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7月7日「氷河の滝」

今日は、ふと気づけば七夕。シャモニーからパリへの帰途につく。夜空の星は、オステリッツ行きの寝台列車の窓から眺めることになりそうだ。朝食を味わいながら、これからの荷造りを思案する。旅の終わりに差し掛かり、荷物を整理する時が来た。

夜行列車に乗るため、急ぐ必要はない。駅に着く適当な時間を選んで出発。ヨーロッパとの別れが近づき、最後のアプリコットを購入。旬の果実は甘く、旅の途中での楽しみだった。リュックには常に何かしらの果物が入っている。旅の間、季節ごとの果実を味わい尽くした。

シャモニーを発つ前に、サン・ジェルヴェ発の夜行列車の寝台を予約。フランスレールパスも最後の一回を残すのみ。シャルルドゴール空港への道のりに使う予定だ。

サン・ジェルヴェでの長い待ち時間。テロ対策で閉鎖されたコインロッカーには頼れず、荷物を引きずりながらの散歩となった。途中、公園を見つけ、そこで一息ついた。曇り空から晴れ間がのぞき、短い仮眠をとる。

公園を奥まで探索した後、氷河水が流れる川辺で休憩。時間を気にせず、お茶を楽しんだ。川を遡って行く人たちに続き、ついには氷河の滝を発見。長い間、求めていた光景に遭遇でき、感動した。

夕方になり、駅へと戻る。列車を待つ間、カフェで過ごした時間は、旅の終わりを惜しむ静かなひと時だった。

【補足情報:パリの観光情報】 パリ、愛の都市は、世界中から訪れる旅行者を魅了し続ける。エッフェル塔、ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂など、数えきれないほどの名所、美術館がこの街には点在している。セーヌ川沿いを散歩するのも、パリの魅力を感じる一つの方法。カフェで過ごす時間は、パリジャンの日常を垣間見ることができる貴重な体験。また、モンマルトルの丘からの景色は、パリを一望できる絶好のスポット。パリは、歴史、文化、芸術、そして美食の都として、訪れる人々に忘れがたい思い出を提供してくれる。

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