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7月4日「アルプスの麓へ」

朝、モンブランが遠くに輝き、シャンペンを口にして一日がスタート。レマン湖では、帆船が風に乗り、港はマストでいっぱい。そこで見た、孫を連れたおじいさんの姿が心に残った。スイスの物価の高さを考え、今日中にシャモニに向かうことに。モルジュからマルティニまでの電車で、たまたま隣になった日本人夫婦と盛り上がり、後ろの席からは横浜に住んでいた黒人の家族も交わって、車内は和やかな雰囲気に。

マルティニからシャモニへの登山列車は、まるで絶叫マシンのよう。約1時間半の間、谷底を見下ろしながら断崖絶壁を登り、アルプスの雪景色を堪能した。

シャモニに到着すると、観光客で賑わい、晴天の下、アルプスの絶景に心が躍った。インフォメーションでホテルをいくつか紹介してもらい、3軒目でようやく宿泊先を決定。部屋からはアルプスが一望でき、木造のきれいな部屋での3日間の滞在が待ち遠しい。

夕方、翌日訪れる予定のLe lac blancの下調べをしながら散歩。ロープウェイの情報を集め、翌日の計画を立てた。

夜は、日本から持参した米を炊き、旅の終わりが近づいていることを感じつつ、シャモニでの冒険に期待を寄せた。

【シャモニ観光情報】 シャモニは、ヨーロッパアルプスの麓にある観光地で、登山、ハイキング、スキーなどアウトドア活動のメッカ。特に、モンブランへのアクセスポイントとして知られ、世界中から冒険好きが集まる。街は山岳ガイドや登山用品の店、レストランやカフェで賑わい、アルプスの大自然を満喫できる。また、Aiguille du Midiへのケーブルカーは、海抜3842メートルの頂に立ち、モンブランをはじめとする雄大なアルプスのパノラマが楽しめる。さらに、Mer de GlaceやLe lac blancなど、自然の美しさに触れられるスポットが豊富にあり、どの季節に訪れてもその魅力を存分に味わうことができる。

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