GoTo 名張

　みなさんこんにちは大阪府堺市でみなさまのちょっとした変化を応援しています。山本です。

今日は、かの近鉄特急に乗って名張にお邪魔してきました！

名張市って全国的な知名度はいかほどなんでしょう。(笑)奈良県だと思っている方が多いかもしれませんが、実は、三重県なんですよ。

名張が三重県に属していることを認識している大阪人ってどれくらいいるのかなぁ(^ ^)

名張市は、三重県の西の端にあり、人口 76,000 人で特急も止まるちょっとした町です。（なんか失礼？）

ゴルフや赤目四十八滝など自然を楽しむレジャーが多いので、車で訪れることが多い場所ですね。そう言えば電車で来たのは、初めてかもしれません。初めて知ったのですが、江戸川乱歩生誕の地らしいです。あの平井堅もここ名張。

今回の目的は、”ピラティスで名張を盛り上げたいと話す若き経営者を訪ねてお話を伺う”ことでした。一応、「GoToEat で伊賀牛を食す」というサブタイトル付きです（笑）

それにしても経営者のお話は、いつも新鮮で勉強になることばかりです。名張は、土地柄、工場や物流拠点が多く、高校を出てそのまま地元の工場で働く人が多いそうです。それがゆえ、本人たちにとっては働かされている感じなのだそうです。その事実をなんとかしたくて地道な活動に参加されています。

今日は詳しくは触れませんが、ほかにも、とても興味深いお話をたくさん伺うことができました。詳しくは、また、後日お届けする予定です。

さて、今日のお話は、コンビニ大手のファミリーマート。この企業を題材にした理由は最後にお話しするとして・・・

ファミリーマートの2020年度第 1 四半期はコロナの影響で大打撃を受けました。しかし、そのまま手をこまねいていることなく、第 2 四半期までに様々な施策を打ち出し V 字回復を達成しました。

出所：ファミリーマートホームページより

この V 字回復を果たした秘密の施策は、新商品開発と市場深耕・そして広告販促です。

具体的には、
① 既存商品（お母さん食堂）の強化
② 高付加価値商品の展開強化
③ 店舗＆デジタル＆TVCM の戦略的な広告販促
って全部じゃないですか？！

でも、ファミマがすごいのは、これだけではないのです。決算短信の資料によるとまだまだほかにも。QR コード決済の推進、ドコモなど IT 事業者との連携による広告などなど。

その中でも私が気になったのは・・・。

加盟店運営支援策として
① 時短営業
加盟店の判断で時短営業ができるように。累計 150 億円以上の支援金
③ 店舗運営サポート
発注端末システム刷新、自社求人サイトの利便性向上、マッチングサービス拡充、低収益店舗の日商・収益力向上
店舗再生本部受入：約 200 店舗 → 再 FC 化：約 100 店舗（期末見込）ストアスタッフ戦力化による FC 化後も持続可能な店舗運営環境を整備

要約すると、

「開けていられない状態のお店（人手不足、顧客不足）は休んでもいいですよ」

「生活費やアルバイト代に困るお店には、支援金をお渡ししますよ」

「求人のサポートから教育、システムの改良もやりますよ」

「最悪、ギブアップしたお店は、いったん本部が運営をして、うまく回りだしたらまた FC に戻しますよ」というこ

と。まさに、「至れり尽くせり」じゃないですか！

一時は、「コンビニの FC システムはひどい、極悪非道だ」なんていうニュースがあふれたこともありましたが、

実は、いざというときには、こんなに手厚いサポートが待っている。よく、フランチャイズは、親子関係や夫婦

関係にたとえられますが、ほんとにそれを実践している企業なんですね。

今月中旬には、伊藤忠による TOB が終了し、上場廃止となります。それによって、かなり経営の自由度

が上がりますが、いったいどんな改革が行われるのかとても楽しみです。

実は、今回は、個人的に裏の目的がありまして・・・

別に大それたお話ではないですよ（笑）GoToEat のチケットを発券することです。私の住む大阪では、フ

ァミリーマートがこの事業を担当しているのですが、予想以上の申し込みがあったため、用紙切れを起こし

ており、発券締め切りが延長されるといったちょっとした事件が発生しています。京都府などでも同様に用

紙切れが発生しているそうです。

「どうせ、家の用事もせずに三重県に行くならアレを発券してこい！」との家人からの指示を受けて名張へ

と乗り込んできました。

同行のメンバーもいる中、寄り道してもらうのは気を使うなぁと考えていたのですが、「な、なんと！駅併設のコンビニがなんとファミマだったのです！」

おかげで無事お家に帰ることができそうです。あっ！でも一部を伊賀牛に使っちゃいました笑