して、法整備が進められようとしています。
産経新聞のこちらの記事が詳しいです。
https://www.sankei.com/life/news/210517/lif2105170053-n1.html

厚生労働省と文部科学省がプロジェクトチームを作り、まずは都道府県単位で中高生のヤングケアラーの実態を調査するとのこと。

両省は、既に実施している保育サービスに加え、新たに家事や子育てを支援する体制の整備も必要と判断した。ひとり親家庭への生活支援の推進も検討する。必要な支援につなげるため、相談窓口を明確にする必要性を指摘。元当事者らによる相談事業への支援を進め、子供たちがアクセスしやすい会員制交流サイト(SNS)の活用なども求めた。

すでに実施している保育サービスに加え、新たに家事や子育てを支援する体制の整備も必要と判断とあります。
なお、子供たちがアクセスしやすい相談窓口の認知度を来年度から3年間で5割を目標にしているとの内容でした。

こうしたご家庭の中には、ネグレクトや家庭内でのしつけと称した厳しい子育ての状況などの問題を抱えたところも多くあるはずです。
そうしたご家庭に対しては特に、具体的なフォロー体制の内容を検討した上で、差し伸べる手であって欲しいと思います。

辛い状況下に置かれている子供達が一人でも多く自分の状況について誰かにヘルプを出せるような仕組みを整え、あるべき子供らしい生活を送れるようにと願います。


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